白米の中に時々ある黒い粒と農薬ネオニコチノイドについて

斑点米(はんてんまい)は、米粒に茶褐色の斑点が残った米である。

カメムシが稲もみの汁を吸うことで生じる「斑点米(着色粒)」の混入でコメの等級が落ちるため、水田に繰り返し農薬が散布されているという。

お米を作っている知り合いのKさんに話を伺ってきました。

「お米が当熟してくる時に液状のデンプンになって入ってくるんですね、それが固まってお米になるんです。

液の時にそれを吸うカメムシがいるんです、そうすると黒い点がついてしまう。

斑点米になってしまうんですね。斑点米になると等級も下がっちゃうし、みんなも白いお米が食べたいわけですから、そうすると農薬でなんとかしないといけなくなっちゃう。」

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1等米の場合、被害粒や異物などの上限は15%だが、そのうち「斑点米」はわずか0.1%。

つまり1000粒に2粒混じっただけで等級が落ちてしまう。1等と2等の価格差は玄米60kg当たり600~1000円。

米価の下落に悩む生産者には大きな差だ。

無害な「斑点米」のために農薬を過剰散布

ーーー斑点米でも味は変わらないんですか?

「味は変わらないですよ。

要はどうやってカメムシを殺すか?ってことで、花が咲いて実に液を送りますよって時に水に殺虫剤を溶かすんです。

そしたら根から殺虫剤が入りますよね、それでお米に入れてそれを吸ったカメムシは死ぬってことなんです。

例えばかからないところとかもあるので、そういうのはかけるだけじゃなくて、植物体内に毒を盛らせてそれを食べたら死ぬってやり方がある。

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それはすごいえげつないな~と思ったんです。ほとんどのお米がそうなってるのをみんな知らないですからね。

詳しくはわからないんだけど、昔は有機リン系っていう農薬でやってたらしいんだけど、それだと毒性が高くて撒いてる人もかなり影響を受けるくらいで。

有機リンは撒く人が苦しいのはあるんです。

そして新しく代わってネオニコチノイドになったんです。ネオニコチノイドは毒性は低いよって言うんですが・・・

要は有機リン系だと即死にもっていけるんですが、ネオニコチノイドはそのような殺し方ではなく神経を狂わせて殺すやり方なんです。

環境ホルモン的な感じで、要は今あなたがどうこうなるわけではないんだけど、徐々に狂っていくやり方。

ネオニコチノイドは虫の神経を狂わせて、帰ってこれなくなるとか、脱皮できないとか、生育的に止めてしまう作用がある。

そして生きているままうまく生育できずに死んでいく。

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ミツバチがこんなにも減っているのは、ミツバチ達は暑い時に冷却するために自分の巣へ水を運ぶんだけど、その水田の溶かした水を持って行くからみんなに拡散されて死んでしまう。

でもそういう工程をやらないと、米の穂に鈴なりでカメムシが付いてしまう。

そうなると本当になんともならなくなる、だからそれを知っていたとしても、一年の作業が無になってしまうからやらざる負えなくなってくる事実はあるんです。」


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EU諸国では、ミツバチ大量死事件を受けて、その主要原因物質と考えられるネオニコチノイド系農薬を使用禁止にするなどの対策が講じられている。

ネオニコチノイド系農薬3種(クロチアニジン、イミダクロプリド、チアメトキサム)は2013年12月より2年間暫定的に、EU全域で使用が原則禁止となる。

今はその2年間を過ぎているのでどうなっているかはわかりません。

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アメリカ:

2006年、全米の4分の1以上のハチが忽然と消える。

2016年1月~

ハワイ州、アイダホ州、オレゴン州、ワシントン州が野生生物の保護区でミツバチへの毒性が強いとされるネオニコチノイド系農薬の使用が1月から禁止になっている。

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日本:

主に北海道を中心とする北日本でミツバチ大量死が多発しており、水田でカメムシ対策に使われているネオニコチノイド系殺虫剤が原因との結論を畜産草地研究所が出しているが、ネオニコチノイド系の農薬については、特に規制を行っていない。

2015年5月19日に厚生労働省は、ネオニコチノイド系農薬の食品残留基準を緩和(ほうれんそうでは従来の13倍に緩和)した。

そしてネオニコチノイド系農薬は一般家庭でもガーデニング用、シロアリ駆除、ペットのシラミ取り、ゴキブリ駆除、スプレー殺虫剤、新築住宅の化学建材などにも使われて広がっています。

このネオニコチノイドは無人ヘリで空中散布されることが多いので風に乗り、思いもよらぬ地域まで飛散することもあるんです。

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ネオニコチノイドはシナプス部分の後膜に存在する神経伝達物質アセチルコリンの受容体「ニコチン性アセチルコリン受容体 (nAChR)」に結合し、神経を興奮させ続けることで昆虫を死に至らしめる。

また、アセチルコリンは、昆虫のみならず、ヒトでも神経伝達物質として自律神経系、神経筋接合部、中枢神経系において作用していることから、ネオニコチノイド系農薬のヒトの脳への影響、とりわけ胎児・小児など脆弱な発達中の脳への影響を懸念する意見もある

wikipedia

ミツバチの神経系と、人間の神経は極めて似ている。

だから蜂の神経回路が狂うということは、人間の神経もやられている可能性があり、それを指摘する学者もいるのです。

愛知県生まれ。以前メキシコで飲食店経営、足つぼマッサージ師、動画(PV)制作などを経験。養生ラボでは、薬に頼らない生き方、体質改善の方法、実体験談を語っていきます。
 

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