色々意見はあると思いますが、圧力鍋はあまり良くないと言われています。
理由は 高圧がかかりすぎてるため、消化吸収が悪くなるという。高温、高圧で炊いた米は、冷めると固くなってしまって酸化してしまう。
自然農法の野菜やいいお米 食材の選び方も大事だけどそれを炊く「鍋」もなるべく自然のものを使うのがいいということです。
私は以前電気圧力鍋を使っていました。
電気圧力鍋はかなり使い勝手がよく、日本の炊飯器など日本ではもちろん普通に炊けますが、標高の高い国で日本の炊飯器を使うと気圧の問題でうまく炊けなくなってしまうのです。(海外あるある)
なのでそこで電気圧力鍋だと水量の調節さえ失敗しなければ毎回同じ仕上がりで、日本で食べるご飯と同じように美味しく炊けてくれます。
お肉やスープや豆料理も安全に美味しくできるので重宝してました。今は家がせまいので物を増やしたくないのもあり、圧力鍋は持っていません。
その代わり誕生日祝いで素敵な土鍋をもらったので、それをいろんな料理に使っています。
土鍋でつくると見た目でかもしれませんが、美味しく感じるのが不思議です。
消化器官がまだ未発達な子どもたちに圧力鍋と土鍋の違いを実験
とても面白い実験があり、野草の食養で有名な若杉ばあちゃんこと若杉友子さんの著書で「消化器官がまだ未発達な子どもたちに圧力鍋と土鍋の違いを実験したらどうなったか…」
①圧力鍋で炊いた玄米おにぎりと②土鍋で炊いた玄米おにぎりを同時に目の前に置いてみたら②土鍋で炊いたおにぎりの方が先になくなった。
高圧がかかりすぎてるため、消化吸収が悪くなると言われている圧力鍋で炊いた方より、より自然な土鍋で炊いたおにぎりを子どもたちは選んだそうです。
腸の未発達な子どもたちは、本能でその違いを見分けている。
土鍋で炊いた方が本能的に美味しそうに感じたから選んだという結果ですが。見た目では違いは分からないと思うので、本能って本当すごいなって思いますよね。
確かに圧力鍋で炊いたときより土鍋で炊いた方が美味しいような気はしますが、同時に食べ比べたことがないので正直私はわかりません。
ヨガ講師をしている友達が、最近こんな面白いことを教えてくれました。
元々彼女は実家が玄米食で肉も食べない環境で育ち(肉嫌い)、肌が弱かったため、石鹸なども使わないという感じの子で。
そんな彼女の娘さんも自然と肉は欲せず薬膳系の酵素などを自ら欲しがるようになったそうです。
そんな彼女が言っていたのが、
「子供はすごいわかりやすくてたとえば薬膳の酵素ドリンクを美味しいと言う子は、家で食に気を使ってる子ばかり。
普段、何も気にすることなく添加物やレトルト食品などをよく食べてる子はこの薬膳の酵素の臭いをまず嫌がる。
自然な味付けを好んで食べさせてもらってる子はファストフードが美味しいとかいう感覚はあまりないしファミレス行っても食べない。
そのわりに、普通の大人でも苦手なものが多いようなビーガン料理や薬膳料理をガツガツ食べたりする。子供の舌はすごいなーって思うわ~」
これこそ 本能の感覚なんだなと。
人間の味覚は3歳までにほぼ決まり、8歳頃までには確定すると言われていることもあるそうですが、もちろんあるのかもしれないけどそれは言い過ぎというか違うような気もします。
舌は慣れるのは間違いないと思うので、アミノ酸等などの味付けに舌が慣れてしまえば、それを美味しいと感じる舌になるし、自然塩や添加物など入ってない調味料を使い、シンプルな料理を食べていればそれを美味しいと感じるようになるので、
たまにアミノ酸等などの味付けを食べると美味しいのは美味しいけど味が濃いなとか途中で味に飽きてくるとか食べた後ノドがものすごい乾くと感じたり、違いを感じるとは思います。
逆もしかりで、濃い味付けに慣れていれば、だしの味がしっかり効いていても薄く感じてしまい物足りなく感じます。
違いを敏感に感じとることが小さい子どもの時から習慣づいていれば、食中毒や腐ってるなどの「おかしい」と思うセンサーは敏感に働いてくれるようになるので食育として大事なことだなとは思います。
噛むことが大事というのも小さな頃から習慣づけておくことは、自身の身を守り無事生きていくためにものすごく重要なことなので「なんでよく噛んで食べることが大事なのか?」を本人に考えさせることが必要だなと思いました。(※万が一噛まずに飲むことによる窒息を防ぐために)
もちろん噛むことによる健康効果もプラスであるので、大人も子どもも食習慣は大事ですね。
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養生ラボ(YOUJOーLabo)創設者。
愛知県生まれ。たまに美容師。断食でアレルギーも完治、脱ステロイド、断薬達成。
楽しく生きるをモットーに、断食や養生法も取り入れシンプルライフスタイルを目指す。