睡眠中に頚椎のゆがみを矯正できる「硬枕利用」

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硬い平らな板の上で寝る(平床寝台)に続き寝るときシリーズです。

「六大法則」といわれている運動療法の今回は

【法則2】西式健康法 六大法則 硬枕利用

硬い枕を使うといいって本当なのか?

硬い枕といっても、おすすめされているのは西式健康法では、半円形の硬いかまぼこ状の「木枕」の使用をすすめています。

何で硬いしかも「木の枕」?いつの時代?と驚かれると思いますが。

かまぼこ状の形が頚椎骨(首の部分の背骨)の狂いを整えてくれるそうです。

寝ている間に頚椎(首の部分の背骨)のゆがみが自然に矯正され、耳鼻咽喉や歯の病気、気管支炎などの予防・治療に役立ちます。

引用 健康養生法のコツがわかる本 甲田光雄(著)

確かに人間の頭は約4キロほどあるようなので、かなり頚椎にとって負担はかかり、重さや圧力でズレやすくなってしまうのでしょう。

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そりゃそうですよね、、

頚椎に故障があると、鼻、耳、咽頭、気管支など体に影響が出てくることもあるそうです。そこで睡眠中に矯正してあげるということです。

平らな床で寝るのが「背骨矯正」をメインとした考えで、硬い枕は「頚椎矯正」を目的ということです。

木枕だと硬く感じ、人によっては頭半分がシビレたりするらしいです。

*シビレが出るのは頚椎の歪みが直るための反応だそうです。

西式甲田療法の考案者の甲田医師は、始めて2年ほどしびれが続いたくらい・・・すぐにすぐ 慣れるものではないので、マイペースでやったほうがいいですね。

「今日は痛いからやめておこ~」っといった具合で調子をみてやってください。

おすすめは、最初は、バスタオルをくるくる巻き硬くして(かなり固くなります)

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そして紐で固定して自分の首にフィットするようにしたりなどして慣らしてあげたりするのがいいと思います。

私は今でも硬い木枕を使わず、バスタオルを硬く巻きそれを使っています。

それでも しばらくは朝起きると痛かったりしました。慣れてきたら朝スッキリ感が出てきます。

木枕は一晩中使うのが理想とのことですが、最初は1日10分や20分でもOKなようです。

※子供の場合は、ぐんぐん成長するので木枕より小豆枕(小豆を詰めた長い円筒状の布製枕)のがベターと言われてますが、私は子どもにもタオルで調整してやっていこうと思っています。

旦那さんにもバスタオルを硬くしたものをすすめたのですが、やはり合う合わないはあるみたいで、苦しくなってきてしまうそうなので硬くしたバスタオルは使わず、普通のフェイスタオルを平らに折り首に当てて寝てはいません。

サイズ選びは大事です。

木枕に挑戦される方は、サイズ選びの目安は使用する人の「薬指の長さ」と木枕の半径が一致するサイズがいいと言われています。

この基準の測定方法は西式健康法が出来た当時のものなので60年以上たってる現在は、同じ日本人でもスタイルがかなり変わっているので、当てはまらないかもなので、自分で測ったりしてから 購入するのが無難です。

あと女子には朗報。

首を伸ばして寝るからか、首のシワが消えると聞いていましたが。私は、元々首のシワがかなり濃く入っているので、まだ完璧には無くならず、多少薄くなったかなという気はしますが、どうなんだろう。

いつかは消えてくれるのか。それは、長い目で見ないとわかりません。

人間の頚椎は、上に重たい頭部を載せているため、つねに圧迫を受け、不安定で故障しやすいものです。

頚椎は七つの椎骨からできていますが、頭部の一番、基部の七番、中央の四番はとくに副脱臼を起こしやすいのです。

そこで夜間就寝中にこの部分に張力をかけるような工夫が必要となります。頚椎に異状があると、耳鼻咽喉や歯の病気、気管支の炎症などを招くことになります。

硬枕はこれを予防するとともに、治療します。

また、頚椎全体の矯正が行われるため、肩の凝りがなくなり、小脳や延椎の機能も完全に働くようになり、身体各部、とくに手足の神経の麻痺を防ぐことができます。

引用 西式健康法西会本部

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