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サンヨネのハート商品(おいしさと安全性を追求し、商品づくりに情熱を燃やす生産者の方々と開発した)の一部を店内で写真撮影を許されたので載していきます。
ハート商品の基準は社長なんだそうです。できるだけ添加物などを使わずにしかもそんなに値段も高くならないようにと気をつけているんです。
三浦 卵は塩素で消毒してるんですね。私の先輩で卵を食べない人がいてなんで食べないんだろうと思って聞いてみたら、レストランで生卵を食べて気持ち悪くなったそうなんですね。
(塩素で気持ちが悪くなったのではなく、抗生物質が使われていることが分かって食べることが出来なくなったということらしいです。)
それからは生卵が食べれなくなってしまったそうですが、うちのだったら大丈夫だろうと自信があったので、食べてもらったら私たちの卵はバッチリ大丈夫でしたね(笑)
卵が塩素で消毒がされているとは知りませんでした。鶏の育て方にも問題があるのでサルモネラ菌などの事もあり日本は消毒しているらしいです。(日本は生で食べる習慣があるため)
※メキシコでも生卵を食べていましたが、運良く一回も当たった事はなかったです。今考えると怖いですね、、
生卵を食べる文化のない国は殺菌していないところが多いみたいです。
たまごのカラ(卵殻)は、厚さ0.26~0.38mmで 「気孔」(きこう)と呼ばれる小さな穴がたくさんあるそうです。
その気孔の数は、なんと約17000個もあります。この気孔で必要な酸素を取り入れ、 内部で発生した炭酸ガスを排出するガス交換を行っているそうなのですが。
その穴から中に塩素が入ってる可能性もあるのです。
サンヨネさんの卵の多くは抗生物質・次亜塩素酸ナトリウム・魚粉不使用なので安心です。
お肉類
鶏肉は特に抗生物質が使われているのが普通なのですが、サンヨネさんで扱っている僕らも大好きな南部どりは、全飼育期間にわたって、抗生物質や合成抗菌剤などは一切使わず、薬のかわりに抗菌能力の高い納豆菌やハーブエキスで健康を保っているそうです。
脂に悪いものは溜まると言われていますが、抗生物質を使っていないお肉の脂だとサラサラしていて優しい味がするんです。
私が感じたことですが、抗生物質などを使ってないお肉は不思議と脂がべとつかないんです!
ただそれなりに値段は高いですが、価値はあると思います。
キノコ
成長促進剤を使わずに作られたえのきは本当にオススメです。2袋で100円なのでコスパを兼ね備えている一品。
僕もそうでしたがキノコ類に化学物質が使われているのはあまり知られてないんではないかと思います。
コストを下げるために最近では木の粉を使わず、とうもろこしの芯を粉砕して使っているみたいです。
個人的にはそのとうもろこしは遺伝子組み換えではないかと推測してしまいます。
三浦さんいわく蒸し焼きにすると風味がより増して感じられるだろうと言っていました。実際やってみたところお世辞抜きで初めてこんなに美味しいえのきを食べたと思うくらい美味しかったです。
加工食品
三浦 例えば小麦の場合ですと今回、北海道で作ってもらったものが非常にいいのができましたので、それでインスタントラーメンを作ったんですよ。
インスタントラーメンなんか加工食品の中で食べちゃいけない食品の1つじゃないですか?
養生 まあそうですよね。(笑)
三浦 でも今回作ったのは美味しいんです。粉が違うとこんなに違うのかと思ってね。また食べたくなるんです。
養生 それはスープに入ってる添加物の中毒性じゃなくてですか?
三浦 そうじゃないんです(笑)もちろんつゆの方もなかなか難しいんですが生協さんの一番うるさいタイプでひとまず満足してますが、できればタンパク加水分解物とかその他も私としては全部取り除きたいんです。
養生 それはやっぱり難しいんですか?
三浦 まだ難しいですね。というのはやはり私たちも規模が小さいですから、、例えばつゆの粉で製造するとなるとすごい量になっちゃうんですよ。だから自分たちで処理ができないからそう言う事があるのでもうひとつ上の段階にいってやろうと順番にやってきてるんです。
※こちらは生麺です☟
その他
練り物やソーセージには珍しく添加物が少ないのが嬉しい商品です。
現在ハート商品は約400種類以上あり、これからもどんどんいい商品を提供していきたいとおっしゃってました。
私たち消費者にとっては嬉しい限りですね。サンヨネさんももちろん全ての商品ではなく、まだ一部です、是非もっともっと増やしていただきたいです。
他のスーパーさんにも頑張って本当に安心して食べれる安全な食材を扱って欲しいものです。
どこのスーパーも原材料などをチェックしてしまえば正直
「スーパーに行っても買う(買える)ものがない・・・」切に思います。
そこには消費者の私たちひとりひとりの意識を少しずつでも変えていかなければいけない。
安心して買えるものがないスーパーもひどいが、ただただひたすら安ければいいと値段しか見ない消費者もダメで、消費者の意識が変わってダメなものが売れなくなれば、売り手も変わっていくと思います。
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養生ラボ編集部です。インタビュー取材、連載コラム編集など。