断食で病気でも治せるが体質・体調による 

『難病といわれてもあきらめない』をモットーに、ホリスティックな医療カウンセリングや断食指導などを取り入れられているみうらクリニック院長 三浦直樹さんにお話を伺っています。

前回の記事はこちらから⇒断食は無条件ですべての人におすすめできる健康法ではない

重度の患者さんが断食で治った例

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ーーーこちらでは重度の患者さんが断食で治った例もあるのですか?

あんまり重度だと断食は向いていないので、中程度の方がいいですね。

重度とは何の病気かにもよるんですけど、重度のガンだと、ガンが原因で体重は減りますし、抗がん剤で食欲が落ちて、そこで断食をしてしまうと一気に体重が落ちるの、で体力が回復するのにすごく大変な事が多いのです。

基本的には僕の師匠は、健康な人が健康維持の為にするのが断食だというのが定義にはしています。

病気でも治せるのですが、体質、体調によりますね。

僕のところでも衰弱が激しい患者さんが本を書くと断食がしたいとおっしゃるんです。

そこであなたには無理ですと言ってしまうと、死んでもいいから断食からやらせてくださいっ言うんですけど、何の為に来るのって話になってしまうのでね。

ーーー糖尿病の方が急に断食をすると血管がもろくなっているのであぶないとも聞いたんですが。

ウチでも一型糖尿病でインスリンを打ちながら、断食に参加した人が今まで2人くらいおられるんですけど、それは私はドクターなのでちゃんと血糖値をとりながら様子を見てやっています。

それで今までは、問題はありませんでした。

インスリンの量が減ったのは事実ですが、完全に離脱まではいっていません。ただ、体調は良くなったとはおっしゃっています。

ーーー人口透析に入ってしまうと難しいんですか?

透析も3ヶ月くらいすると難しいです。廃用性萎縮と言って、人工透析を始めると、腎臓自体が自分は働かなくていいんだ、となってしまうので、機能が退縮してしまうことが多いのです。

10年くらい透析をしていて、そこから復活した人を2人くらい知っているんですが、すごい大変です。

これはすごくレアケースなので、一般の人にはあまりオススメできないですね。

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機械が腎臓の働きをやってしまうので、腎臓自体が働かなかくなり、逆に働いてしまうと害をなすと思い自分で退縮するんです。

だから副腎でもそうですが、ステロイドがバンバン入ると副腎自体がステロイドを出さなくてもいいんだ、となり退縮してしまう。

血中のステロイドの濃度などを、脳がちゃんとモニタリングして今は働いたほうがいい、働かないほうがいいというのをコントロールしていますので、外から入ってきて血中濃度が上がればもう自分は働かなくていいよ、と退縮していくのが多いですね。

なので人工透析に入ってしまうと難しくなるのです。

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みうらクリニック院長 三浦直樹

医師。1968年大阪生まれ。肉親のガンをきっかけに、西洋医学の限界と矛盾を強く認識。

以来約20年間、鍼灸や整体などの手技療法、マクロビオティックや漢方・薬膳などの食事療法、カウンセリングや催眠療法などの心理療法、

エネルギーヒーリングや気功法などの研究・実践を行い、必要に応じて西洋医学と組み合わせながら自然治癒力を引き出す治療(統合医療)を行っている。

2007年に臨済宗の僧・野口法蔵氏のもとで「坐禅断食」を学び、断食指導も行っている。

健康的生活習慣のアドバイスを行う一方で、『難病といわれてもあきらめない』をモットーに、ホリスティックな医療カウンセリングなども取り入れている。

著書「週1断食で万病が治る (週1日、2食抜くだけ!)」(マキノ出版)

クリニックのHPはこちらから⇒ みうらクリニック

日々、数多くのガン患者を診察している医師の目線から、それらにまつわる多くの情報を整理し、ガンに対する考え方や病院との付き合い方など、より具体的な内容をお話させていただきます。

詳しくはこちらから⇒ Dr.三浦直樹のガンの学校

youjo-labo編集部
養生ラボ編集部です。インタビュー取材、連載コラム編集など。
 

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