ー農家ライフと腰痛・肩こり解消法を聞いちゃいました
取材・文/編集部
写真提供/溝口優子
出典/季刊書籍『自然栽培』
日本の空の玄関口・成田国際空港がある千葉県成田市。
ここは有機肥料を使い、無農薬で野菜を栽培している農家が多い地域だ。
いまから8年前、そのうちの一軒に、農業とはほぼ無縁な生活を送ってきた「ヨガ」のインストラクターの女性が嫁いできた。
彼女の名は、溝口優子さん。
現在、夫の和孝さんと今年4歳になる息子さんの家族3人で、約40種類の野菜をつくり、それを販売しているのだが、そのかたわら、農作業によるコリや痛みを解消する「農家ヨガ」を提唱し、実践している。
妻であり、母であり、農家であり、ヨガの講師である優子さん。
いくつもの顔をもつパワフルな彼女の農家ライフを紹介する。
溝口さんオススメ!腰痛・肩こり・足のむくみを解消するヨガ
【始める前に・・・】
■必要に応じて、やりたくなったらやる。
■動きやすければどんな服装でもOK!
■農作業中、自宅など、どこで行ってもOK!
■ヨガは体をやわらかくするためのものではないので、無理に行うのは厳禁。
■できれば空腹時に(食後だと気持ち悪くなることがある)。
■ひどい痛みがあるときは行わないこと。
最初は「自分が気持ちよく動けるベストな状態」を知ることを意識しながらやってみて、その気持ちよい感じがわかったら、そうなるように続けていくのがポイント。
腰痛解消のポーズ
【ポイント】
目安は5~10回くらい(自分が気持ちいいなと思う回数でかまわない)。
お尻を上げた体勢がつらくないようだったら、同時に背骨と骨盤をゆっくり動かすのもオススメ。
肩こり解消のポーズ
【ポイント】
呼吸とセットで肩甲骨が動いていることを意識しながら行う。
血行がよくなり、固まっていた肩周辺がゆるんでくる。
肩甲骨の可動域が広くなるので、呼吸がしやすくなる。
目安は5回くらい(自分が気持ちいいなと思う回数でかまわない)。
足のむくみ解消のポーズ
【ポイント】
むくんでいる状態は、下半身の血液が心臓に戻ってこないという状態なので、単純に足を上げるのがオススメ。
目安は2~3分(自分が気持ちいいなと思う回数でかまわない)。
リラックスのポーズでもあるので、食後や夜寝る前にやるのもオススメ。
呼吸は自然な感じでゆっくりと。
足の力が強くなる立ち方
【ポイント】
この順番で立つと、足の指で地面をグッとつかんでいるように立てるので安定感が出て、力が入りやすくなり、足の力が強くなる。
足の力が強くなると、下半身がしっかりして、下半身がしっかりして、上半身の力が抜ける。
上半身の力が抜けると肩こりはしなくなる。
足指は、開いたり閉じたりするだけでも鍛えられる。
靴や靴下をはいているときも足指を動かすことを意識するとよい。
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養生ラボ編集部です。インタビュー取材、連載コラム編集など。