予防医学の重要性を説き続ける医学博士・脳神経外科専門医「田中佳先生」にお話を伺っています。
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ーーーリウマチは治らないんですよね?
そうですね、医学には「治る」という前提が最初からないんです。
これも散々言うんですが、医者が「治そう」とか「治療する」
だから一般の方々は「治る」と思い込んでしまうんです。
これを何と言うか?「勘違い」と言うんです。
医学における「治る」の定義は、
風邪をひいて、
根本的には風邪のウィルスを根絶する。
風邪を治せたらノーベル賞
これはすべての医者が知っていることです。
早期胃癌で丸ごと胃を取って完治とか言うでしょ?
本当の意味で医学的に治った状態に最も近い言葉が「寛解」
それでも医者は「治そう」って言うんです。なので、
臭いトイレに芳香剤を置くのが医学で、
芳香剤を置くだけ!?そんな!!となります。
ですからね、最初から確認しませんとね、
まあ、
医者が治療と口にしたら、
だからリウマチで自己免疫が関節を破壊するのを治めるには、
くどいですが、これは医学的には仕方がないんです。だって、
目的を達成するために発生する弊害は医学的には全て仕方がないん
何と言っても、
抗がん剤で免疫を落とすということは、
全免疫が働けなくなる訳ですから。
医学の治療でエイズに近づいたら健康になるんですか?
ーーーならないですね。
そうですよね、他の感染症で死ぬ確率がでてくるし、
他の感染症がでるかもしれない、
ついでに言うと、ステロイドも一緒なんです。
医学って、まあ、こういう論理なんです。
医学の中で考える限り、
だから、
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田中佳(たなか よしみ)医学博士・脳神経外科専門医
東海大学医学部を卒業後、同大学付属病院脳神経外科助手を経て市中病院にて急性期医療に長年携わる。
大学在任中に悪性脳腫瘍に関する研究にと医学博士を取得。
日本脳神経外科学会認定専門医・日本抗加齢医学会認定専門医。
現在は脳神経外科診療(保健医療)を行いつつ、予防医学の教育講演活動に取り組んでいる。
田中先生のサイトはこちらからどうぞ→ 田中佳先生のホームページ
主な著書に「あなたが信じてきた医療は本当ですか?」「発想の転換で元気に長生き 健康自立力」「続・健康自立力 ‐後悔しない治療の受け方‐」「健康の原点は食と腸にある!」などがある。
養生ラボ編集部です。インタビュー取材、連載コラム編集など。