現代の日本人は約30%が、アトピー、ぜんそく、花粉症などのアレルギーを持っていると言われています。
とくに子どもたちは増えてるみたいです。
花粉症
日本で始めて花粉症の症例がでたのは、1963年の事だそうで原因はスギ花粉。患者は栃木県日光市に住む大人の男性。
スギはかなり前から日本にあり、スギ花粉は昔から飛んでいたそうですが、昔の人はスギ花粉を吸い込んでも花粉症にはなってないんです。
初めての花粉症患者が1963年に出てきてから、急速に花粉症は増えていき出して、それと同時にぜんそくなども増えていったみたいです。
原因としては、大気汚染、スギの植生・花粉飛散量の増加など色々あるんですが、、、
スギ花粉のもとであるスギの木が日本全国で一斉に植林されたのが、1950年代でスギの木が成長して、花粉を大量に飛散されるようになるのが、ほぼ樹齢30年くらいと言われているので、花粉が昔より飛んでいるのは確か。
大気汚染で言うと高度成長期の時は今の中国に近い状態で、今よりフィルターなどの技術もなかったのでひどかったんではないかと思う。(今だとPM2.5)
なので花粉症も増えていったんでしょう。
その他にも住宅の問題も言われています。
最近は野生動物の中にも花粉症を患っている個体が増えてきているらしいので、花粉の量や、同時に飛んでくるPM2.5などの有害物質が環境中に急増しているという事もある。
ただやはり食生活の変化(腸の問題)が1番大きいんじゃないかなと個人的に思います。
なぜなら半日断食をきちんと実行すると、花粉症などアレルギー全般にはかなり効果はあると言われていて、実際に実体験として鼻炎が治っているのでそう思います。
(断食をしても食生活も同時に良くしていかないと意味がない)
もちろん個人差があって全員が治るってわけじゃないんだろうだけど。
治るという事は、花粉や大気汚染が昔より飛んでいても腸を治せばアレルギーは治るって事ではないんではないでしょうか。
欧米的な食生活への変化だとか、食品添加物、スナック類、お菓子、インスタント食品が増えてきて、そうしたものを小さい時から食べていると腸内細菌が少なくなってくる。
昔の人は腸内細菌が多くあるので、アレルゲン、花粉が入ってきても花粉症だとかアレルギー系の病気が少なかったんじゃないのかと推測。(団塊世代より上の世代)
でも自分の親の世代は(団塊の世代)花粉症とか鼻炎などのアレルギー系は僕らの世代に比べると少ないけどけっこういます。自分の親もけっこう花粉症だし。
それは多分、花粉も増えていて、高度成長期の時の大気汚染、食生活の変化などでなったんではないかと思います。
ただアトピー性皮膚炎はこの団塊の世代にはほとんどいないように思えるし、僕らの世代はけっこういるんで原因は小さい時からの食生活の乱れで、腸も乱れてしまったんではないかと思います。
団塊の世代が子供のころは、今より全然、食品添加物、スナック類、お菓子、インスタント食品が少なくて粗食に近かったので腸内細菌が多いため、大人になってから変なものいっぱい食べ始めてもアトピーにはなりずらいのかな。
それだけが原因ではないと思いますが。とにかく腸がホントに大事ということなんですね。
愛知県生まれ。以前メキシコで足つぼマッサージ師、動画(PV)制作などを経験。養生ラボでは、薬に頼らない生き方、体質改善の方法、実体験談を語っていきます。