発色剤(亜硝酸Na)
ウインナーとかハム、明太子までに入っている発色剤(亜硝酸Na)が必ずと言っていいほど添加されてるんですが、こんな感じで。
豚肉はミオグロビンの赤い色素が含まれており、時間が経つと酸化して黒っぽく変色してしまうらしくてそれを防ぎ、綺麗なピンク色を保つために添加してるみたいです。
メーカーは見た目が大事ですからね。
ボツリヌス菌など、食中毒の原因になる菌の生育を抑えるなどの保存料の面もあるみたいです。
この亜硝酸Naは毒性が強く、中毒症状として、嘔吐、動悸、チアノーゼ、血圧降下などが言われています。
中毒例から計算されたヒト致死量は0.18~2.5gで、最低の0.18gはあの有名な猛毒の青酸カリ(シアン化ナトリウム)の致死量0.15gに匹敵する。
なので摂りすぎるとあぶないってことで、添加量はかなり厳しく制限されてるみたいです。
この亜硝酸Naはさらに、食肉、魚肉、魚卵に多く含まれているアミンという物質と反応して、発がん性のあるニトロソアミン類に変化する問題があるんです。
これは 野菜の事情 有機野菜(オーガニック)なら安全か? この記事にもでてくるように特に、ほうれん草や小松菜、チンゲン菜などの葉物に多く含まれている 「硝酸性窒素」 も同じですね。
この「硝酸性窒素」が体内に入ると「亜硝酸」に変わり、胃の中で動物性・植物性タンパク質に含まれている「アミン」と反応して「ニトロソアミン」になる。
1970年「ネイチャー」誌は「摂取された硝酸塩は体内で反応し、ニトロソアミンが形成される」と報じた。
ニトロソアミン類は知られているだけで10種類以上もあり、いずれも動物実験で発ガン性が認められているという。
実験①
中でも代表的なNーニトロジメルアミンの発がん性はかなり強く、えさや飲み水にわずか0.0001~0.0005%混ぜてラットに与えた実験で、肝臓や腎臓にがんが発生した結果もあるみたいです。
実験②
他のラットの実験では、ニトロソアミン類の1つ、NSAR(Nーニトロソサルコシン)を20匹のラットを二つのグループ(低レベル・高レベル)に分けて与える。
高レベルは低レベルの2倍の量だった。
そうすると低レベルのNSARを与えられたラットのうちガンで死んだのは35%余りで、高レベルのNSARを与えられたラットは実験期間の2年の間に100%がガンで死んでしまったという。
ただ、このラットに与えられたNSCRの量が人間に置き換えると両グループともかなり莫大の量になるみたいです。
例えば、約450gものボローニャソーセージが入っているサンドウィッチを27万個、毎日、毎日30年以上食べ続けると「低レベルグループのラットと同量(体重あたり)」になる。
この実験②を見ると「発色剤(亜硝酸Na)って全然危険じゃないじゃん」って思ったりもしますが実際、添加物は特に人間では実験はされてないし、やるのも難しいのでできないですよね。
まだわかんない部分が多いから気をつけるのは気をつけた方がいいとは思うし、特に子どもはまだ体ができあがってないため、摂取(取りすぎ)は気をつけた方がいいのはまちがいないです。
ハムとか明太子も以前は本当に好きでよく食べてましたが、最近はたまにしか食べないし、そしてモチロン無添加の方が良いと思うので、あれば値段見て買えれば無添加を買います。
※一説では添加物に含まれている発色剤(亜硝酸Na)より野菜に含まれている 「硝酸性窒素」の量の方が多いとも言われています。
愛知県生まれ。以前メキシコで足つぼマッサージ師、動画(PV)制作などを経験。養生ラボでは、薬に頼らない生き方、体質改善の方法、実体験談を語っていきます。