難病である脊髄小脳変性症を発病するが、西式甲田療法を実践して克服され、1日に青汁1杯(+少量のサプリ)で元気に過ごし森鍼灸院院長、断食道場「あわあわ」をやられている森 美智代さんにお話を伺っています。
前回の記事はこちらから⇒断食と超小食(青汁と少量のサプリメント)で難病である脊髄小脳変性症を克服
ーーー宿便は色々言われてますが、どういうものでしょう?
それは昨日も、知り合いのお医者さんと一緒に喋っていましたが、宿便はずっと腸にあるものではないような気がしますと話したことです。
断食の時しか現れないし、それで断食中に宿便が出るという時に断食臭とか、耳クソ、目くそ、鼻クソとか、子宮だったらおりものがでたりするなど。
尿もなんか得体のしれない濃い色の臭い尿が出たりします。
ですから断食をすると、デトックスモードに体中がなって穴という穴から毒がでてくる、浄化するぞという状態に、体の命のエネルギーの方向性が変化して、
皮膚とか目、耳、鼻など穴から出ているので、もしかすると腸からでも出るんじゃないかと思ってまして、腸が単なるトンネルで水分の吸収して便の排泄するというところでなくて、
モチリンなどのホルモンも分泌して、腸内細菌を育て、そこから作られた栄養も吸収して、免疫にも深くかかわり、性格の形成や血液にもかかわっていているのではと思っています、それに加えて体組織の老廃物の排泄にもかかわっているかもと思います。
脂肪に重金属とかが溜まるんですが、そういう皮下脂肪、内臓脂肪が溶けて、溶けて分解したものが腸や皮膚から出てきてデトックスモードになると出ていくのかと思います。
今の地球に生きる生物は地球中に振りまかれている農薬・添加物が食物連鎖で油の中に蓄積され、動物や植物を食べることで、知らないうちに農薬・化学物質を取らされています。
北極、南極など全然、農薬と関わりがなさそうなところの生物のおっぱいからも農薬が出てくるようです。
そう考えると地球中うっすら農薬だらけなんです。
蓄えた脂の中には、農薬、食品添加物が溜まっていて、それも出てくるというのを考えたら、日本人の骨とか埋めたら公害になるくらいの食品添加物が・・・
日本人は死んでも腐らないと言われるくらいたくさん入ってるらしいです。
そういう老廃物だらけの体の方が断食をして脂肪に蓄えてあるものをどこから出すのだろうとおもいます。
断食で浄化モードになると宿便と同じような体臭がしたり、宿便と同じような匂いの尿が出るので。
ーーーそんなことがあるんですね。
宿便
人によってその人なりの宿便の匂いみたいなのがあります。
それで宿便がでるとき体中から同じ匂いを出しているから、便だったら腸内細菌の匂い、食べ物の匂いとかあるんでしょうが、そうじゃなくて便の匂いではないものが出てきます。
宿便がどういうものかわからないけど、何か腸の組織からもでてくるものもあるのではないかと思っています。
腸と皮膚って似ていると思いませんか。
腸の中が外ですよね、食べ物の通り道だから自分じゃなくて、肛門から口までをホースのようなものだとしたらホースの中は食べ物が通る道で、食べ物は自分ではなくて、よその命でしょ?
それをホースの壁から中に入れて初めて自分の遺伝子のものになるので、だから腸壁も皮膚も外のものとの壁みたいなもので、内側の出たゴミを外の皮膚からも出して胃とか腸の皮膚からも出すということをやりそうだと思っています。
気心の知れたお医者さんとちょっと雑談でそんなことを話していたのですが、それは話だけど本当のところはわからないです。
とにかく断食をすればデトックスモードに入るのは間違いないことです。
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森美智代
鍼灸師。大阪府八尾市にある森鍼灸院院長。
短大卒業後、養護教諭として勤務中に難病である脊髄小脳変性症を発病するが、西式甲田療法を5年間実践して克服。
その後、鍼灸師の免許を取得し、森鍼灸院を開業。
1日に150ccの青汁と少量のサプリメントをとるだけの生活を20年近く続けている。
森鍼灸院のサイトはこちらから⇒ 森鍼灸院
2015年、三重県名張市に「断食道場あわあわ」を開業(所在地:三重県名張市瀬古口231)。
主な著書に「断食の教科書 (veggy Books)」「「食べること、やめました」―1日青汁1杯だけで元気に13年」「「おうち断食」で病気は治る (週1回で奇跡が起こる)」などがある。
養生ラボ編集部です。インタビュー取材、連載コラム編集など。