赤ちゃんの予防接種について知っておきたい事

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みんなが知りたいワクチンの事【正しい理解とは】
健康の基本は日々の生活と医学以外(代替医療)にあることに気づき、予防医学の重要性を説き続ける医学博士・脳神経外科専門医「田中佳先生」にお話を...

前回に続き田中佳先生に予防接種、ワクチンのお話を伺ってます。

ーーー赤ちゃんの予防接種とかは今だと2ヶ月とかで打つじゃないですか、それはうつ意味あるんですか?

免疫がちゃんとつくのかって言う問題があります。アメリカもそうなんだけど、二歳以降のほうが安全で確実だって言われてますよね。

安全で効果が出やすい時期は二歳以降ですよって。日本も昔はそうだったみたいです。

ところが打つワクチンが増えてきたから前倒しにすると、2歳よりもどんどん早くなって生後二ヶ月からになってしまったんですよね。

ーーーではやっぱり2ヶ月で打つのは良くないって事ですね?

どう思いますか? 4~5kgですよ。首もやっと座ったくらいです。

ーーーワクチンは意味はなくはないんですか?

そもそも四種混合である必要はないですよね?

ジフテリアとポリオは日本での自然発症例は無いし、接種するなら破傷風だけでいいですよね。

赤ん坊に打つ必要

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私が救急外来にいたとき、多発外傷で泥まみれの人が運ばれてくると先輩から破傷風のワクチンを打て! って言われましたから。で、打ってました。

そのときのことを思い出すと、接種はその時でいいじゃんって思いますよね。

感染症の大家もその時でいいって言ってたので、本の中でね。それは理論的にも間違ってないよなって思ったわけです。わざわざ赤ん坊に打つ必要はないよねって事です。

ーーー事前に打ってどのくらい効き目は持つものなんですか?

それは分からないです。人によりけりですけど、10人ワクチンを打ったら1人は免疫がつかないのは確率的にあるんですよね。10年経つと2割の人の抗体価が下がるとか。

これはワクチンでは前提事項です。

ワクチン接種で抗体価を一生持っている人もいるかも知れないけど、大半は途中で消えると思った方がいい。

添付文書読んでも何年持てばいいみたいなのがかいてあるのもあるんで、ちなみに風疹はね、17年って書いてあるんです。

かなり長く17年も持ちますよって書いてある。

この文章はワクチン業界の中で判断すると17年はものすごく長いことを表しているってことですよね。

なので20歳過ぎて抗体価が残っていたらラッキーって事です。

ワクチンは長く持ったらラッキー、途中で消えて当たり前、感染した場合は一生持って当たり前、途中で消えたらあら残念。

ーーー感染したらずっと持ってるって事ですか?

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生涯免疫って言うじゃないですか、実際に抗体価は高いですよ。要するに特定の菌、ウィルスに対する抗体ですから、先鋭部隊みたいなもんです。

ーーー根本の免疫力を上げれば、全部の菌に対抗はできるんですよね?

そういうことになります。インド行って生水飲んでも平気な人がいるってのはそういうことなんですね。

聞いた話ですけどね、外務省がインドに苦情を申し入れたらしいです。お宅(インド)の衛生環境は問題があるって。

そしたら反論がきて下痢するのは日本人しかいませんよって。だからあなたたちが単に弱いだけなんじゃないの?って言われてしまったんだそうですよ。

まあ、そうですよね。

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田中佳(たなか よしみ)医学博士・脳神経外科専門医

東海大学医学部を卒業後、同大学付属病院脳神経外科助手を経て市中病院にて急性期医療に長年携わる。

大学在任中に悪性脳腫瘍に関する研究にと医学博士を取得。

日本脳神経外科学会認定専門医・日本抗加齢医学会認定専門医。

現在は脳神経外科診療(保健医療)を行いつつ、予防医学の教育講演活動に取り組んでいる。

田中先生のサイトはこちらからどうぞ→ 田中佳先生のホームページ

主な著書に「あなたが信じてきた医療は本当ですか?」「発想の転換で元気に長生き 健康自立力」「続・健康自立力 ‐後悔しない治療の受け方‐」「健康の原点は食と腸にある!」などがある。

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