わたしたちの生き方=「政治」と直結している【家庭で話す機会をもつ大切さ】

家庭でドイツ自然療法や手作りの暮らしを実践しながら、自然からの癒しを探求されている森 Wenzel 明華(さやか)さんによる連載コラムです。

日本はいよいよ選挙ですね。

ドイツの我が家のくるみの木は、庭中にはらはら 葉っぱを落とし、

リスはいつも、くるみを食べたり、運んだりに、大忙し。

家の向こうにあるポプラも美しく黄色に紅葉しています。

日本より一足早い、そして急ぎ足の秋を楽しんでいます。

ドイツも9月末に選挙があり、おおいに賑わっていました。

メルケルさんが無事に首相としてかじ取りしていくことになりました。

国民の多くが選挙に高い関心を持つ

ドイツでは、多くの移民を受け入れています。

困った時は助けるという人道的精神から、キリスト教の土壌から、

ホロコーストの反省から、そして将来の少子化問題を見据えての労働力や優秀な頭脳の確保などもありますが

市民問題でみていると、やはり空き巣などが増えていたり・・・

マイクロテロの問題などもあり・・・

今回の選挙は移民反対である党がかなりの議席を獲得しました。超右の党も初の議席獲得ですから、

メルケルさんの船出には、厳しい課題もたくさんあります。

さてドイツの場合、選挙投票率は80パーセント以上。

国民の多くが選挙に高い関心を持っています。

これはどうしてなんでしょうか?

それは子供時代からの「教育」にあるといえます。

ます、こどもニュース番組や小学校、中等学校などでも選挙についての話題がとりあげられます。

家庭でも、もちろんです。

わたしはこのこどもニュースの番組をみたとき、ドキッとしました。

日本では政治の話をするのはタブーなんていうイメージがあったからです。

(え?こどものころから選挙について??)

(政治のことをこんなふうに説明するんだ。。)

でも、よくよく考えてみれば、それはおかしいことだな、とドイツに暮らすうちに感じるようになりました。

考えてみれば、自然療法だって同じことなのです。

自然の知恵、お手当てを代々伝えていたのに、

いつのまにか「医者」のいいなり。

考えない・・・・それが私自身が陥っていた状態でした。

現代医学を批判しているのではなく、「考える」ということを忘れていたということ。

自分にも選べるという選択肢があるということ・・・なのです。

政治も同じなんだな、と。

といいますか、政治はもっと大切な土壌といえるでしょう。

わたしたちの生き方=「政治」と直結

なぜなら政治こそが、わたしたちの大切な毎日の生活につながっていることだからです。

わたしたちの生き方=「政治」と直結しているのです。

あまりそういった意識になっていないのが、日本の状況だといえるでしょう。

今、選挙にいくという意識の高いのは、おじいちゃん、おばあちゃん世代50代~90代くらいまでではないでしょうか。

この世代の人たちは、戦争や学生運動を経験した世代。否が応でも、時代が移り変わり、自分たちの国について考えなければならなかった時代なのだと思います。

さて、ドイツの

こどもニュースでは、

誰に投票するというものではなく、

選挙の仕組み、

議会の仕組み

他の国の選挙のシステム(例えば中国は共産党だけの1党で、報道の自由がない、チベットについて。。。という国の情勢なども含んでいたりします)

わたしたちが選んだ代表が、国という船のかじ取りをしていく・・・というような

説明で、こどもたちですら、選挙について理解出来るシンプルな内容です。

またこども同士でも、大人とでも、堂々と話し合います。

選挙のあとは、その結果について自分の考えを書くという宿題がでている学校もありました。

ほんとうに小さなこどものころから、意識していく、「意識させていく」という教育があるのだなと感じます。

これは・・・本当にこれからの日本にも必要なことです。

うちの子も「おれ、グリーン!」

なんて言っていて(へぇ~~~)と感心して、

「なんで?」って聞いてみたところ

「だって、原発しないし、上空をとおる旅客機の音がうるさいのを防止するといってるからね・・・」なんて、こどもなりに考えた意見までいいます。

(う~~~ん、すごいな)わたしが小学生のころ、そんなこと考えたこともなかった。。。すこし恥ずかしく感じました。

おじさんたちの並んだ選挙のポスターみて、誰がいい人そうか。。。とかそういうことを話したことはありましたが。(笑)

日本の選挙でわかりにくいのが、各党のマニフェストや方針などです。

誰がなに考えてるのか・・・・日本人のわたしでも、わからない。

ネットで主に情報収集していますが

ツイッターなどのほうが、テレビや新聞よりわかり易いような気がします。

しかしツイッターと現実って違うんですよね。

今回の選挙はどうなるのか・・・選挙には在外投票しにいきます。

ドイツで暮らしていますと、ドイツ語がイマイチわからないわたしですら

ネットしかなくとも・・・

街を歩いていて、

各党のカラーや方針、考えが理解できるように説明されています。

近所のひとたちも、堂々と自分の支持する政党や、その考えについて自由に話しています。

「●さんは、●党派だからね」なんて・・・お隣のお庭から聞こえてきたりして、わかります。

とりあえずは1票、いれることから

日本にも長く暮らしたドイツ人夫の意見はシビアです。

「日本では、一般市民に政治のことが理解できない、

わざと政治について考えないようにしてる」

本当にそうだとしか思えない。。。

あと、驚きなのが

できる女性政治家の不倫騒動ではすごいセンセーショナルな報道です。

どうして選挙や啓蒙、わかりやすく伝えてくれないんだろうか?なんて思うこともあります。

フランスの若き大統領、マクロン氏だって・・・・最初は婚外恋愛でした。

政治手腕とプライベートを分けすぎるのもなぁ。。。と。

たとえば田中角栄やら、伊藤博文やら。。。

昔の日本の政治家のイメージも、なんか恋人や愛人がいたという「逸話」になって残っています。

現代もあまり変わらないような・・・

日本で不倫が流行する土壌だって・・・・「政治」や「制度」にあるのではないでしょうか?

男性は許されて、女性はものすごいきつい風当たりなのも驚きです。

ドイツでもメルケルさんのプライベートのことが問題になったことがあったのですが、

ドイツ国民はほぼスルー・・・

ドイツでは仕事とプライベートをわけるので、プライベートがひどすぎなければ、政治的手腕を評価します。

離婚も4組に1組といわれています。

日本の結婚制度に関しても、離婚した後のシングルマザーやこどもたちへのサポートがほぼないに等しい・・・

だったら離婚できない人も多いでしょう。

こちらではシングルマザーは手厚くサポートされますし、両親の離婚はこどもには関係ないという姿勢が多く、

こどものセレモにーなどには両家のおじいちゃん、おばあちゃんが離婚した後でも参加したりして

本当の家族のつながりを大事にしているんだなと思います。

これこそが本物の家族の関係だなぁと思うんです。

人間はだれでもミスをする。。。だから仕方ない。

人間は毎日元気なわけでなく、調子悪いときだってある。だから仕方ない。

会社を休むのも、病欠休暇があり、有給はホリデーなどにほぼ100パーセント消化します。

そういった状況をまるごと改善するには、国という大きな船での 大きな改善が必要になるのではないでしょうか。

とりあえずは1票、いれることから。

そこから意識することにつながります。

そして、今からわたしたちができること。

それは、ご家庭で選挙について、政治についても、小さなころから説明する。

話す機会をもつ。。。

そういった姿勢が大切なのです。

自然療法も同じです。

母から、父から、大人から、こどもたちに 本当の健康はなにか?伝えていくこと。

ちいさな種を植えて、芽が出ることは、家庭からはじめこともできるのです。

(そろそろ、新聞社やテレビも目覚めて、まともなこども向け政治番組や啓蒙番組を作って欲しいけど)

大地があって、草木があって、空があって。。。

人間が「みんな」で決めた約束事がある、

だったら、「みんな」でオーガニックな感じの政治を選びたいですよね。

さて、わたしが政治をこんなふうに意識するようになったのは、ドイツにきてからです。

それも、こどもたちからの影響で!

それまではわたしはお恥ずかしいことに無関心だったんです。(涙)

日本でももっと自然療法が広がるような、

そんな自由な政治家がでてきてもいいんじゃないかなとも考えます。

秋の深まるドイツで、すこし暖かい日に・・・・外でひとりでお茶しながら・・・

愛しい日本のことを想いました!!


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森 Wenzel 明華(もり ウェンツェル さやか)

著書「ハーブ療法の母ヒルデガルトの家庭でできるドイツ自然療法

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