ヨガの呼吸で「冷え性」「肩こり」「白髪」など万病が改善

医、食、住、断食などの様々な分野で言及するジャーナリスト船瀬俊介さんにお話を伺っています。

前回の記事はこちらから⇒テレビは愚民化装置、日本をダメにしたのは学歴社会


僕の原点はヨガなんです。

この前、呼吸の本を出したんですがね、呼吸は本当にすごいなと思ったのはアメリカのペンタゴンが必須カリキュラムで古代ヨガの呼吸法を取り入れているんです。

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特にアメリカ海軍特殊部隊はヨガの呼吸法を全員にマスターさせているくらい。

それと驚いたのがNASAが宇宙飛行士のトレーニングにも取り入れているんです。

アメリカで50万部くらい売れた心理学のベストセラーがあるんだけど、そこに最高の能力を発揮するには呼吸しかないって書いてある。

結局、軍事、宇宙それから心理、この3科学分野で古代ヨガの呼吸法をベストチョイスだって取り入れているのです。

基本はロングブレスですよ、そして止める、吐く。力をこめる時はクムバク(止める)

基本はとにかくロング、ロングブレス。長く、長く、そして深く。

吸うのは無理に吸わなくても勝手に入ってくるから。僕は今や呼吸は1分間に1回なんですよ。

ーーーえっ・・1分間に1回?

なんでそこで止まるんだよ(笑)

動いている時は違いますよ、でも安静にしている時はだいたい1分間に1回くらいです。

数息観

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数息観って知ってるでしょ?

だから自分の息を数えてみると60、70、80くらいまで数えちゃうな。

初心者のかたでも、ゆっくり10まで数えて、「数息観」を行ううちに、身体の変化を感じるはずです。

まず、手や足の先がポカポカ温かくなってきます。

それは、長く息を吐くことにより、緊張型の交感神経から弛緩型の副交感神経優位にシフトしたからです。

交感神経は、血管を収縮させ、脈拍を早めるはたらきがあります。

だから血圧も上がり、ドキドキするのです。さらに、血糖値を高めるので、血液はドロドロしてきます。

それに対して、副交感神経が優位になると、血管は弛緩し、脈拍もゆっくりとなり、血圧も下がります。

つまり、一言でいえば、リラックスした状態になります。血糖値も下がるので、血液はサラサラと流れやすくなります。

体温が下がれば、免疫力が極端に低下します。

低酸素は、細胞の衰弱から壊死を引き起こします。ぎゃくに、血流改善は、これら体調不全をすべて改善するのです。

つまり、血行促進は、万病を治すといっても過言ではありません。

わかりやすくいえば、こうして長息法は、血流を改善し万病を治すのです。

冷え性、肩こり、白髪、などなど。

ーーー呼吸が少ないと長生きできるっていいますもんね。

Yes だから沖先生がまだ若い頃にインドの伝説のヨギーに会っているんです。バーバっていう152歳。

その時、インドでも有名で確かインドで最長の長寿者だったんじゃないかな。

沖正弘


ヨガの喜び (光文社知恵の森文庫)

沖先生も最初の3日間会ってもらえなかったみたいだけど、その後そのヨギーに話を聞いたら「人間一生の食べる食事の量と呼吸の量は決まっている」とおっしゃったそうだ。

その生き方は、まさに長寿法のテキストともいえます。

「食事の量は、じつに少食だった。1日の食事が、小さな皿に一杯ぐらいだ。

主食は、玄米やアワなどを蒸したものとか、玄米粉とソバ粉を混ぜたもの。副食は、日によってちがうが、牛乳、青菜、ニンニク、玉ネギ、青トウガラシ、ニンジン、豆類など、すべて生で食べていた」

「果汁、リンゴ酢、マンゴー酢、サトウキビ汁、蜂蜜、クルミを常用し、ヤシの汁なども、ときどき飲んでいた」(沖正弘『ヨガの楽園』光文社)

大飯食いの食い納めは早く来るって事だね。

だから昔から少なく食べる工夫は必要ってされていたんだよ。

昔のおじいちゃんが言っているからダサいとかじゃなくて、今やヨガはアメリカのペンタゴンやNASAも取り入れているんだから。

アメリカの政府は現代医学に見切りをつけたって事なんです。

薬物療法が意味ないってのは彼等はわかっているんですよ。それにアメリカはガンも減っているしね。あっちは様々な代替療法がありますから。

だから日本もこれは目を覚まさないといけない。

笑っちゃうよね。グルッと回って5000年前に戻ってきたんだから。

本当に沖先生は偉大です。

僕の原点も沖先生ですから、25歳の時に会ってそこからですね。その前に韓国の禅の和尚に出会って日本中の新興宗教を全部回ってね、それがものすごく勉強になった。

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大学の勉強なんて目じゃないですよ。だから出会いは大事なんです。

僕のオヤジの言葉で「縁は大事にせぇ」って教えがあって、どんな縁でも大事にしろ!だからこの人癖があってヤダな、この人なんやって思っても・・

出会えた事が有難いなと思えば、その出会いが新たな出会いを生む。

韓国の禅の和尚に出会ったから、その時に無二の親友「沖 正広」先生がいるからということで紹介してもらったんです。

そして個人指導をしてもらい、それから沖先生の本を貪るように読んでそれが僕の哲学になったんです。

釈迦もキリストもヨガをやったと言われているくらいですから。

ーーーそのヨガも今はファッション化しているとも言われていますよね。

そうなんだよ。沖先生が言ってるんだけど心が7分で体は3分だって、だからいつでも笑え、いつでも感謝して喜べ。

それがヨガの奥義である。

「ポーズをやって、ヨガをやっていると思っている大バカ者がいる」って沖先生が笑っておっしゃってましたね。

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船瀬俊介 (ふなせ しゅんすけ)地球環境問題評論家

著書「買ってはいけない」シリーズ200万部ベストセラー、で話題を呼び「抗がん剤で殺される」で一大センセーショナルを巻き起こす。

独特の語りで、現代医療の矛盾と問題点に鋭くメスを入れる。

九州大学理学部を経て、早稲田大学社会学科を卒業後、日本消費者連盟に出版・編集スタッフとして参加。

1986年の独立後は消費者・環境問題を中心に評論・執筆・講演活動を行う。

1990年には、ラルフ・ネーダー氏らの招待で渡米。多彩な市民・環境団体との交流を深めている。

現在も温暖化など地球環境問題、シックハウスをはじめとした健康問題、さらに文明論的視点からの鋭い建築・医療・食品批評を展開している。

船瀬俊介公式HP http://funase.net/

著書に「3日食べなきゃ、7割治る!」「やってみました! 1日1食」(三五館)「医療大崩壊 もう、クスリはのめない 医者にはいけない」「抗ガン剤で殺される―抗ガン剤の闇を撃つ」(花伝社)「ロックフェラーに学ぶ悪の不老長寿」(ビジネス社)他、140冊以上。

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