前回に続き田中佳先生に予防接種、ワクチンのお話を伺ってます。
ーーー予防接種って任意じゃないですか、断る時に申請書とかっているんですか?
今の日本の法律では義務の接種はひとつもないです。
ーーー幼稚園とかでは書いてくださいってのもあるみたいですよね
それは「ローカルルール」って言うんです。
実は誰も予防接種法という法律の内容を知らない。知らないまま、
まず何が必要かというと、法律とは何か?、予防接種法、
そして「義務接種は廃止」してって書いてあるんです。
それが法律で規定された状態です。本来は、これが前提です。
あるのは二つ、任意と定期
定期は義務だと思っている人がいっぱいいるんですが、
そのワクチンは一定期間内に接種すると補助金が出ます。
要するに、タダで打てる、安く打てる、
インフルエンザワクチンも65歳以上は定期なんです。
だから医師会は定期化を目指すんです。
ここがまた医者が傲慢なところかもしれませんね。
役所の人も定期が外れると打てませんよって嘘をついたりもするん
補助金は出ないよ! ってのが正しい解釈なんです。
だから役所も、医者も、誰も、知らないのです。
だから予防接種法を読んでみてビックリですよ。
そして法律の記述を見て、あ~こうなってたんだと。
そしてみなさん経験していると思うんですが同意書にサインするで
それら全て理解した上で、その全てのリスクを承諾します ってサインです。でも誰も読まないんですよね。
不思議ですよね〜。
何気なくサインする
なぜなにも気にせず土地の管理書にサインをしないでしょ? いきなり街角でサインしてくださいって言われて「いいですよ」
何気なくサインするっていうのはどういうことなのか? 一切の責任を負いますって書いてるのに・・・ 医学を信じすぎなんですよ。
子宮頸ワクチンの訴訟してますけど、
産婦人科学会は、唯一癌が防げるワクチンです!
確かに知らなかった、知らせなかったという問題はあるんですが、
それはそうなんですが、
そこまで含んで一切の副作用の可能性を承諾しますってサインした
だからそういうリスクを負うって事を、
同意書の内容はよく読んだの? って接種希望者に聞いたりするんですが・・・「ええまぁ」って(
読んでないでしょ!? 「いや~上司に打てって言われたんで」って答えますよ。
上司に打てと言われても上司はあなたが死んでも責任とらないけど
「ええまぁ」って言われるんですよね。凄いですよね。
あっ自分の人生は考えてないんだねということになるんです。
まぁ副作用のクジに当たらないよねっていう楽観主義ですね。
ワクチンを100万回打ったら1人は死ぬって確率があるわけです
宝くじより遥かに副作用くじ「一等(死亡)」
にも関わらず宝くじは当たると思って、
ですから、
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田中佳(たなか よしみ)医学博士・脳神経外科専門医
東海大学医学部を卒業後、同大学付属病院脳神経外科助手を経て市中病院にて急性期医療に長年携わる。
大学在任中に悪性脳腫瘍に関する研究にと医学博士を取得。
日本脳神経外科学会認定専門医・日本抗加齢医学会認定専門医。
現在は脳神経外科診療(保健医療)を行いつつ、予防医学の教育講演活動に取り組んでいる。
田中先生のサイトはこちらからどうぞ→ 田中佳先生のホームページ
主な著書に「あなたが信じてきた医療は本当ですか?」「発想の転換で元気に長生き 健康自立力」「続・健康自立力 ‐後悔しない治療の受け方‐」「健康の原点は食と腸にある!」などがある。
養生ラボ編集部です。インタビュー取材、連載コラム編集など。