「ジェネリック医薬品は安くて安全」中身は中国産?

「薬を使わない薬剤師」として有名な宇多川久美子さんにお話を伺っています。

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「薬を使わない薬剤師」として有名な宇多川久美子さんにお話を伺っています。 前回の記事↓ 乳幼児の場合の急な発熱 ー...

ジェネリック(後発薬)

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ーーージェネリックは中身は中国産と聞きますが危なくはないんですか?

以前、下水道からくみとった油を原料に抗生物質を製造し、その一部が日本に輸出されたことがあったことも事実です。

安く作る為にはやっぱり中国で作ったほうがいいでしょうし、製造元も一か所にして、それが形を変えて、複数の製薬会社で販売するようにした方が安く仕入れられますよね。

いくら中国だからと言って、製造元を別々にしたらそれぞれもとの雛形を作ったりするのにお金がかかるけれども、とりあえず作ってそれを色んなジェネリック会社に分けたほうが効率がいいですよね。

ジェネリックがいけないって批判するつもりはないのですが、初めに出た薬は先発薬といって、いわばブランド品です。

様々な試験をクリアして製造されているので高い水準なわけです。

(それが改ざんされていたりしたら話にならないんですが・・・)

これはジェネリックの話ではありませんが、以前もノバルティスファーマ社のディオバンという降圧剤のデータが複数の大学で改ざんされていたということが事件になりましたね。

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そういうのを抜きにして、先発薬というのはちゃんとデータを出してやらないと厚生労働省の許可を受けられない。薬って特許なんですね。

特許って切れる時がきますよね?

特許が切れたら同じ成分の薬を他の製薬会社も真似して作れますよっていうのがジェネリック医薬品、後発薬なんです。

ーーー何年くらいで切れるものなんですか?

ものにもよりますが、約7年~9年とかですね。

特許がきれたら、どこの製薬会社でも出せるし、そこに対する縛りはないので、だから怖いんです。

例えば成分とその量が同じでも、それがどれくらいで溶けるかどうかで大きな違いがあるとしたら・・・

早く溶けてしまったらあっという間に効いてしまうし、効き目も強く出てしまう。

溶けなかったらいつまで経っても効きが悪いって事になりますよね。

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だからジェネリックはこわいんです。原材料も色々なところのものが使われていますし・・・

先発品というのは確かな商品ではありますよね。ジェネリックでもいいものもあるのかもしれないし、ハズレもあるかもしれない。

ですから、ジェネリックに対してもどれを使うか、情報をたくさん集めてほしいと思います。多くの人が使っていればその分情報もわかってくるので。

ジェネリックの中にはオーソライズドジェネリックというものがあります。

これは製造を先発メーカーが行い、販売をジェネリックメーカーが行うものです。

製造元は同じで、販売を先発メーカーが行うかジェネリックメーカーが行うかの違いです。

先発メーカーがジェネリックメーカーを作ることもあります。

こうすれば、他のジェネリック会社に流れるのを防ぐことができますからね。

オーソライズドジェネリックは値段もすごく安いわけではありませんが先発品よりは高くはなく、中身は先発品と同じですから、それを選ぶ選択肢もあると思います。

ジェネリックに対しても、ご自分が飲む薬ですから、安い、高いだけではなく色々調べたうえで使ってくださいね。

ーーーどっちにしろ薬自体良くないですもんね(笑)

そうですね。それが大前提ですよね。

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例えば、これは考え方ですけれど、安い薬があってこっちだったら家計にも負担がかからないしって言うのは、言い換えるとずっと使ってもいいよって事にもなりますよね。

でも薬をやめたらもっと家計は助かるんです。

だからすごく策略にハマっているというか、どうせ一生飲まないといけないんだったらこっちのジェネリックの方がお得ですよ。っていうことになるんです。

薬代が高ければ、「減らさないと家計に響く」と思って、薬をやめる努力をするかもしれないのに、薬代が安くなれば「これで、薬をやめなくてもいいな」ということにもなりかねない。

私も薬剤師として患者さんに薬を出していた時は、

1錠でこれだけ違います、あなたは1ヶ月これだけ飲んでいます。血圧のお薬は一生のお薬だからこれに変えると1年でこれだけ違いますよなんて言っていました。

今ではそんな事をしていた自分に鳥肌が経ちますけどね。

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薬剤師だからこそ、薬のすばらしさ・大切さを知っています。

その反面、薬の怖さ・無駄使いも知っています。

食べ方や歩き方を少し変えるだけでも、薬を飲まない身体を作ることが可能です。

楽しみながらワクワクしながら健康を手に入れましょう!

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宇多川久美子(うだがわくみこ)

一般社団法人国際感食協会理事長
ハッピーウォーク主宰

1959 年千葉県生まれ。明治薬科大学卒業。

薬剤師として医療の現場に身を置く中で、薬漬けの医療に疑問を感じ、「薬を使わない薬剤師」を目指す。

感謝して五感で食べる「感食」、楽しく歩く「ハッピー☆ウォーク」、オリジナルエクササイズ「ベジタサイズ」を中心に、薬に頼らない健康法を多方面に渡り発信している。

主な著書に「その「1錠」が脳をダメにする」「薬が病気は治らない」「薬剤師は薬を飲まない

※宇多川久美子 著作特集はこちらから

youjo-labo編集部
養生ラボ編集部です。インタビュー取材、連載コラム編集など。
 

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