抗がん剤の性質をしっかり知り有効に使う事も大切

『難病といわれてもあきらめない』をモットーに、ホリスティックな医療カウンセリングや断食指導などを取り入れられているみうらクリニック院長 三浦直樹さんにお話を伺っています。

前回の記事はこちらから⇒患者さんがときめく治療をやらせてあげるのも大事

抗がん剤

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ーーー抗がん剤は悪いと言われていますが・・・

それは難しいところで、これは船瀬さんなどの批判ではないんですが、ウチは最初から抗がん剤をやって効かなかったから来る人がいるんですね。

そういう人に今更、抗がん剤が悪いよと言っても何の解決にもならなくて、落ち込むだけの話なんです。

今までやったかもしれないけど、今からできることもいっぱいあるからねって話を僕はしないといけないですね。

抗がん剤は、がんを消しきる力はないけど、人によるんですが小さくする力はあるんです。

だから血管や神経を圧迫している症状がでている人なんかは、上手にその時に必要な期間だけとか、効いている間だけとかを上手に使って乗り切って、その後また自然療法に戻るって方もおられます。

この間も自然療法をずっとやっていた、30歳代前半の悪性リンパ腫の女の子がいるんですが、どんどん頸部のリンパが腫れてきて、気道と食道を圧迫して食べ物が食べれなくて呼吸も苦しくなってきていた。

そして腫瘍の部分も、皮膚がばっくり割れてしまった状態でした。

彼女も自然療法にすごくこだわっていたんだけど僕からお願いしてワンクールだけちょっと抗がん剤をやってみない?と言ったんです。

そしてやったら小さくなり、呼吸も楽になり、食べ物も食べれるようになり傷口も塞がっていき、そこからまた自然療法に戻っていき、今は共存しているって人もいるんです。

抗がん剤のみで、ガンが消えきることは少ないんですけど、抗がん剤の性質をしっかり知り、有効に使う事が大切だとも思います。

抗がん剤の性質をしっかり認識して使う

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肝臓や膵臓・胆のう・十二指腸のガンなどの場合でも、胆管を圧迫して黄疸がでていたら、一時的に抗がん剤を使って圧迫をとって症状を抑えてその後にまた元に戻すというやり方もありますので。

抗がん剤の性質をしっかり認識して使っていくということですね。

使っていく以上は、副作用がでないような生活指導、食事、断食など、デトックス系の健康法も、しっかり併用してやっていただけるように指導していくことが僕ら現場の町医者の仕事でもあります。

だから、メディアで医療現場をあまり知らない評論家的な方が、『1回でも抗がん剤を使うと体がボロボロになるよ』とか書いてあることもるんですが、そんなことをうちの患者さんに言っても意味がないんです。

フェイスブックやメディアでも、患者さんがたくさん読まれているし、一人ずつ症状やケースが違うので、どなたが読まれても傷つかないように気を付けた発言を心がけています。

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三浦さんもっとはっきり言わないんですかってよく言われたりするんですけど・・・

例えばAさんとBさんがいて、Aさんのガンが消えましたという記事をあげると、Bさんのことは何も言ってないのにBさんが治ってない私はダメなんだって落ち込んでいくんです。

面白い日本人のメンタリティーです。

Aさんすごいね~って言うと、Bさんのこと何も言ってないのに落ち込んでいくんですね。これは心理学的にですが。

だからがんが治ったという記事も、あまりたくさんアップしないようにしている微妙な立場なんです、色んな状況の患者さんを看させていただいている町医者としてはね。

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みうらクリニック院長 三浦直樹

医師。1968年大阪生まれ。肉親のガンをきっかけに、西洋医学の限界と矛盾を強く認識。

以来約20年間、鍼灸や整体などの手技療法、マクロビオティックや漢方・薬膳などの食事療法、カウンセリングや催眠療法などの心理療法、

エネルギーヒーリングや気功法などの研究・実践を行い、必要に応じて西洋医学と組み合わせながら自然治癒力を引き出す治療(統合医療)を行っている。

2007年に臨済宗の僧・野口法蔵氏のもとで「坐禅断食」を学び、断食指導も行っている。

健康的生活習慣のアドバイスを行う一方で、『難病といわれてもあきらめない』をモットーに、ホリスティックな医療カウンセリングなども取り入れている。

著書「週1断食で万病が治る (週1日、2食抜くだけ!)」(マキノ出版)

クリニックのHPはこちらから⇒ みうらクリニック

日々、数多くのガン患者を診察している医師の目線から、それらにまつわる多くの情報を整理し、ガンに対する考え方や病院との付き合い方など、より具体的な内容をお話させていただきます。

詳しくはこちらから⇒ Dr.三浦直樹のガンの学校

youjo-labo編集部
養生ラボ編集部です。インタビュー取材、連載コラム編集など。
 

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