尿による排毒はすごい。半日断食の尿の毒の量について。

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「半日断食の尿について」

説明が足りないと思ったので追記(2017.4)していきます。

原本・西式健康読本 (健康双書ワイド版―食と健康の古典) 西 勝造(著)で朝食廃止論と題目で書かれており、その中で朝食は摂らない方が良いと書いています。

色々、朝食の害について書かれていますが、朝食を食べると腎臓機能の働きが鈍くなるので排泄すべき毒素が体内に残ってしまうので良くない。

朝食をやめると神経痛やロイマチス(リウマチ)などが良くなるのは、筋肉や関節に停滞していた毒素が排除されるからとのことです。

科学的に証明するには尿の試験がいいという事で、フランスのスーリエ氏著『毒素とその探究』のなかに☟の様に書かれているそうです。

「毒素化合物の排泄路の中で、血液はその約八0%ないし九0%を引き受けていることを指摘し、この毒素は可溶性であるから、血液中に入るが、血液にとっては毒素は異物であるので、望ましいものではないから、自然尿という経路をとって、排泄されるのである。

重症性患者中には、最も多量のインドール(蛋白質分解の際に生ずる物質)が見出され、これが健全な人の尿中にある量よりもはるかに多い。

これは毒物であって、酷酸とニオジンによって、沈澱させることができる。したがって、尿中に出てくる毒素は、個人が排出する毒素の大部分である。

ゆえに、朝食を摂っている人と、その人が朝食をやめてからの二つの場合の尿中の毒素を定羅して比較すると、朝食が人体におよぼす影響を知ることができるのである。」

(西さんによる翻訳文)

フランスのスーリエ氏というのが誰なのか気になり色々探したところ、Jean Pierre Soulier フランスの医師で血液学者、国立循環器病センター(CNTS)パリの総合ディレクター、と英語のウィキで見つけてこの人なのかなと思ったのですが、、、

本の中で朝食の害について詳しくは「朝食害毒論」と書いてあったので、そちらをググると国立国会図書館デジタルコレクションに公開されていて、そちらを見るとフランスの一級薬剤師スーリエ氏「毒素とその研究」(Toxine et leur recherebe)1927年とありました。

→ 「朝食害毒論」 西 勝造(著)昭12

スーリエ氏「毒素とその研究」の中に尿中の毒素の検出する方法が書かれていたのを読みそれを西さんが実践したのだと思われます。


尿中の毒素を定量する方法

試薬 ニオジン(Eosin)二%溶液

醋酸三0%溶液(日本薬局方醋酸 Acidum Aceticum)

試験法 よく洗滌した容量五Occのメスシリンダー(度盛試験管)に、検査すべき尿一Occを泡立たぬように注意して入れる。

つぎに、これに蒸溜水(東京都の水道の水なら代用し得る)を加えて、ニOccとし、これに醋酸三0%の溶液五~一〇滴を加え軽く振盪する。

つぎにニオジンの二%溶液を六~ニ0cc加え、振盪して混和させる。そうすると、嵩高の軽い紅赤色の沈澱ができる。

これを一定時間放置して、その沈澱の層の高さを目盛から読みとる。


この↑実験方法で下記のデータをだしていますがかなり古いと思うので、科学的なのかはわかりません。

ーーーーー 追記ここまで

一日一食、半日断食では尿から毒素が出るのが多くなるとのデータを  原本・西式健康読本 (健康双書ワイド版―食と健康の古典) に載っていたのでそこから引用。

まず、朝食を摂る人の尿を一週間丹念に排泄ごとに検査し、一日の尿全量に対する毒素の平均を算出する。

つぎに、同一人が朝食をやめて二週間以上経過して後、一週間連続して前同様に毒素の平均割合を算出して、それを比較するのである。

その結果、私はつぎの成果を得たのである。

(1)昼食抜きの朝夕二食者の
尿中の毒素の割合・・・・・・六六

(2)一日三食者の尿中の毒素の割合
・・・・・・・七五

(3)朝食廃止の昼夕2食者の
尿中の毒素の割合・・・・・・一00

(4)一日一食
午後三時ないし四時の間に摂る者の
尿中の毒素の割合・・・・一二七

尿中に多く毒素が多く出るということは、毒素が多く作られるものと速断してはならぬ。

毒素の生成される量はほぼ一定であるが、朝食を摂ると、腎臓機能が完全に働かぬために、排泄すべき毒素が体内に残って各組織の間に停滞するのである。

こんなに違うもんなんですね。確かに1日1~2食にしてから尿が臭い気もするし、食べるのをやめるだけで毒素の排出量がこんなに変わるなんて・・


~追記~(2016.6)

水分の摂取が足りておらず、身体が脱水状態に陥っている場合、尿の色は濃く、臭いもきつくなるようです。


3食食べた者より朝と夕食べて昼を抜いたほうが毒素の量が少ないってのは、朝はやはりデトックスの時間(東洋医学)といわれているのと、朝食を抜いた方が断食の時間が開くからだと思います。

朝食抜くだけでもこれだけ違うなら、体の調子は良くなるのは間違いないと思います。

いや~本当に興味深いデータですね。

この原本・西式健康読本 (健康双書ワイド版―食と健康の古典)のデータの書いてある尿の毒素とは違うかもしれませんが、

基本的には、腎臓の糸球体で濾過され、通常は尿中に排泄される、尿素などの血中の廃棄物を指します。腎臓の機能の低下により血中に蓄積します。

尿毒素の定義は、単に血中に蓄積するだけではなく、心臓、消化器、脳神経などにさまざまな障害を起こす、つまり毒性を示すものです。

尿毒素には、塩(ナトリウム)やカリウム、水などの日常的なものから、蛋白質が尿毒症毒素の主な原料となったさまざまな物質まで、多種多様です。

引用:じんラボ

とも言われています。

断食で農薬の「排毒効果」も実験で証明されています。

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前述の本の著者の西勝造さんの弟子で断食博士として有名な甲田医師は1973年、神戸大学医学部の喜多村教授と共同研究で、断食によるBHC排毒効果を実験しています。その結果

「断食をすると、尿中に大量のBHCが排泄されることがわかったのです」(甲田医師)

*BHCとは高度経済成長期に全国で使われていた有機塩素系農薬の代表

断食をすれば、農薬も尿で排泄されるってのはかなりすごい実験。

「胃腸の働き」が弱い人はもちろん、食べ過ぎて「宿便」をためこんでる人では、体内に侵入した環境ホルモンを排泄する力は低下しています」(甲田医師)

まず3食食べるってことは色んな毒もその分 食から入ってくるだろうし、気をつけても100%農薬や食品添加物などの毒をシャットダウンするのは難しいですし・・今の時代。

逆にそこまで気をつけすぎても(病気の場合は別)ストレスなどで疲れてしまうと思いますのでそんなに固くならない方が無難だと思います。

だからこそ断食などをして排毒するのが大事なんですね。

(※断食以外でも色んな方法があると思います。)

~追記~(2016.6)

断食も合う人、合わない人がいると思うので自分にあったそれぞれのやり方をみつけるのがいいと思います。

断食が完璧とは思っていません。

最近では基本1日2食、たまに3食、1食という感じでバランスをとりながら断食(1日断食など)するのが僕にはあっています。

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