耳と腎臓の相互関係【食べた物が影響し耳の形も変わる】

『難病といわれてもあきらめない』をモットーに、ホリスティックな医療カウンセリングや断食指導などを取り入れられているみうらクリニック院長 三浦直樹さんにお話を伺っています。

「望診法の細かい部分別の話」

~耳について~

・以前耳鼻科の先生に 匂いがあるのは膿んでいるのが原因なのですかと聞いてみたところ、「関係ないです、何も問題ない。」と言われてたのですが。東洋医学的から見るとどうなのでしょうか?

結構欧米の人は湿り気が多い人傾向があり、日本人は乾燥系が多いと言われています。

お酒をたくさん飲む人、油をいっぱいとる人は、結構耳垢も脂っぽくて匂いがきつかったりします。または消化不良などをしていたりすると匂いが出てきたりします。

体液の問題や体全体の問題だと思います。

耳垢も分泌物なので、便などと同じで色や匂い状態などは、食べた物が影響し変わるのです。

ですので食べ物を変えれば変わります。

例えば僕の耳垢は、昔湿った感じのベタベタ系だったんですが、食べ物を変えてから徐々に乾いてきました。

髪の毛も昔は、すごいくせ毛だったのですが今はまっすぐになってしまいました。

食事でだいぶ変わったので面白いなと思います。

耳と腎臓の相互関係

耳に関しては腎臓と関係があるので、腎臓が丈夫な人は耳も大きくて体力があります。

例えば福耳です。東洋医学では耳が大きいということは腎臓も大きいという理論になります。

腎臓の上の副腎は、男性ホルモン、女性ホルモンといったスタミナを司る臓器があります。

ですので腎臓がしっかりしていると、体力がありよく働けるからお金も稼げますよーと言われている所以です。

それと男性ホルモン、女性ホルモンが出るので、昔のイメージで子孫繁栄、子宝に恵まれるとも言われています。

食事での耳の形の変化

例えば草食動物の耳は横に付いていますよね、肉食動物は耳が前を向いています。

家系的に肉食が続くとだんだん耳が立ってくるとされています。

実際、昔の日本人の年寄りはあまり正面から耳が見えない人が多いです。

分かりやすいように例を出させていただきますと、松井秀喜選手は耳がある程度倒れていて大きいですよね。

ところが、同じ野球選手でもイチロー選手はおさるさんの耳みたいに横に出ています。

イチロー選手は素早く動いて、松井選手はがっしり構えている感じですよね。

インタビューなど聞いていても、松井選手はあまり感情を出さずにゆっくり話しますが、イチロー選手は、面白いことを言おうとしたりなどする性格です。

そのようなものも表れてきます。

あまり感情を出さずにゆっくり話すのが、草食系の人の特性です。

草食系と言っても今の男女間の草食系ではなく、家系的なものです。

前者は粘り強く、じっくり努力するということに向いているので、職種でいえば企業の総務の方などはこの話を聞くと喜びます。

粘り強くやらないといけない仕事は耳が大きく倒れている人、逆にきびきび動きが欲しい人は横に出てる人など、結構当たりますので参考にするのもいいかもしれませんね。

僕が「せっかちですよね」とか言っているのは、結構耳を見て言ってることが多いです。

その他にも耳りょうが出ている方は、神経系が発達しています。

神経が発達しているので頭を使う仕事をにはすごく向いているのですが、ちょっと繊細なところがあり、神経質な面があります。

もちろん耳だけではなく、手や耳、全部見て言ってますけどね。

耳を一瞬にして柔らかくする方法

以前私のクリニックで指導者育成講座を開催していただいた世界中の凄腕治療者が認めた『天城流湯治法』主宰、杉本錬堂先生のオリジナルのやり方で耳を一瞬にして柔らかくする方法があります。

これはびっくりするくらい柔らかくなってしまいます。

まず耳を触ってもらって自分の耳の硬さを感じてもらい、人差し指を耳の穴にグッと突っ込んでいただいてある程度でいいです。

中指で上の耳たぶを曲げて親指で下の耳たぶをつまんで軽く引っ張るんですこの時に人差し指の入れ方が甘いと抜けちゃうので最初からある程度深く入れておいて、

これをやりながら両方をやって目をつぶって腹式呼吸を3回くらいやってみてください。

これで終わってからもう1度耳さわってみてください。

最初硬くても柔らかくなりますよね。

耳には全身のツボがあるので、そこが柔らかくなっているということは全身にとっていい 最近流行ってる神門メソッドと同じようなことをやるのですが。

そういったちょっとしたボディワークとかヒーリングだとかも交えながらやっています。

次回マキノ出版で出る望診法の本が杉本錬堂さんとの共著です。

是非お楽しみにしていただけたらと思います。


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みうらクリニック院長 三浦直樹

医師。1968年大阪生まれ。肉親のガンをきっかけに、西洋医学の限界と矛盾を強く認識。

以来約20年間、鍼灸や整体などの手技療法、マクロビオティックや漢方・薬膳などの食事療法、カウンセリングや催眠療法などの心理療法、

エネルギーヒーリングや気功法などの研究・実践を行い、必要に応じて西洋医学と組み合わせながら自然治癒力を引き出す治療(統合医療)を行っている。

2007年に臨済宗の僧・野口法蔵氏のもとで「坐禅断食」を学び、断食指導も行っている。

健康的生活習慣のアドバイスを行う一方で、『難病といわれてもあきらめない』をモットーに、ホリスティックな医療カウンセリングなども取り入れている。

著書「顔を見れば隠れた病気がわかる (内臓の不調を自分でチェック!)」(マキノ出版)「週1断食で万病が治る (週1日、2食抜くだけ!)」(マキノ出版)「Dr.三浦直樹 新次元の「ガンの学校」」(きれいねっと)がある。

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日々、数多くのガン患者を診察している医師の目線から、それらにまつわる多くの情報を整理し、ガンに対する考え方や病院との付き合い方など、より具体的な内容をお話させていただきます。

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