【ドイツのクリスマス】行事やセレモニーは先人たちの良き知恵や教えが詰まっている

家庭でドイツ自然療法や手作りの暮らしを実践しながら、自然からの癒しを探求されている森　Wenzel 明華（さやか）さんによる連載コラムです。

ドイツのクリスマス

ドイツでもクリスマスマーケットが開かれていて、各家庭ではクリスマスに向けての支度が始まりました。

クッキーやケーキを焼いたり、飾り付けをしたり、クリスマスのプレゼントは何にしようかな？なんて考えて、こっそり準備したり。

忙しいけれど、ワクワクして、そして幸福なクリスマスまでの時間を楽しんでいます。

１２月４日の日曜日は第二アドベントの日でした。日本からホームステイの方が来てくださって、一緒にお祝いしました。

ドイツではクリスマスまでの４つの日曜日になると、週ごとに、モミの木のリースに飾られた４本のキャンドルの１本づつに明かりを灯していくという習慣があります。

今朝は２本目のロウソクに火を灯しました。

いつもより、家族揃ってキャンドルのリースを囲んで、少しだけ神聖な気持ちになりました。

ドイツの朝はまだまだ暗いので、時として気持ちが暗くなることもあるのですが、仄かなキャンドルの光を見ていると、心の中がポッと明るく灯されるような気持ちになれるのです。

火の力、ヒルデガルトの火のエレメント持つ力を感じます。

「ドイツハーブ療法の母、聖女「ヒルデガルト」を探る旅」

ドイツハーブ療法の母、聖女「ヒルデガルト」を探る旅

家庭でドイツ自然療法や手作りの暮らしを実践しながら、自然からの癒しを探求されている森　Wenzel 明華（さやか）さんによる連載コラムです。...

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アドベントのお祝いは、ダイニングテーブルの上の小さな面積で、家庭でできる小さなセレモニーです。

こういった習慣を通して、子供達が自然とのつながりや、見えないものの存在、そして感性を磨いてくれるといいなと願っています。

行事や、小さなセレモニーを通して、ゆっくりと時間をかけて理解していくこと。

それは自然のゆったりとした時間と同じなのかなと、ドイツのゆったりした時間の中にいると感じます。

（でも師走みたいに、お店も街も賑やかで混み合っているんですよ。だからドイツで暮らしている私としては、日本の騒めきに似たものも感じられて、それはそれで幸せなのです　）

今も、昔も　世界各国では、様々な儀式があって、日本でも四季折々の行事がありますよね。

だんだんと日常生活の中で、そういった習慣に触れる機会は減っているとはいえ、家庭の中で、できることもたくさんあると思います。

行事やセレモニーは先人たちの良き知恵や教えが詰まっているものです。

昔ながらの習慣を大切に生きていきたいなと、クリスマスツリーと薪ストーブの明かりを見つめながら、感じたのでした。

皆様も、素敵なクリスマスまでの、師走までの時間を、楽しんでくださいね。

ドイツのクリスマスマーケット巡りや、家庭でのクリスマスを体験してみたい方はホームステイにどうぞ、まだ間に合いますよ。

http://forestsayaka.wixsite.com/may1/christmas-germany

ヒルデガルトファミリエというサイトができました。家庭で実践できるヒルデガルトの自然療法キットなどを紹介しています。

https://www.hildegardfamilie.com/

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