自己治癒力「病は気から」は本当だった

予防医学の重要性を説き続ける医学博士・脳神経外科専門医「田中佳先生」にお話を伺っています。

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予防医学の重要性を説き続ける医学博士・脳神経外科専門医「田中佳先生」にお話を伺っています。 前回の記事はこちらから☟ 抗がん剤は...

要するに医学ではなくて、謎の液体が重症肺炎を治したっていう事実は何なのか?

考えましたよ、そりゃあね、必要最低限の素の点滴しかしていませんでしたからね。

医療と呼ばれることは何もしていませんでしたからね。 で、これを紐解いていくとですね、結局は自己治癒力しかないんです。

誰にでもある自己治癒力ですけど、何らかの原因で発動停止になっていて、あの液体によって発動したってことになります。

雪道や泥道でスタックした車がいたとしますね、アクセル踏んでもタイヤは空転して進まない状態、分かりますよね?

中では必死に脱出を試みてアクセル踏んでいるのに、外から見ると全く動いていない状態。そこに板切れをタイヤの下に挟んだらどうなるか?

脱出できる訳ですよ。たかが板きれ1枚でね。 それと同じで、常に体は治ろうとし続けてるのが基本ですから、絶対に体は諦めない。

必ずなんとかしようとし続けてる。脱出しようとしてね。 何らかの原因は分かりませんけど、まあエネルギーがないとか、血の巡りが悪くて血液が来ないとか、何かです。

車が動かない状態でも、ガソリンがなくて走らないだとか、スタックしてるとか、パンクしているとか、バッテリーが上がったとか、いろいろ考えられますでしょ?

自己治癒力を発揮できない何かがあるんです。

このエピソードはですね、当初はEMって凄い!って思ってました。その後もいろいろ学んだあとで冷静に考えますとね、EMが素晴らしい!

ということよりも、泥道でスタックした車のタイヤの下に板切れを入れることになったのがたまたまEMだったていう話なんです。

だって、ありとあらゆる方法で色んな病気を治している人を見てしまったからなんですよ。方法ではなくて、その人に合ったきっかけがヒットするかどうかなんだなと。

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例えばですね、このハーブティーがガンを消しましたとか、断食で難病を克服しましたとか、色んなことをして、色んな人が病気を克服してるんです。

がんを自力で治した人はたくさんいましたね。気合で治した人もいましたからね、驚きますよ。

あとは世界一周クルーズの旅で治した人がいたり、永平寺に修行で入った人も消して、EMでも消えてるし、ハーブティーでも消えてるし、昔ながらのキノコでも海藻でも消えてるしね。

で、全体を見てみますとね、結局は何を使ってもがんは消せるってことが分かってくる訳ですよ。

要するに、治るきっかけだけ、自己治癒力のスイッチが入るだけだということが分かるんです。

方法論じゃないんです。この山を登るのに、どのルートを登るのかだけなんです。 みんなは自分が出会った1つのルートしか知らないので「これ」は素晴らしいってなるんです。

このキノコは素晴らしいとか・・わたしの場合はEMだっただけなんです。

こんな感じで、病気を治すきっかけは、実は世の中にいっぱいあったんですね。

淡々と事実を見るというのが重要でね、気の持ちようってのは大きいんです。気合で治るってことはですよ、「病は気から」ってことですよね。

そう書いて「病気」ですしね。

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だから部屋の電気のスイッチを押すときに、どうしてこの人差し指でしか押せないんだって思い込まされたのかなんですよ。

どの指でも押せるじゃんって、指じゃ無くてもどこでも押せるじゃん。

ボール投げたっていいし。ああ、方法にこだわることじゃないんだって分かったときにね、どんな方法を選択するかっていうと、その人の好き嫌いでいいんだってことなんですよ。

あなたが信じたものを選ぶことが大切でね、また信じた気持ちが生命エネルギーに変わっていくんです。

氣の持ちようで、心が変化するとくっついてる体も変化するんです。

心が荒れたら、体も荒れるんです。トレーラーとコンテナの関係と同じですよ。

氣の持ちよう

運転が荒ければ後ろのコンテナは揺れ動くみたいにね。静かに穏やかに運転したらコンテナも穏やかです。 だから問題は心なんです。

これに気づくと誰でもこういう経験がありますからね。過度の緊張をすると胃が痛くなるでしょ? 胃が痛いって事は胃炎になってるでしょ?

もっと悪化したら胃から出血するんです。その延長線上に胃潰瘍があったりしますでしょ?

過度のストレスで胃に穴があくでしょ? 心の変化で胃に穴があけれるんです。だったら反対もできるじゃんって。気合いで治せる(笑)

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気合いっていうと修行みたいに聞こえますけどね、そうでもいいですけど、要は心を穏やかにすることが大切ですよね?

トレーラーの運転を穏やかに。だからその方法は何っていうと、この世的に一言で済ませば「癒し」なんです。

だからね、「誰と」「何を」「どこで」すれば心の底から癒されるのかっていうのが一番手っ取り早い訳です。

仏門に入って、ブッダを目指すのは一番健全で確実な道かもしれないんですけど、本当に悟っているのは過去にブッダしかいないんですからね。

そんなに簡単じゃないんです。

こう言うと諦める人が続出します(笑) もっと簡単にならないのかなと。

悟りの領域というのは広いので、端っこにでも立てば相当楽になれると思いますので、そこに一時的にでも、強制的にその領域に持っていく方法はなんだ?って考えると

「癒されること」ということに気づくんです。

ああ、これでいいじゃんって。 仕組み的にも心が安定すれば体も安定するんですからね、それって自律神経とか、色んなシステムとかが安定化するってことですよ。。

理想的な状況をまとめますと、この世的な身体の問題と、あの世的な心、スピリチュアル的な問題を同時に平穏無事にしていかないと健康に向かうには片手落ちになるんです。

目に見える栄養と見えない栄養。健全な食事と幸せですね。

やはり心の問題

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ここまで学んできましてね、大切なポイントは「食・腸・心・運動」に集約されます。

その中でもね、心の問題が7割くらいは占めてるなっていう印象なんです。だからまず心ありき。心がほぐれれば身体もほぐれる。

これをいきなり言うと患者さんはついてこられないんですよね。。。

「あ~あ、この人、いっちゃったんだ、、、」なんて思われてしまうんです(笑)

何年もかけて、順ぐりに健康の道を辿って行ったら、単にこうなってしまっただけなんです。

最初は食ですね、食をよくしてもいまいちだ、これを消化するのは腸だ、腸は何だ? 整腸だ、菌だ、なるほど。

菌のすばらしい恩恵は世間に知れ渡ってきましたからね。動くということは体使ってナンボですから、使わなかったら萎えて朽ちていき退化します。

そこで何が足りないかというとやはり心の問題なんです。 心は揺れ動きますけど、魂は微動だにしないから、魂で生きればもっと楽に生きられるんですよね。

このことを表現するのに適切な語彙が無くて困るんですけどね、スピリチュアルって言葉も人によってニュアンスが違うし、霊性っていうと直ぐに宗教?って来るし(笑)

でも、どうしても必要なんですよ。

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田中佳(たなか よしみ)医学博士・脳神経外科専門医

東海大学医学部を卒業後、同大学付属病院脳神経外科助手を経て市中病院にて急性期医療に長年携わる。

大学在任中に悪性脳腫瘍に関する研究にと医学博士を取得。

日本脳神経外科学会認定専門医・日本抗加齢医学会認定専門医。

現在は脳神経外科診療(保健医療)を行いつつ、予防医学の教育講演活動に取り組んでいる。

田中先生のサイトはこちらからどうぞ→ 田中佳先生のホームページ

主な著書に「あなたが信じてきた医療は本当ですか?」「発想の転換で元気に長生き 健康自立力」「続・健康自立力 ‐後悔しない治療の受け方‐」「健康の原点は食と腸にある!」などがある。

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