オキシトシンを出す日常の工夫や習慣【アロマセラピー、腹式呼吸など】

脳内物質オキシトシン研究の第一人者であり、脳や胃腸の分野で米国で最先端の研究を20年続けた「クリニック 徳」院長の高橋徳さんにお話を伺っています。

前回の記事はこちらから→ 幼児期の体験は一過性ではなく生涯にわたって影響がある

ーーーオキシトシンをいっぱい出すためには・・・

子供に対しては「猫かわいがり」でいいんです。

昔スポック博士の「子供を甘やかしちゃいけない、泣いてもいいからほっとけ」などの育児が流行りました。

それをまともに信じて日本のお母さん達はやってきました。しかしそれは間違いだったのです。

可愛がることが良いのです、特に3歳くらいまでは「猫可愛がり」ですね。

一人暮らしの方はペットを飼うだけでもオキシトシンはでます、だって人は裏切るけど動物は裏切らないでしょ(笑)

専門的になりますが、腹式呼吸というのは横隔膜を上げたりします、横隔膜には自律神経がくっついていて特に副交感神経を刺激すると交感神経野活動が落ちます、そうするとアドレナリンも落ち、戦おうとするのではなくてノンビリさせます。

ストレス社会ですからみんなイライラすることもありますし、そのような時は腹式呼吸を5分でもやったほうが良いです。

朝起きた時に「気分をリラックスさせながら腹式呼吸を練習してから会社へ行きなさい」と私のクリニックでは教えています。

それを毎日やっていくと意識しなくても呼吸が腹式呼吸になっていきます。

朝の光、夕陽でもいいのですが、まだ科学的にはわかっていないのですが、どうもいい『気』がでているみたいです。

『気』というのはエネルギーですね。

例えば陽の光は七色の光といいますよね、それより手前が赤外線です、それより高い波長が紫外線です。

赤外線、紫外線は見えないですが、何か良さそうな感じがあります。

その中に我々がまだわかっていない良い成分があるのではないか、それを昔の人は『気』と呼んだのです。

赤外線のある波長の中におそらく『気』の成分があるんではないかということが、だんだんわかってきています。

『気』とはなんだと言ったら最近では天然の電磁波ではないかと言われています、例えば携帯の電磁波は10GHz、ギガは10の9乗。

携帯に今でも中継局から電磁波が飛んでいます、でも見えないよね?

見えないけれどもこういう機械(携帯)がその周波数(10GHz)に合わせるチャンネルを持っているおかけで,身聞きできます。

気功師の出す『気』は、テラヘルツ(ギガの1000倍;10の12乗)、赤外線もそのあたりなんですが、その成分がどうも『気』ではないかと言われているのです。

ただ気功師の出す周波数ははっきりとはわからないですが、太陽はみんな子供の頃から毎日浴びています、だからその周波数には当然チャンネルが合っているはずです。

だから朝の光、夕陽を浴びるのは良いんです、それに加えて散歩をするあるいは体操をする、そうしたら相乗効果で良くなります。

ーーーツボを押してもオキシトシンが出やすくなると本では書いてありました。

足の三里というツボ、あるいは合谷、そのような昔ながらにある強い典型的なツボは頭に働きかけてオキシトシンを出すんではないかと思います。

それをはっきりとは解明していなくてこれからですね。

我々がやろうとしているのは、足の三里にお灸などをしてから、唾液を採取しオキシトシンの量を測る、そんなような事もやろうとしています。

ーーーアロマセラピーも良いのですよね?

良いですね。

今ここにあるのは最近、大阪のアロマセラピストが開発したゆずの精油。ゆずは日本人に馴染みがあります、そのゆずから作った精油なんです。


ピュトン ゆずレスキューローション 80ml

アロマの精油と言うのはアメリカ、ヨーロッパで作っているのが多いです。日本では中々その技術がないのが現状です。

アメリカ、ヨーロッパではアロマセラピーが病院に入ってるところもあります。私が知っているアロマセラピストは病院でやっていますが、まだまだ少数ですね。

鍼は刺して刺激するのですがアロマセラピーは皮膚をさするわけです。

按摩とは違い優しくさすり、おまけに自分の好きな香りも嗅ぐ、そしてアロマの精油の成分が皮膚を通して入ってそれで何らかの化学反応を起こして体にもいい。

理論的にはオキシトシンが2倍でます。マッサージ+ 匂いですから(笑)

匂いが刺激してオキシトシンがでるとの論文もあります。大事なポイントは自分で気持ちの良い、好きな匂い。

例えば美味しいものを食べても良いんです、美味しいものは好みがあり人それぞれ違っているのは当たり前ですよね、だから自分の好きなものを食べるのがオキシトシンを出すのです。

体に良いから食べなさい、と普通は言いますよ。ちゃんと3食食べて栄養素摂ってなどなど。

それが苦痛になっていたら決して体にとっては良くないのです。

オキシトシンを出すのは五感に気持いい事、楽しい事をする。後は人と交流をするというのがシンプルな二大法則です。

簡単でしょ?(笑)

人間は元々はそのように出来ているのです、それを西洋医学や世間の常識がいろいろゴチャゴチャしてしまい本来の自分の持っている能力(自然治癒力)をおかしくしているのです。

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高橋徳(たかはし・とく)

1977年、神戸大学医学部卒業。関西の病院で消化器外科を専攻した後、88年米国にわたる。ミシガン大学助手、デューク大学教授を経て、2008年よりウィスコンシン医科大学教授。

→ ドクター徳のウイスコンシン医科大学でのホームページ

米国時代の研究テーマ「ストレス」を研究していく過程で、オキシトシンと出合う。以降、10年以上にわたりオキシトシンの研究を行い、アメリカでオキシトシンに関する論文を発表。

帰国した後、国内のオキシトシン研究の第一人者として、日々研究を続ける。

13年には、郷里の岐阜県で統合医療クリニック「高橋医院」を開業。

16年、名古屋市に分院「クリニック徳」をオ—プン。

→ 統合医療クリニック徳

『日本健康創造研究会』

統合医療を広めるために、同志や患者さんを巻き込んで研究会を開催していきたい!

HP: https://jhcjapanhealthcreation.wordpress.com/

クラウドファンデイング: https://readyfor.jp/projects/kenkosozo

主な著書に、『自律神経を整えてストレスをなくす オキシトシン健康法』(アスコム)『人は愛することで健康になれる (愛のホルモン・オキシトシン)』(知道出版)、『あなたが選ぶ統合医療: 古今東西の叡智が命を守る』(知道出版)。

youjo-labo編集部
養生ラボ編集部です。インタビュー取材、連載コラム編集など。
 

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