栗は栄養抜群、栗の葉を煎じればアトピーにも効果あり【レシピ付き】

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栗は種子ですのでナッツ系となります。

他のナッツ系は脂質が多いですが、栗は、でんぷんは多く、脂質が少なくヘルシーです。しかも ナッツ系の特徴であるミネラルが豊富。

・主成分は、でんぷん

でんぷんの豊富な作物と言うと イモ類、穀物ですが 栗のでんぷんは樹上でとれる浄化された貴重なでんぷんです。

豆類やイモ類と比較すると でんぷんの粒子が とても細かいようです。

【主な栄養分】

たんぱく質、ビタミンA、B1、B2、C、カリウムも豊富に含まれて、ミネラル類も豊富に含まれている。栗には葉酸も含まれています。

ビタミンCが多く、しかも、実の部分に含まれているでんぷん質が、ビタミンCを保護する役目を果たすため、加熱をしても壊れにくいのが特徴。

栗には豊富に食物繊維が含まれていて、さつまいもよりも多く含れています。

栗のおどろきの効果

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①免疫力アップ

②高血圧の予防

③便秘解消

④美容効果

⑤栗には葉酸も含まれているので、妊婦さんにも。

現代人に不足している必要不可欠な微量要素の亜鉛も豊富です。

※亜鉛が不足すると味覚障害・生殖機能の減退・肌荒れ・抜け毛等が症状がでるとされてます。

栗の渋皮にはポリフェノールの一種であるタンニン・プロアントシアニジンを多く含みます。この物質は体の活性酸素を取り除いてくれる役割があります。

クリの保存方法

栗の保存方法で一番適しているのは、冷蔵保存です。栗は寒い環境に置かれると自分を守るため糖度がまし、甘くなるとのことです。

冷蔵保存する場合は、皮をつけたままがベストとのこと。

1日天日に干し、水分を抜いてから、新聞紙に包んでビニール袋に入れて冷蔵庫のチルド室などで保存する。

保存期間の目安は、1~3ヶ月間くらい。湿気が多いとかびてしまうため、湿気には十分気をつけてください。

私はフリーザーバッグに入れ、冷凍保存にしています。

【レシピ】美味しい栗おこわ

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※材料 (4人分)

もち米2合

さつま芋100g

栗(むき栗の場合は100g)200g

ごま塩適量

・三州三河みりん1/4カップ
・水1/4カップ

※作り方

【栗の剥き方】

栗の剥き方はいろいろありますが、栗剥きは本当に大変なので、なるべく簡単になるよう思考錯誤しましたが、この方法が一番楽そうなので、よければ皆さんもぜひ試してみてください。

①栗の先をキッチンバサミで少し切り込みを入れます。

②沸騰したお湯で5分くらい茹でます。

③人肌程度に冷めたら包丁のアゴ部分を切り込みに入れると、パカっと面白いように剥がすことができます。

④そのまま渋皮も包丁で簡単にむけます。

⑤もち米は軽く研いで炊飯器のおこわの目盛りに水を入れます。

⑥60分ほど浸けたら、(・)調味料分の水を計量スプーンで取る。
(・)調味料を入れてかき混ぜ、昆布も投入。

⑦水を切った栗も一緒に入れて炊飯します。

⑧炊き上がりはせっかくの栗を崩さないように、やさしくかき混ぜれば出来上がりです。
(昆布はお好みで、取り除いてもOKですし、添えてもらってもいいと思います。)

父が毎年長野でものすごい大きな立派な栗をたくさん買ってきて、いつも大変そうに剥いてました。

はじめは水に1時間くらいつけて柔らかくして剥いたりしてましたが、それでも手にマメを作り痛い痛いと言いながら一生懸命やってくれてたので、色々検索しこのやり方に行き着きました。

父のおかげで今年も立派な栗にありつけました。感謝ですね。

アトピー、あせも、湿疹等に効果あり(栗の葉で自然療法のやり方)

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【栗の葉の煎じ汁】

※木の葉には収れん性をもつタンニンが含まれているそうで、この渋み=陽性のパワーが皮膚を引き締めてくれる。

【材料】:栗の生葉(乾燥葉でもOK)・・一つかみ

水・・1リットル

作り方:まず洗った葉をあらく切り、バサっとかぶるくらいの水と一緒にホウロウ鍋か土鍋に入れて、約30~40分煎じる。

水の量が3分の2くらいになったら、汁をこし、この湯で患部を洗う。

※松や桃の葉の煎じ汁も効果があるそうです。

陽性度の強いものから順に、松、栗、桃となっているので症状によって使い分けしてみてください。

※栗の葉の煎じ汁は湿疹にはそのまま、アトピーには薄めて使う。

採取の時期は、若葉のあとの青い葉を使ってください。

※松はジクジクの激しい湿疹や副部の湿疹などの時に。

※桃の葉はあせもにいいそうです。(桃の葉の収穫時期も若葉のあとの青い葉で、松葉は1年中OKです。)

【参考文献】
からだの自然治癒力をひきだす食事と手当て 新訂版 大森 一慧 (著)

農薬問題

栗にも農薬は使われていますので、気になる方は無農薬のものを選ぶのがいいと思いますが、個人的な意見では、イガイガの殻プラス硬い殻に覆われているので、大丈夫なような気もしますが。

ご自身に合うものを選んでください。食べ過ぎにも気をつけてください。

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