湘南は茅ヶ崎にて、潜在意識開華・メンタルブロック解消の腸心セラピーと、幸せを呼ぶ整体、妊婦さんや産前産後のケアを得意とする、心とカラダのケアサロン【ごえん】のサロンオーナー「稲谷(ジョニー)」さんによる連載コラムです。
昔ながらの「食べ合わせ」=毒消しで健康生活
私が食養の師匠と仰いでいる若杉ばあちゃんが話している事を元に、私なりに考えてみました。
今までも、食養(食の陰陽)について何度か言ってきましたが、今回は「食べ合わせ」毒消しについてあくまで私なりの観点からお話しをしたいと思います。
【カラダに溜まった毒素が病氣の元】
私たち人間は元々、血液と体温と塩分をもった陽性な哺乳類です。
そんな人間と同じ牛や豚や鶏の動物性を沢山食べていると、血液は汚れて酸化してしまいますす。。
長い間体内に蓄積された老廃物が【毒素】となり、毒素は血液に乗って全身にめぐり、その人その人の1番弱いところにでます。
それが色々な炎症をおこさせて、それが病氣とつながってしまいます。
先人たちが残してくれたことわざにこんなのがあります。
「大根どきの医者いらず」
「鴨がねぎをしょってくる」
「みかんが熟れると医者が青くなる」などなど。。
・大根には魚のたんぱくや、脂肪を分解する酵素がたっぷりと含まれています。
焼き魚には大根おろし、刺身にはつま、ぶり大根、などなど昔の日本人の料理には大根と魚を一緒に食べる習慣がありました。
また、遠洋の魚には本わさび、近海ものにはしょうが、アユにはたで酢、鯉にはごぼうや酢みそ、ウナギにはさんしょうなど、これも全て、毒消しなのですね。
・鴨にはねぎ食べると言っているのにもきちんと理解があります。
日本人の腸は長いので、肉は腸内にたまり、毒素を生み出してしまいます。
それを分解するのが野菜の酵素だと教えているのです。
・みかんなどの柑橘類もまた消化酵素になります。みかんが熟れる季節は鍋の季節ですね。ぽん酢はぜひぜひ手作りで食べて欲しいと思います!
先人達は本当に凄いなぁーと良く思います。
今みたく化学も発展していないのに、今の人以上に何をいつ、どのように食べるかがわかっていました。
きっと、それは不自然なものがなく、自然と共に生きていたからなのではないかと思います。
【肉は食べないに越したことない】
カラダに毒素をためる食物はなんといっても動物性食品!!
穀物を食べて来た日本人の腸は西欧人と違い腸が長いです。
腸内にたまった毒素は血液を汚しますので、それが全身に回ってしまえば、癌を生みだしてしまいます。
近年、大腸がんが増えたのは肉食が増えた事と無関係だとは到底思えません。。
また、肉のたんぱくは陽性のナトリウムや窒素をもっているので、アミノ酸に分解されて消化吸収されないと言います。
その為、未分解となったたんぱく質を排出しようと肝臓や腎臓にめちゃくちゃ負担がかかってしまうのです。
そして、未分解たんぱく質はアレルギーも引き起こしてしまいます!
アトピーや喘息、花粉症などももちろんですっ!!
また、肉の脂肪は酸化しているので、動脈硬化を生み、高血圧や脳梗塞などにもつながってしまいます。もちろん、先の肝臓や腎臓にも負担は大ですよ。
ですので、もし肉を食べるのであればこれでもか!っというぐらい野菜の酵素を一緒に取ってほしいですね!
(玉ねぎ・ネギ類・しょうが・にんにく・きのこ・とうがらし・じゃがいも・トマト・ピーマン・レタス・りんご・みつば)などが消化酵素となります。
昔の日本の料理の食べ合わせを参考に
【卵はコレステロールのNO1】
卵もまた、動物性食品です。
しかも、使い勝手がいいので色々な料理やお菓子に使われているので結構怖いですね。。
しかも、今の卵は無精卵です。
命の無い卵です。。
卵にはコレステロールがありNO1だと言われています。
その脂肪は心筋梗塞や動脈硬化を引き起こしてしまいますし、まだまだ怖いのは脂肪は、ひじやひざを始め、関節にたまる性質なので、関節リウマチや関節炎の原因にもなってしまいます。
それに、卵はアレルゲンとしても有名ですが、卵からの皮膚炎はカサカサになるのが特徴だと言われています。
あーあー、怖い。。
もし、どうしても食べたい人は有精卵が手に入った時に、(ニラや、しいたけ)など昔の日本の料理の食べ合わせを参考に料理して食べてくださいね。
【ぎょ魚!!さかなくんも要注意】
魚にももちろん、動物性になります!
昔から日本人は魚は食べて来た民族ですが、今みたく毎日は食べていませんし、安全な食べ方も色々工夫されてきました!
魚は、牛・豚・鶏とは違い、冷たい水のなかで水圧がかかる状態で育っている為、肉ほどは陽性では無いのですが、カラダに毒素を溜めれば病氣につながってしまいます。
魚には種類が(遠海魚・近海魚・深海魚・川魚)などがありますね。
マグロやカツオは血の匂いも気になる人もいると思いますが、赤身の魚は鯛やヒラメなどの白身魚や川魚などに比べて、かなり陽性になりカラダへのダメージは大きいのです。
よく、ご年配の方が「最近マグロやカツオ食べるとムカムカしちゃうから、白身魚しか食べないのよ。」とおっしゃるのを聞いた事がありますが、これは間違いではないのです。
そして、今ではあまり見かけないですがイルカやクジラはさらに陽性になるので、もう肉だと思ってください!
また、深海魚も陽性です!
そして、最も血液を汚し毒素を生みだしてしまう厄介なのが魚の干物です。。
(アジ・イワシ・ホッケ・シシャモ・ちりめんジャコ・煮干し)など。
えーーーっ!と思うかもしれませんが、干物は、日に当たる事でたんぱく質と脂肪が酸化してしまう事にあります。
酸化し、過酸化脂肪が増加すると、血管にたまりまり、動脈硬化や血栓をつくり、癌のリスクを高めてしまいます。
また、白髪が多い人も干物をよく食べる人に多いです!
先人達の知恵
日本人が魚を食べてきたとは言っても少量です。今の様に毎日食卓にはあがっていません。。
今は、全てにおいて食べすぎなのですね。
食べ過ぎが病氣をつくっていると言っても過言で無いと思います。。
魚は、腎臓・膀胱・前立腺・子宮筋腫・白内障などのリスクを高めてしまいます。
また、魚の害は頭や背中、手の末端や足に出るのが特徴であり、足がつったり、ひざに水がたまったり、アキレス腱、魚の目やタコ、イボは魚の食べ過ぎの病氣です。
そんな魚には、(大根・しょうが・わさび・青しそ・しその実・みょうが・さんしょう・ごぼう・ふき、せり・海藻・柑橘類・梅干し・酢)などがあります!
ぜひ、日本料理をいまいちど見直してみてくださいね。
そこには、先人達の知恵が沢山詰まっています。
と、言い魚を終わりにしたいのですが、ここで見落としがちなものがあります。
それは【魚卵】です!
魚卵は食べなくて良し!!
魚卵の毒消しは存在しません!
年末年始など、好んで食べるかたは、それ相当の覚悟を持って食べてくださいませ。。
【砂糖は百害あって一利なし】
砂糖は、麻薬と同じくらい怖いんですよー!
砂糖には依存性があり、砂糖が切れるとイライラしたり、甘いものを食べないと落ち着かないとか言うひとはもうすでに砂糖依存症になっています。
特に精製された砂糖は化学薬品だと思ってください。
また、赤血球に砂糖水をかけると溶けていく事はきちんと確認されています。。
が、、それは公には公表されません。。。
これについてはこれ以上言ってしまうと、なんなんで…やめよっと。。笑
とにかく砂糖は血液を溶かす溶血性食品ですので、貧血を招き、再生不良性貧血になる人も少なくありません。また、脳細胞は破壊されてしまい、認知症の要因にもなります。
砂糖は極陰性ですから、緩めるエネルギーが強く、血管・細胞・内臓全てをゆるめてしまいます。
例えば、腸が緩めば便秘になり、子宮がゆるめば生理痛や不妊症、子宮脱になり、胃がゆるめば胃下垂になります。
また、シミやソバカスやシワも増えますし、筋肉も垂れます。
またまた、砂糖は中性脂肪になりますから、
動脈硬化や脳や心筋梗塞などにもなりかねません!
今や、砂糖は卵以上に何にでも入っていますが、せめてご自宅では砂糖を使わずに料理をしてもらいたいものです。
砂糖は百害あって一利なしです!
しいて言うなら毒消しとしては(3年梅干し・梅酢・梅干しの黒焼き)になります。
梅に関しては、また改めてお話しましょうね。。
【油選びも重要である】
皆さんが野菜のおかずと言って頭に浮かんでくるものは何ですか?
油で炒めたもの?
揚げたもの?
ドレッシングのたっぷりかかったサラダでしょうか?
理想は煮物やおひたしや漬け物です。
理想と言うか、昔は皆そうでした。
魚も焼くか煮るかで、今みたいにムニエルやフライは無かったのです。
この油、もちろん血液を汚しますよーー!
血管壁を傷つけ動脈硬化にもなりかねないし、油は酸化するので、酸化した油はDNAなどを傷つけてしまいます。
日本人に適した伝統的な日本料理
これを回避するには、
1、酸化しにくい油を使う
2、油の毒消しを知る
3、食べる回数を減らす
がポイントです!
油の中で酸化しにくいのは(ごま油・菜種油・椿油・えごま油)です。
また、調理の時には極力少量の油で料理し、揚げもの場合でも使い切ることです。
また、揚げものは揚げたてが一番です。
時間が経てば経つほど危険になってきますので、ご用心を。
油の毒消しとしては、(大根おろし・柑橘類・野草)です!
「食物の陰陽表」
こうしてみると、いかに現代人の食がめちゃくちゃになっているのかがわかると思います。
病氣になるのには原因があります。
その中でも大きく%をしめているのが食歴です。
現代人の病氣は肉と砂糖を食べなくするだけで7〜8割無くなると言います。
私も、普段お客さまを見ていて常々そう感じざるを得ないです。。
食べたものが血になるのです。
骨となるのです。
細胞となるのです。
内臓となるのです。
人となるのです。
病氣をつくるのです。
昔の人達は、それを自然に感じ、経験からその時その時取れる野菜や野草を上手く使って
日本人に適した伝統的な日本料理を作り上げてきたのでしょう。。
あっぱれとしか言いようがありません。
今、そしてこれからの時代を生きていく、いや、生き抜いていくのには今一度、食を改め、食い改めをするのは必要かと私は思います。
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稲谷 洋二(ジョニー)
・腸心セラピスト
・整体師
・妊産婦整体師
・バースカフェ認定ガイド
・食養陰陽家
・健康管理士
調理師料理人が祖母の病をきっかけに整体師を目指し、神奈川県茅ヶ崎にて、2007年にイナタ二健康整体を開業。以来、口コミを中心に人気を集める。
そして2017年、『love×Peace×Smile』をスローガンに東洋思想の整体をベースに、ボディケアから体質改善まで男性でも年配の方でも、み〜んなが安心して通えるからだに優しい自然派健康整体サロン『ごえん』を神奈川県茅ヶ崎にOPEN!!
また、NPO日本妊産婦整体協会の認定店ですので、婦人科整体・マタニティ整体・産後のケアを中心に、男性・女性、年齢関係なく心と身体をほぐす整体を得意としており、地域のクリニックからの紹介や、口コミで遠方からのお客様もいらしていただいております。
生理痛・生理不順・子宮病・不妊などの悩み。また、切迫早産・逆子・などの妊娠中の方。そして、産後の骨盤調整や乳腺炎・腱鞘炎・肩こり、腰痛、関節炎などお任せください。
食養のアドバイスやワーク、料理教室、そして、命の大切さと奇跡を本氣で感じ、分かち合うイベント「バースカフェ」‼︎を認定ガイドとして定期的に主催しております。また、バースカフェガイドとしてのご依頼も承っています!お気軽にお問い合わせください。
そして、2019年4月に新たなる挑戦として、セラピストの資格もとり、身体だけでなく心のケアも基本メニューに【腸心セラピー】を加え、心とカラダのクアサロン 『ごえん』と生まれ変わり、熱い想いでワクワク人生チャレンジ中!!
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