食を減らすと体はこんなにも変わる【断食に興味を持ったきっかけ】

『難病といわれてもあきらめない』をモットーに、ホリスティックな医療カウンセリングや断食指導などを取り入れられているみうらクリニック院長 三浦直樹さんにお話を伺ってきました。

ーーー断食に興味を持ったきっかけは?

まず父親がガンになったのがきっかけで、色んな代替医療に興味を持って和歌山の病院で勤務していたんです。

そこでの私の治療は、主に気功や、ヒーリングでした。後はカウンセリングです。

そこで末期ガンの患者さんによく「死んだらどうなるのかな?」と聞かれたんですよ。

その当時まだ僕は20代の後半だったので、明確な答えができなくて、それで結局何をしたかと言うと宗教書を読みあさったんです。

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そうすると食のことが全ての宗教に書いてあるんですよね。

キリスト教だと病気を治すには祈りと断食と書いてあり、御釈迦さんも全ての病気はストレスと食事、医法経という医学のお経があるんですが、そこに全ての病気は誤った考え方と食事ですよと書いてあるんです。

イスラム教でもラマダンという習慣がありまして、当時の僕は85kgくらいあったんです。

断食・少食

ーーー本にも書いてありますが結構食事もヘビーだったんですよね?シュークリームを1日10個食べる日もあると書いてありましたがそれは普通のサイズのですか?

そうですね、かなりヘビーでしたね。シュークリームは小さいやつです(笑)妙に編集者の方がそこに食いついてきて、本でもシュークリームの話のボリュームが大きいんです。

まぁでも結構食べてましたね。

それで食ってどうなの?と思ってた時に色んなことにぶち当たったので、そこで1度自分で人体実験をしてみようと断食・少食をやってみたんです。

入口はよく噛むというところから始めました。

あれ食べちゃだめ、これ食べちゃだめというところから入るとストレスが多いと思うんですが、とにかく噛むってことだけを意識してやって思考が変わったのがきっかけで体調がよくなり、すごいな~と思い少食、断食を始めたんです。

独身の時に我流で玄米菜食をやってみようと思い玄米を炊いたんですがウチの家内が美味しい、美味しいと言ってくれまして僕が炊くご飯をタッパに詰めて持って帰ってくれていたりしたんです。

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奥さんにモテたい一心で一生懸命玄米を炊いていたんです(笑)自分も食べていたら体調も良くなり、体重も落ちてこれはすごいなと思っていたんです。

結婚してから家内が料理教室に行きたいと言って、その時に大阪市内で料理教室はどこかな?とたまたま探していたのがマクロビの料理教室だったんです。

そこに家内が通いだして、そこのイベントに私もどんな講座をやっているのかなと思いついていったんです。

その時に家内がそこの代表の方に僕が医者だと言ってしまったんです。その当時まだ15年以上前ですから、医者が来るのはすごく珍しかったんですね。

まだまだ関心も理解もなかった時代でした。

それだったら協力してほしいと言われ、大阪の正食協会というところでいきなりセミナー講師をすることになったんです。

それで4年くらいやったんですけど、その間に食事だけでガンが消えた人とか色んな症例を見させていただくことになりこれは本当にすごいなと思ったのがきっかけですね。

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ーーー少食などで半年で15kgくらい落ちたということですが、弊害はなかったんですか?

僕は元々が元気だったので良かったんですが、ただこれは全ての人にオススメできるかといったら、それは難しいと思いますね。

太っていた時でも、33~4歳でしたが1日にラクビーの試合を2試合やってたくらいに体力もありましたので。

だけどそれで健康だと思っていたんだけど、痩せた方がより健康になったのは実感しています。


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みうらクリニック院長 三浦直樹

医師。1968年大阪生まれ。肉親のガンをきっかけに、西洋医学の限界と矛盾を強く認識。

以来約20年間、鍼灸や整体などの手技療法、マクロビオティックや漢方・薬膳などの食事療法、カウンセリングや催眠療法などの心理療法、

エネルギーヒーリングや気功法などの研究・実践を行い、必要に応じて西洋医学と組み合わせながら自然治癒力を引き出す治療(統合医療)を行っている。

2007年に臨済宗の僧・野口法蔵氏のもとで「坐禅断食」を学び、断食指導も行っている。

健康的生活習慣のアドバイスを行う一方で、『難病といわれてもあきらめない』をモットーに、ホリスティックな医療カウンセリングなども取り入れている。

著書「顔を見れば隠れた病気がわかる (内臓の不調を自分でチェック!)」(マキノ出版)「週1断食で万病が治る (週1日、2食抜くだけ!)」(マキノ出版)「Dr.三浦直樹 新次元の「ガンの学校」」(きれいねっと)がある。

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日々、数多くのガン患者を診察している医師の目線から、それらにまつわる多くの情報を整理し、ガンに対する考え方や病院との付き合い方など、より具体的な内容をお話させていただきます。

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