妊娠中の授乳は流産しやすいという指導法の間違い

医学博士、池川クリニック院長。胎内記憶でも有名な池川明さんにお話を伺っています。

前回の記事はこちらから⇒陣痛促進剤は脳性麻痺の原因になる?

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妊娠中の授乳

ーーー妊娠中の授乳は流産しやすいってのは本当ですか?

妊娠初期というのはレセプターはオキシトシンが反応しないんですよ。でもおっぱいあげるとオキシトシンがでるんですね。

オキシトシンは子宮を収縮させる。

だから妊娠中におっぱいあげると流産するから母乳をあげちゃいけないって、保健師さんたちはずーっと指導していたんです。

ところが、オキシトシンのレセプターが働くためには、胎盤からエストロゲンというホルモンがでてないと働かないんですよ。

で、妊娠初期はエストロゲンが少ないんです。

胎盤が大きくなるにつれ、たくさんでてきてだいたい10ヶ月に入った頃から、エストロゲンが急に上がるんですよ濃度も高くなって。

それに伴ってレセプターの活性がつくから、そこからオキシトシンがでると陣痛がつくという仕組みになってるんです。

だからみんなそれを知らないから、オキシトシンがでたらと流産する、だからおっぱいやめろと言ってしまうんです。

でもオキシトシンというのは、心を安らかにする、痛みをとる、記憶も消してしまうんですけど。

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そういう作用があって、赤ちゃんが日々ストレスにさらされていておっぱい飲んでオキシトシンがでると幸せになるんですよ。

それを次の子がいるときに流産するからやめろというと、次の子が出来てるのわかってる子結構いるんですよ、おっぱいの味も変わるから。

そうなるとライバルが出現して不安なわけです。

例えば旦那さんがキレイな女の人連れて歩いてるのを見ちゃった状態の奥さんの気持ちと、妊娠に気が付いている上のお子さんがお母さんに感じる気持ちとおなじ状態なんですよ。

とても心穏やかではないですよね。

そうするとイライラくるときにおっぱいを吸うとイライラが解消できるんです。それを取り上げちゃうってことをやっていたんです。

指導法の間違い

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代わりに赤ちゃん抱っこしてもオキシトシンでるし、目をじっとみてもでるから、おっぱいやめるんだったら、出なくなるオキシトシンを出すために抱っこしたり、じーっと見てあげたり、

子どもを信頼するっていうことをたくさんやってねっていう指導があれば断乳の指導もいいんだけど、そんな指導してる人いませんよね。

だから次の子が出来た時を境に子どもがイライラしてきてグズるので、お母さんイライラする、イライラして子どもを産むと自然に次の子がまたグズる。

それで育児放棄になるというパターンになってしまう。

それが科学がそうだから実際には起こらないのに流産するから妊婦は母乳をやめろと言ってる。

科学で正しいものと正しいものを組み合わせて、頭で考えた結果間違った答えを導き出して正しいと信じている。

これが科学が万能・正しいと思っている人たちの陥りやすい一面かもしれません。

これをもってすれば、正しいものから間違った方向に人々を導くのも、案外容易なんです。

だから情報を知った上で自分の頭で考え答えを出す、ということを皆さんにお願いしたいですね。

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池川明プロフィール

1954年、東京都生まれ。帝京大学医学部卒・同大大学院修了。医学博士。

上尾中央総合病院産婦人科部長を経て、89年、神奈川県横浜市に池川クリニックを開設。

サイトはこちらから⇒池川明ドットコム

主な著書に「子どもはあなたに大切なことを伝えるために生まれてきた。 (青春文庫)」「ママのおなかをえらんできたよ。」「ママ、さよなら。ありがとう」などがある。

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youjo-labo編集部
養生ラボ編集部です。インタビュー取材、連載コラム編集など。
 

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