優しく、副作用もなく、自分の力で健康になる療法【感染症、風邪予防「緑の薬箱」】

家庭でドイツ自然療法や手作りの暮らしを実践しながら、自然からの癒しを探求されている森 Wenzel 明華(さやか)さんによる連載コラムです。

冬の感染症、風邪予防

生のもみの木もいいものです。

もみのいい香りが家中にひろがって、それだけでアロマセラピーの役割を果たしてくれます!

冬の感染症、風邪予防にも。

日本でだと、IKEAで生のもみの木を安くで手に入れることができます。

引き取りの期間もありますので、後片付けもできますよ。

我が家は薪にして、ストーブで燃やします。(乾燥してから)

今回は、冬のお手当てという講座を日本で2月に開催するのですが、その少しをご紹介しますね。

ドイツでは自然療法が日本よりも身近に家庭に根付いています。

いろんな知恵をお話します!少人数制なので、いろんな質問もしていただけると思います。

冬は「冷え」を予防することが、養生の基本

そこで、わたしが感動したのは、「チェリーシードピロー」

さくらんぼの種の枕です。

これはドイツやスイスの伝統的なお手当てのひとつです。

小さなお子さんやこども・・・・だけでなく、冬って冷えてしまう季節。

そんな時に、さくらんぼの種まくらを、オーヴンやストーブの上、電子レンジなどで温めてカバーに入れてから、冷えている患部に当てるというもの。

おなかいたとか、生理痛やら、そういう時に使います。

眠る時に、寒い時にも使ったり。

ほかにも麦や、ぶどうの種の枕もあります。

日本でだと「玄米」枕がありますよね。

これは何度も繰り返し使えますので、わたしもこどもが赤ちゃんんときにかったものをもう十年以上使っています。

最近は、ちょっとお腹がいたいな、、、、とかなんか寒いな。。。というときに、わたしは使ったりしていますがじんわりと温まってくるのがいい感じです。

日本でだと、使い捨てのカイロを貼る場合が多いと思いますが、

(もちろん、わたしも持っていますが。。。)

やはりエコではないので、繰り返し何度も使えるという点と、天然の素材オンリーというのが安心です。

「種」というのも意味があって、やはり何度も温めていても、種のもつパワーみたいなものも関係しているのだと思います。

ドイツでは6月くらいから、さくらんぼのシーズンがはじまりますし、さくらんぼの種は身近な存在なんですよね。

それに一斉になりますから、生で食べる以外にも、コンポートやジャムにしたりと、幅広く加工します。

「種」を再利用するという先人の生活の知恵なんですよね。

アロマオイル

わたしはアロマオイルはあまり多用しないのですが、花の自然な香り、森の中にでかけた時のあの清々しい土や湿った空気の香り・・・が大好きです。

自然な香りが好きです。

冬のお手当てにはラベンダーオイルを使います。

ドイツでは、暖房はラジエーターという水を温めて空気を暖める仕組みになっていますので、空気がよごれにくいのが特徴です。(デロンギみたいの。。。)

そこにかけておく、陶器製のアロマポットがあって、そちらにラベンダーの精油を入れて蒸気で空気の浄化をします。

ほんのり香るラベンダーの香りは優しくて、心がほっと落ち着きます。

ラベンダーはリラックスにも、抗菌効果もあり・・・様々な用途につかえるアロマオイルですから、一家にひとつ、といってもいいでしょう。

↑「緑の薬箱」にも オーガニックのラベンダーオイルが入っています。

https://www.hildegardfamilie.com/beauty-healthy-kit-1

ハーブの力

次によく飲むのがハーブティです。ハーブはやはり体に直接的に作用しますから、効果も感じられやすいです。

これはまだ庭に生えているものや、夏の間に積んでおいて乾燥しておいたものなどを使っています。

ちょっとのどがイガイガしたらセージのお茶。

セージは殺菌効果がとても強いので、お茶を覚ましてから、うがい薬かわりにしたり。

お茶も香り高くて、さっぱりしています。はちみつとの相性もいいので。

お腹がいたいときにはカモミール。

風邪をひいたら、エキネシアなどが役立ちます。エキネシアは天然の抗生物質といわれているほど、力強いハーブです。

これはわたしはティンクチャーにしておいて、熱が出そうな時や、こどもたちが風邪をひいたときなどに使っています。

ヒルデガルトのハーブワインなども、滋養強壮やメランコリー予防に。

こちらはわたしの著書にも詳しく書いていますよ~


ハーブ療法の母ヒルデガルトの家庭でできるドイツ自然療法

ドイツの冬は、ほんとうに暗くて寒いので、気分が滅入ってしまいそうになるのでが、こういったハーブには、その有効成分だけでなくて、夏のエネルギーも入っているんだなと感じます。

ホメオパシーは優しく、一番おすすめ

わたしの風邪のさいの一番のおすすめは、「ホメオパシー」です。

専門はやはりホメオパシーなのですが・・・

優しく、副作用もなく、自分の力で健康になる療法です。

ドイツでも幅広く使われています。助産師さんも使います。

ホメオパシーの詳しい説明はこちらから↓  

薄めれば薄めるほど効果が強くなる【ホメオパシーに興味を持ったきっかけ】

あまりホメオパシーを知らない人でも、「え?すごい」と効果をかんじられるのが「Aconite」 というレメディです。

これは「トリカブト」から作られているのですが(もちろん気だけ、エネルギーだけですから)毒性はまったくありません、安全です!(笑)

ちょっとゾクゾクする・・・(あ、やばい。。。風邪ひきそう)なんていうときにとられると風邪をひかないということがよくあります。

風邪予防ナンバーワンレメディです。

日本に暮らしている時でも、よく友人や知人の家族に「あの、風邪にきくやつ!!」とレメディのことを聞かれました。

そして日本に一時帰国すると、「あの風邪ひかないの、注文しておいて」なんて頼まれることも。

それくらいよく効くという体験談があります。

日本ではインターネットで購入することができます。

対処療法的な使い方ですが、ホメオパシーは奥が深くて・・・・植物、鉱物、動物・・・光、音、宇宙、地球のすべての存在と関係しています。

学ぶと、日常生活のお手当てだけではなく、宇宙と自分のつながりを実感していただける「学問」でもあるのです。

※クリスマスプレゼントにヒルデガルト「緑の薬箱」セットはいかがですか?

https://www.hildegardfamilie.com/beauty-healthy-kit


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森 Wenzel 明華(もり ウェンツェル さやか)

著書「ハーブ療法の母ヒルデガルトの家庭でできるドイツ自然療法」(BABジャパン)「ホメオパシーってなぁに?」(ホメオパシー出版 )

「誰でも家庭でできる自然療法」がテーマです。持ち前の好奇心と行動力でドイツでは、自然と共に生きています。家庭で自然療法や手作りの暮らしを実践しながら、自然からの癒しを探求しています。

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