【ビタミンCの必要性】どう摂取するかが大事

前回の記事↓↓

ビタミンCをしっかり摂りたければ『ローズヒップティー』
独学ですが私もお世話になっている西式甲田療法(私は生菜食などはやっていません)ではビタミンCを特に重要としています。 ビタミンCは万病...

上の記事にも書いてありますが、ビタミンCの効果をまとめていきます。ビタミンCの正式名称は「L-アスコルビン酸」といいます。

【ビタミンCの効能】

①歯の発育に役立つ

②皮膚の内側の細胞組織や毛細血管を健全にする

③細菌感染の抵抗力を高める

④酵素の新陳代謝に役立つ

⑤ホルモン分泌を促す

⑥血球を再生するのに役立つ

⑦血液の凝固時間を早める

⑧ホルモン分泌促進

⑨免疫力高める ・・・・など

【参考文献】

原本西式健康読本 (健康双書) 1979/6 西 勝造  (著)

(追記 2018/6)ビタミンCに新たな効能が発見されたという研究成果があったというニュースを知りました!

その内容が、「血中ビタミンC濃度が高いと、将来の認知機能低下リスクを減少できる可能性があることを、日本医療研究開発機構(AMED)が世界ではじめて明らかにした。」ということです。

ビタミンCだけたくさん摂ればいいという話ではもちろんありませんが、必須なのは間違いありません。

詳しい内容はこちらから↓

ビタミンCが「認知症」リスクを低下 女性でリスクが10分の1に低下

ビタミンCの効能がこんなにすごいということを踏まえたうえで自分にとって必要な摂取量や何からどう摂取するかを考えていきたいと思います。

ビタミンC1日必要な量とは?

成人の1日あたり摂取量としての厚生労働省による推奨量は1日100mg(0.1g)となっています。

だいたい日本人は統計的に平均で1日に135mg(0.135g)くらい摂っているそうですが、これでは本来少ないと言われています。

※本来必要なビタミンCの摂取量は・・・・

1日に1~2g(1000mg~2000mg)は摂取した方がよいと言われています。

もちろん個人差もかなりありますし、病気のときなどその時の状態によっても必要量はかなり変わります。

よくビタミンCは1日に5gくらい飲むと下痢になるので、2g(2000mg)が適正量と言われていることもありますが、メガビタミン主義分子栄養学の創設者の三石巌先生の「三石理論」では、ビタミンCは水溶性なので数時間で排泄されるため、1日3回程に分けて飲むのがいいと言われています。

そして1日の推奨量は2~3gが目安となっています。

※ふじかわ心療内科クリニック 院長の藤川徳美先生は、「普段は2~3g、発熱時などには5~10g」と書いていました。

もちろん個人差があるし、自分の症状などにもよるので目安にして私自身もなんかちょっと風邪引きそうかもって時には、普段よりこまめに量を多めに飲みます。

そうすると次の日には、風邪の気配も一切なくなってくれたりするので、体感としてはビタミンCは効くと実感しています。

基本的に、ビタミンCは水溶性ビタミンなので、たとえ過剰摂取したとしても体にとって必要以上の分は尿として排出されるため副作用の心配はほとんどないと言われています。

一時的に喉焼けや胸焼け、胃痛といった症状が現れる場合はあるそうです。

ビタミンCのサプリの摂取に限り私が自分の中で目安にしてる方法が、体調が悪い時などは試しにこまめにいつもより多めに飲みます。

それで便が緩くなってきたり下痢になったらもう必要以上飲んでるなと判断し、それ以上は飲まないというちょっと荒っぽいけど原始的なやり方です。

このやり方を皆さんにおすすめしてる訳ではないので各自ご自身に合う方法を見つけられるといいと思います。

量の目安を考えるときの参考

参考にすべき下等動物のデータをあげてみよう。

もっとも、正確な研究はラットを対象としたもののみで、大型哺乳類には全く手がついていない。

ラットの肝臓が一日に合成するビタミンCの量を、体重60kgの成人に換算すると、1.7~3.4グラムとなる。

これだけのビタミンCをとっていれば、ストレッサーがゼロに近いときなら、血中ビタミンC濃度は正常に保たれる。この数字は、ストレスによってはねあがる。

アメリカの動物栄養委員会が1962年に報告したところによれば、サルの場合、ビタミンCの一日必要量は体重一キログラム当たり55mgである。体重60kgの成人の場合に換算すれば、これは3.3gとなる。

また、モルモットの場合は体重1kgあたり42~167mgである。体重60kgの成人にこれを適用すると、2.5~10gとなる。人間がもし自前でビタミンCをつくるとしたら、その一日量は2~20g、というところだろう。

引用 ビタミンC健康法―健康と長寿の第一条件 (1977年)三石 巌(著)

でもビタミンCをサプリでこんなに飲んでも何の問題もないのか?

本当に下痢になるくらいだけの副作用なのか?

今まで一回もサプリを飲んだことが無かったわけではもちろんないですが、体に必要なんだと理解して飲もうと思い始めたのは最近なので純粋な疑問で「サプリは人工的に作られたものだから本当にずっと飲み続けて弊害はないのか?」「たくさん飲んでも大丈夫なのか?」と思っていました。

元々私の考えとしては、西式甲田療法の甲田先生の言われてた、体内での吸収率がやはり合成のものと天然のものとでは全然違うという話をベースに考えていました。

その裏づけとされている「合成と天然を比較した実験」があります。

合成と天然を比較した実験

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2つのコップに23mgのビタミンCを含んだ柿の葉茶と合成ビタミンCを用意して、両方ともフタはします。

10日後にビタミンCの残存量を測ったところ・・・

①柿の葉茶・・・20.0mg

②合成・・・2.3mg

合成の方がビタミンCの失われる率がかなり高いことが確認できたそうです。

それに比べ天然の柿の葉茶のビタミンCはこんなに安定しているとは驚きの結果。(甲田先生の著書に書いてありました。)

ビタミンCの確保に意識をおけば、そのほかの ビタミンはビタミンCを補給できる食品の中におのずと含まれているもの、

サプリなどは人工的に精製されたビタミンCなので不安定な性質らしく、多く摂っても数時間のうちに尿と一緒に出てしまうというのが甲田先生の見解です。

なので今まで私は、柿の葉茶をメインに飲み、ビタミンCのサプリも飲んでいましたが、予備的な感覚でした。

しかしビタミンCやB群などの水溶性のものは、合成品も天然品も分子構造が同じだから合成品だからといって問題は特に起きないと考えても大丈夫だと先ほどの三石理論では言われているんです。

分子構造が同じとなると、確かにそもそも水溶性ビタミンは天然のものでないといけないというのは化学的根拠がないということになってしまいますよね。

カナダの分子整合精神医学の権威として世界的に有名なエイブラハム・ホッファー博士の著作にも「天然・合成には差がなく、抽出・生成時に使われる添加物の違いだけである。」と藤川徳美先生が解説されていたのを見てそこから考えると、添加物がなるべく入ってないサプリを選ぶのがいいのは間違いないですよね。

(補足)天然品でないといけないのは脂溶性のビタミンAとビタミンEなんだそうです。

上記のことを詳しく説明しているのがこちらです。↓

野菜や果物に含まれているビタミンCはLアスコルビン酸である。

われわれは、Lアスコルビン酸をビタミンCとするのであって、合成品と天然品とは、Lアスコルビン酸である限り、いかなる点でも区別することはできない。

現実に市販されているビタミンCは、例外なしに合成品と考えるべきである。

天然物からこれを抽出するには、労が多く、高価になるばかりだ。そして、得られた物質は、天然品と、いかなる点でも相違がないのである。

引用 三石巌全業績 8 ビタミンCのすべて

サプリは自然じゃない

しかし一方で、毎日ビタミンCのサプリを摂り続けたら、おなかが痛くなり、結石が出たという方もいるそうです。

その理由として挙げられるのが、「ビタミンCは体内で代謝されるとシュウ酸になるため、過剰に摂りすぎると尿路結石の原因になる」という説。

私自身もその説が正しいのではとはじめは思っていました。

それに対しての反対意見は、「ビタミンCは腎臓結石の原因ではない!」(反対にビタミンCは腎臓結石のリスクを減らしている)と言われています↓

http://www.iv-therapy.jp/omns/news/24.html

ホッファー博士らが言うように天然・合成には差がないのであるのならば、抽出・生成時に使われる添加物を毎日毎日たくさんとることが原因で結石になっちゃうなんてことはないのか?

私の個人的推測で色々考えますが難しいですね。

昔の人はサプリなんて摂っていなかったし、サプリは自然じゃないからあまり良くないんじゃないか・・・その考え方も分かります。

短期に治療効果を上げたいときには、大きな力を発揮します。

その意味では栄養素系サプリメントは、医薬品に近いと言えます。

しかも医薬品のように純粋な化学物質ではなく、身体になじみがある物質であるため「医薬品に比べて副作用は生じにくい」という利点もあります。

とはいっても、1度に大量に摂ったり、間違った摂り方をすれば、食品や食品系サプリメントと違って何らかの副作用が生じる可能性があります。

最近では栄養素系サプリメントの多くがバイオ技術を用いて工場で大量生産されるため、栄養素の構造は自然のものと変わらなくても、現実には“人工的な単なる物質”と言った方がいいようなものになっています。

そのため合成の栄養素系サプリメントを摂取すると、身体がそれを受けつけなかったり、異物として排除しようとする事実があることが報告されるようになっています。

栄養素系サプリメントには化学的医薬品ほどの副作用はないとしても、その摂取を無条件に勧めることができないのはこのためです。

引用 ホリスティック健康学・ホリスティック栄養学入門―“21世紀の新・ベジタリアン生活”のすすめ 小池 里予 小池 英

サプリはあくまで補助

現在の私の見解としては、ビタミンCは野菜や果物などの食べ物だけでは足りないと思うので、サプリを補助として飲む!

食事も楽しみたいのでサプリをメインで飲むのではなく、あくまで補助で。飲まない日ももちろんあります。

でもその補助の効果を実感していることもあり、特に体が必要としているときは柿の葉茶2リットル+サプリのダブル技を使っています。

ビタミンC以外にも毎日ではないですがスピルリナ、ビタミンE、自分の体調で必要だなと思ったときは他にもフェロケルやエビオスなどを自分のバランスをみて飲んでいます。

ビタミンCは、鉄やカルシウムの吸収をよくして、脳の機能もよくなり健康を保つためにも必要です。

特に妊娠中、授乳中、帝王切開後の出血を止めてくれる、その他にも手術後の回復などにもビタミンCは効果はかなりあると思うのでしっかり摂るといいと思います。

あと、やはり風邪の緩和目的や目の疲れなども効果がありました。

その他にもウイルス感染、細菌感染、ガン、ストレス、アレルギーもビタミンCで治療されている先生方もいます。

「高濃度ビタミンC点滴療法」・・・各種疾患に有効であるという臨床成績が米国等で報告されている療法もあります。

なので病気のときなどには、やっぱり即効性があるような気がしますね。

私が以前飲んでいたサプリです。

① LIFE STYLE ビタミンC1000 ウィズ ローズヒップ

② エビオス錠 2000錠【指定医薬部外品】

③ 【基本のサプリ】スピレン500粒(アルミパック)

ビタミンCははじめに買っていた上記のものの方が添加物が入ってないので、おすすめはおすすめなんですが、値段が今買っているもの(下に書いてあります)の方が断然安いので私は乗り換えました。

エビオスはそのまま現状維持です。

スピレンも↓に乗り換えました。

④今飲んでるスピルリナ

スピルリナ100% 【2000粒+400粒増量】1粒200mg(約2ヵ月分)

現在私が今飲んでいるサプリ

iHerbが割引もあるので一番お徳です。下記のクーポンコードを使うと初回の購入時は10%の割引で購入できますよ!

コード番号【HIR1552】です。このコードを使ってくれると皆さんは10%オフになるし、ポイントが貯まるので私も嬉しいです。

①ビタミンC
https://jp.iherb.com/pr/American-Health-Ester-C-1000-mg-with-Citrus-Bioflavonoids-180-Veggie-Tabs/15080

②ビタミンE
https://jp.iherb.com/pr/Now-Foods-E-400-250-Softgels/517

③フェロケル
https://jp.iherb.com/pr/Source-Naturals-Advanced-Ferrochel-180-Tablets/1021

上記のフェロケルはコスパはいいのですが、かなり鉄の味が強烈だったりするので合う合わないはあると思いますので判断はお任せします。

ストレスがあるとビタミンCの需要は数倍にも跳ね上がると言われているので、ストレスを避けることが難しい現代にはビタミンCなどその他サプリも必要なんじゃないでしょうか。

皆さんもご自身のバランスで上手く取り入れていくことをおすすめします。

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