おむつなし育児とはなるべくおむつの外で自然に排泄させる機会を大切にする

うみと大地代表 みんなの布ナプキン会議メンバーの石川ともえさんによる連載コラムです。

これまで、市販の生理用ナプキンや普通のパンツで、本来の身体の力が奪われているかもしれないよという記事を書きましたが、コラムを読んで実際に行動してみた方から、うれしい報告をいくつも頂きました。

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生理痛が良くなったとか、冷えが治まって肩こりも良くなった、よく眠れる、イライラすることがなくなった、など。

ほんとうの身体の力を取り戻してもらえて、とっても嬉しいです。

実は、赤ちゃんや小さいお子さんも、オムツによって同じようなことが起きているかもしれません。

【女性の生理のケアと、赤ちゃんの排泄ケアの共通点】

女性の生理のケアと、赤ちゃんの排泄ケア、とっても共通点が多いのです。

生理用紙ナプキンと、紙おむつ

布ナプキンと、布おむつ

月経血コントロールと、おむつなし育児

では、トイレトレーニングを始めたばかりの2歳の子に登場してもらいましょう。月経血コントロールと出会ったばかりの人とそっくりです。

そろそろトイレトレーニングしなきゃというので、おむつをはずし、今まで座ったことない特殊な椅子(補助便座)に座ってみました。

オシッコって、出てきちゃうからオムツしているんじゃないの?

今からオシッコするぞ~とか、いま出た、とかオシッコのことを意識したことないよ。(月経血が出るところを意識していないのと一緒ね)しかも、出そうと思っても、どうやって出したらいいのか分からないよ。

(トイレで月経血を出そうとしても、どうしたらいいのか分からないのと一緒ね)

今までピタッとしたおむつの中でしか、排泄したことがないんだもん、こわいよ。

(お尻の下がフリーになる椅子って、ちょっと怖いかも。おとながパンツの中で排泄しようと思っても出来ないのと、一緒じゃないかな)

【月経血も、赤ちゃんのオシッコも、トイレで出せるんです】

月経血をトイレで排出することも、赤ちゃんがオシッコを開放的なところで排出することも、気持ちいいことで、誰でも出来ることなのです。

その証拠に、初潮後の頃、トイレでしゃがんだ時によく月経血がでたとか、生まれて間もない赤ちゃんが、おむつを外した時にシャーとおしっこを飛ばすとか、経験ありませんか?

何も妨げられないところで排泄するのが、本来の自然の排泄の姿なのです。

だけど、それを意識していなくて、月経血はナプキンで受けるもの、オシッコやウンチは、おむつの中でするもの、と学習してしまうのですよね。
(実際、赤ちゃんは、生後数カ月するとオムツを外しても飛ばさなくなります)

一般のトイレットトレーニングが大変なのは、子どもが2~3歳になって排泄様式をがらっと替えて、学び直さなくてはならないからなのです。

【0歳からの排泄ケア おむつなし育児】

私の子どもたちは、3人ともおむつなし育児で育っています。

3人とも新生児の時から出来るときにオマルやトイレで、オシッコやウンチをしています。排泄時以外は、布おむつやパンツをはいていて、1歳半にはパンツ生活になっています。

おむつなし育児とは、なるべくおむつの外で、自然に排泄させる機会を大切にする、昔からあった赤ちゃんにとって健康で気持ちがいい排泄ケアです。

気持ちのいい排泄が出来ると、赤ちゃんはとってもご機嫌で、身体も心も良い変化が現れます。

おむつなし育児をしていると、赤ちゃんとのコミュニケーションもとりやすいし、赤ちゃんの他の欲求も分かりやすくなり、育児に自信を持てることが多いようです。

おむつなし育児についてはこちら おむつなし育児

【最後に】

「こういうものだ」という固定観念や外からの情報、頭で考えたことで判断するのではなく、自分の身体に聞いてみれば、ちゃんと答えは自分の中にあります。

女性の身体も、赤ちゃんの身体も、本当に素晴らしい仕組みが備わっているのです。

「感じる」ことを大切にしてくださいね。母も、子もご機嫌で過ごせたら、幸せですね。

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以上

参考までに・

おむつなし育児お茶会なども全国で行われています 筆者は、おむつなし育児お茶会@西三河を主宰しています(月一回)

http://omutsunashi.org

で1週間以内に出る予定です。12月12日(月)、1月16日(月)、2月13日(月)です。

碧南市・宝珠寺にて。愛知県では、7か所で定期的なおむつなし育児お茶会をしています。

私、元保育士であり、おむつなし育児アドバイザーでもあります(*^_^*)


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石川さん

石川ともえ

うみと大地代表 みんなの布ナプキン会議メンバー

20代の頃は、便秘、冷え症、肩こり、花粉症、アトピー性皮膚炎、うつ病と不調が多かった。

いろんな人と情報との出会いにより、ぐんぐん元気になった。

40歳となった今は、その20代より体調もよく、体力もある!

なんと現役水泳選手時代のタイムと、ほとんど練習していない今のタイムが変わらない。

高校生と肩を並べて泳ぐスイマーで、3児の母。

ブログはこちらから⇒健康院 うみと大地

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