日本が農薬使用量世界トップクラスってのを知っていましたか?
使用量は常に韓国とトップを争っています。
少し前からは特に中国産はヤバイ!みたいな感じで言われてみんな避けてるけど、実は国産もかなりヤバイ!って事なんですね。
まあ個人的には農薬を使ってなくても中国産もかなりヤバイのはまちがいないとは思うし、環境汚染がかなりひどいから野菜を育ててる土地も汚染されてると思うんで農薬どうこうのレベルじゃないんだと思います。
昨年11月23日、無農薬栽培で有名なリンゴ農家の木村秋則氏が、農業関連のシンポジウムでこんな“爆弾発言”をしていた。
「世界70か国の若手農家の集いに呼ばれてイタリアを訪問した際、『日本の農産物は本当に安心なのか。
東京五輪のときには選手団にイタリアから食材を持参することを考えている』と言われました。日本の農産物が『安心・安全』というのは大間違いです」
日本で作られてる野菜なら安全と前までは思ってたけどこんだけ農薬を使ってるのは知らない人の方が多いんじゃないかな?
この記事でもわかるように外国人は日本が農薬をいっぱい使っているのを知ってる感じです。
この記事にGREEN PEACEの農薬使用量のグラフ(2010年)が載っているけど中国が1位で韓国、日本と続いている。という事で中国産は農薬の面でもヤバイんで買わないようにしましょう(笑)
アメリカの農薬使用量が日本が12.1kg/haに対して2.4kg/haになってるのは本当かな?って思いますが、一番使ってそうなイメージだけど。
日本の農薬の基準はかなり緩く設定されてるらしくて、たとえば毒性が強いとされているネオチコイド系農薬のリンゴに対する日本の使用基準値はアメリカに比べて2倍、EUと比べると2.5倍にもなるらしい。
茶葉に関しては、EUに比べて300倍もの使用基準値が設けられてるみたいです。
このネオニコチノイド系農薬は脳に作用して神経を興奮させ続けることで、虫を殺す農薬だそうでEU諸国ではミツバチの大量死事件の原因として使用禁止している国もあるみたいです。
でも日本では特に規制をしてなくて(一部自治体では、ネオニコチノイド系農薬の使用自粛がされている)しかも基準値がかなり緩く設定されているという事実。
2015年5月19日に厚生労働省は、ネオニコチノイド系農薬の食品残留基準を緩和(ほうれんそうでは従来の13倍に緩和)した。これについてグリーンピースは、子どもの健康や食の安全より農薬メーカーの利益を優先した、と述べている
「日本の野菜は安全」という幻想は一度捨てましょう(笑)
農薬もそうなんですが化学肥料(窒素・リン酸・カリウム)使用量もやはり日本はトップクラス(2008年のデータ)さすがの安定感、、
化学肥料(窒素・リン酸・カリウム)の危険性というのが「硝酸態窒素」
(窒素・リン酸・カリウム)の中の窒素は主に食物の葉や茎の生育に関与してると言われいて窒素肥料が少ないと葉や茎の葉緑素(クロロフィル)が減り緑色が薄くなり、多ければ緑色が濃くなる。
「野菜の色が薄くなっちゃったから窒素肥料を振らないと」なんてことは一般栽培の農家では普通に行われていることみたいです。
スーパーとかは見た目が大事なんで色が濃いほうが売れるからってのも関係してるんだと思います。
この「硝酸態窒素」は特に、ほうれん草や小松菜、チンゲン菜などの葉物に多く含まれているんだそうです。
この「硝酸態窒素」は成人なら無害でほとんどの場合そのまま体外へ排出されるみたいなんだけど、体内に入ると「亜硝酸」に変わり、胃の中で動物性・植物性タンパク質に含まれている「アミン」と反応して「ニトロソアミン」になり、それが強い発がん性を持つ物質らしくて胃がんの原因にもなってるみたいです。
赤ちゃんには特に危ないらしく1950年代のアメリカで30数名の赤ちゃんが「硝酸態窒素」によって死んでいるんです。
「硝酸態窒素を大量に摂取すると、体内で亜硝酸窒素になります。これは血液中のヘモグロビンが酸素が取り込む前に酸素を取ってしまうので、貧血を起こす。
アメリカでは、ほうれん草の裏ごしスープを離乳食として赤ちゃんに与えたところ、酸欠状態になり、全身が青くなった。そこから『ブルーベビー病』と呼ばれています」
過剰な肥料で育った野菜、肥料によって汚染された水によって3千人以上の乳幼児が死んでいるという報告例があるみたいです。
だったら有機野菜(有機肥料)なら大丈夫なのか?
有機肥料にも窒素成分は含まれており、土の中で微生物に分解されて「硝酸態窒素」になるのです。
有機肥料には大きく分けて2種類あり、一つは牛や豚の糞尿を発酵させる「動物性肥料」で、もう一つが米ぬか、米ぬかを発酵させたボカシ、おからなどの「植物性肥料」普通は、この2つを組み合わせて使うみたいです。
問題は「動物性肥料」の方でこっちが多いと害虫もかなり寄ってきて農薬を使うハメになる。
しかも特に「動物性肥料」の方は家畜に抗生物質を使って育ててるのは、多いのだと思うけどそうなると糞尿に抗生物質やらの薬剤とかが入ってるんだと思うので、有機なのに化学物質も入ってるって事になりますね。
そしてエサに遺伝子組み換え使ってたらそれも間接的に入ってくるんじゃないかなと思いますし、日本はそこまで管理してちゃんとやってないんだろうね。やってる所もあると思うけど。
「植物性肥料」を中心に使っている方は害虫もかなり少なくなるんだとか。
有機野菜とは、農林水産省にて制定された「有機JAS規格」に適合した生産条件のもとでつくられ、また登録認定機関にその適合性が認められた野菜
この「有機」って表示があると「無農薬」って思うかもしれないけど、現在の有機JAS法では、マシン油やボルドー液など29種の農薬の使用が認められてるみたいです。(これは年々増えている)
最近では「有機野菜」とかオーガニックって書いとけば売れる健康ブームみたいなのがあり、有機野菜を売ってるところもあるみたいだけど特に自然食品店など、普通のスーパーではほとんど見かけない。
有機認証があれば買う側も安心して高くても買っていくんだろう。有機認証をとるのにお金もかかるからその分野菜も高くなるし。値段とか見てると結構高いな~と思います。
こんな実験もあるみたいです。
きゅうりの腐敗実験
まず、①自然栽培、②有機栽培、③一般栽培、それぞれのきゅうりをカットし、ビンに入れて実験してみました。条件を一定にするため、ビンを同じように煮恥し、同じ場所に置き、時間の経過によってどのように変化していくかを観察します。
そして数日後、なんと一番はじめに形が崩れていったのは、真ん中の②有機栽培のものでした。
この結果には驚きました。一般栽培のものが一番早く腐るだろうと思っていましたから。この写真を見ると一般栽培のものはまだなんとか形を残していますが、有機栽培のものはほとんど形を臨めていません。
有機栽培の方は、ちゃんとオーガニックの認証を取っているものでしたから、順番は逆になってほしかったのです。
左から ①自然栽培(無農薬かつ無肥料)、②有機栽培(動物性肥料)、③一般栽培(農薬・化学肥料)
腐敗した匂いは一般栽培の方はケミカルっぽい匂いで、有機野菜は糞尿のような臭いとの事です。
自然栽培の方は微かに甘い匂いがするみたいで、しかも自然栽培だと腐らずに枯れるんだそうです。
そういえば、奇跡のリンゴで有名な木村さんも同じようなことをテレビで言っていました、本当の自然栽培は枯れてくだけで、そのままにしてもドライフルーツになるんだとか。
「奇跡のリンゴ」と言われてるけどこれが自然なんですね本当は。
著者は炊いたお米でも同じように実験をしたらしく、そうしたら有機栽培のお米は腐敗していくのに対し自然栽培では甘酒になったらしいです。
まじで?って思うけどこれが事実なんですね。
もう1つの実験もやったみたいで
①自然栽培(無農薬かつ無肥料)、②有機栽培(動物性肥料)、③有機栽培(植物性肥料)
動物性肥料はひどく腐ったけど植物性肥料はさほどひどくはなく形も保っていたみたいです。
他の野菜でも手当たり次第試したみたいだけど自然栽培の野菜は腐ることなく形を保ったまましぼんだのがほとんどだったみたいだけど、自然栽培の年月が浅いものは腐ってしまった場合もあったみたいです。
結論
1番は自然栽培(無農薬かつ無肥料)、2番に有機栽培(植物性肥料)で3番に有機栽培(動物性肥料)、で最後に一般栽培(農薬・化学肥料)の順番になりますね。
※あくまでも個人的ランキングです。
自然栽培(無農薬かつ無肥料)の野菜がもっと増えて売れるようになれば値段も下がっていくだろうし、そうなれば一番いいな~と思います。
参考文献
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愛知県生まれ。以前メキシコで足つぼマッサージ師、動画(PV)制作などを経験。養生ラボでは、薬に頼らない生き方、体質改善の方法、実体験談を語っていきます。