放射能の内部被曝対策にも可能性「新・地球を救う大変革」

「EM技術」の開発によって、世界的に知られ、海外各国でも技術指導されている比嘉照夫さんにお話を伺っていきました。

ーーーEMで放射能対策についてなんですが、EMによって放射能の数値が無くなったといった話を聞いたんですが、それは実績がやはりあるんですか?

「新・地球を救う大変革」にも放射能に対応する歴史的背景も書いてありますが、史上最悪の原発事故といわれたチェルノブイリの事故で、被災したベラルーシの子供たちを日本に療養に呼んでいるボランティアの野呂さんとの出会いです。


新・地球を救う大変革

彼女らは、その当時絶望的だったんですね。これは根本的な対応ができない。

そんな時に、野呂さんのご主人が「地球を救う大変革」の最初の本を読んで、ひょっとしたら、これで解決できるんではないかと思われ、野呂さんに話したそうです。

それで、その本を読んだ野呂さんから私に手紙が届いたんです。「本当に放射能対策のことが可能なんでしょうか?」と。

可能性はあると答えました。

その頃、各地域の市民大学の講師をしていて、札幌の市民大学の講座に、手紙をもらった2週間くらいあとに行くことになり、その講座の前に、野呂さんに会い、私が、可能性があると言った背景を説明したんです。

広島の被爆者の体験談

一つは、広島の被爆者の事例です。

被爆者の会は、あちこちにあるのですが、毎日新聞に在籍していた、渡辺さんという方が、「農業富民」という雑誌を担当していて、私がその雑誌にEMのことを連載で書いていたんですね。

そうしたら、彼が父親にもEM飲料を飲ませたいと言ったんです。

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その理由を聞いてみると、「父は被爆者なのです」と言い、彼の父親は、新潟の被爆者の会の会長をしていたのです。

そのようないきさつから、渡辺さんのお父さんはEM飲料を飲んで元気になられたという話を聞かされました。

私は、その後、偶然にも、上越の講演会の時に、当人に会うことができ、いろいろ質問したいと申し出られたのです。

もう当時は、EMバッシングがひどくなり始めた頃だったので、「医学や医療の事は質問してもお答えしません」と言ったのです。

そうしたら、彼が、自分の意見を言わせてくれと申し出があり、その彼が、雑誌の担当の渡辺さんの父親とは、その時まで知りませんでしたが、

偶然に、「息子からEM飲料を勧めてもらい、それから飲むようになったら、自分が被爆する前の10代終わりの、あの元気だった清々しい状態になった、これだけは、言わせて欲しい」とお話してくれたんですね。

そのあと、日本画家の平山郁夫先生も被爆者だったんですが、平山先生も、EM飲料で何度かの危機を乗り越えられ、東京芸大の学長に再復帰されたのです。

この時、日本経済新聞の私との対談で、比嘉先生は私の命の恩人ですと言われたのです。

今年の3月に、奥さんにお会いしましたが、先生は亡くなられてしまったんですが、奥さんは90歳の半ばを過ぎていますが、すごいお元気で、ずっとEM飲料を飲んで健康を維持していますと話していました。

内部被曝にも効果あり

原爆症の人が、症状が軽くなったというのは、これは、ある意味で遺伝子の機能が正常化し、酵素の機能がきちっと働きだしたということになります。

そうなると、放射能が消せる消せないは別にして、被爆、内部被曝した子供たちに対して、EM飲料を使えば症状が軽くできるということを野呂さんにもお話しして、必要なら、ボランティアとして協力しますよと約束したんです。

でも、これは一般的には、なかなか信用してもらえないので、関係者が来てくれれば、色々と説明してあげますよと言って別れたのです。

しばらくしたら、ベラルーシの国立科学アカデミーの放射線生物学研究所のコノプリヤ所長が日本に来られると言う連絡を受けました。

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折角の機会だから、放射能に対する共同研究を提案したいと返事しました。

その当時のベラルーシは、すごく貧しくて、鉛筆一本でも寄付くださいという時代でした。

寄付のことも考えるからと約束し、そこで沖縄に来てもらい、放射能の対策を話し始めると彼は放射能専門の医学者ですから、すぐ否定し始めたのです。

そこで、広島の被爆者の話をちゃんと説明し、「一緒に研究やりませんか?」と提案したら、支援も欲しいし、半信半疑で引き受けてくれたのです。

医学者ですから、早速、ラットの耐放射線の研究や土壌にEMを散布しただけで、セシウム137やストロンチウム90の、農作物への吸収がほぼ抑制されることを確認したのです。

そのことは1997年に発表されたのです。

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比嘉 照夫(ひが てるお)

1941年12月28日沖縄県生まれ。EMの開発者。

琉球大学農学部農学科卒業後、九州大学大学院農学研究科博士課程修了。1970年に琉球大学講師として勤務。

1972年に同大学助教授。1982年に同大学教授。

2007年には同大学名誉教授となり、同年 4月より名桜大学教授及び国際 EM 技術研究所 所長(現在、国際EM 技術センター センター長)に就任。

「EM 」を研究開発し、EM は農業・畜産・環境・建設・工業利用・健康・医学などの幅広い分野で活用され、現在世界 150ヵ国余に普及されている。

EM研究機構のサイトはこちらから⇒EM研究機構

主な著書に「新・地球を救う大変革」「甦る未来―EM技術が21世紀を変える」「EM医学革命―いのちを救う!驚異のEM‐Xとは (EM情報大百科)」などがある。

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