自然栽培の美味しくて安全なイチゴを安定供給する自然栽培農家・野中慎吾さんにお話を伺っています。
作ったフルーツから加工品へ【無添加商品】
自然栽培果樹に挑戦【ブルーベリー、桃、ブドウ、イチジクなど】
こちらのコラムでも書きましたが、果物を増やしていこうと思っています。
ぶどうだったり、季節によっても変わってきますけど、ブルーベリーも結構増やしてます。
ただお米とイチゴと野菜を抱えながら、やりますからよほどシンプルのやつじゃないとできません。
これは計画ですが、今後プラムをやろうと考えていて、6月に収穫ができていちごが大体12月から5月あたりまであります。
それで6月にプラムをとって、7月~9月あたりはブルーベリーがあります、そしたら次はイチジクを9月から10月にかけてやり、その後11月からキウイフルーツを。
その流れで終わった頃にイチゴがまたできますので果物がずっととれます。
このようにやろうかなと考えています。
果物を売り出していくとブランド力も上がってきます、フルーツは贈答だとか単価をつけてくれるパターンがありますので、お客さんの感覚があります。
また加工品にもできます。
野菜は生活必需品なのである程度の価格からはあげられないというところもあるので、果物に野菜を一緒につけてうまく売っていくことも考えています。
果物は無農薬・無肥料が難しい
果物は、無農薬・無肥料が難しいとも言われています。
ただ難しいとは思いますが、今までの経験上、無肥料で作ると虫に食べられなさそうな実ができる傾向があります。
固くてしっかりしてるんですけど、追熟させるとすごい甘くなる。うちの自然栽培いちごみたい感じです。
無肥料でないものは最初から熟しきってあるような形になってしまっているので、虫がすぐに食べれてしまう、というイメージです。
肥料を入れると肥料入れた分だけ、ふやけていき膨らんでしまう、固くなるべきものが薄くなっているから食べられやすくなるのかもしれません。
最近では作ったフルーツを加工品にして、農福連携商品として自然栽培イチゴアイスとジャムを作っています。
夏はさすがにイチゴは作れないのですが、そんな時期でもイチゴが楽しめるようにと無門さんにお願いしてできたアイスとジャムです。
添加物なしの商品になっています。
なかなか自分でこういうもの作ろうとすると大変なのですが、食品加工場を持っている障害者福祉施設の無門福祉会さんと一緒にやることで可能となりました。
最近はまだ試作品ですが、ブルーベリーもジャムで作っていて、イチジクが取れたのでジャムを作ってほしいとお願いしています。
他にも自然栽培米でお酒を試みることを考えています。
是非機会があれば美味しいのでご賞味ください!
【商品が購入できるところ】
・むもんまつり
イベント情報はこちらから→https://www.facebook.com/mumonfukushi
・上郷SA(サービスエリア)でも販売しています。
詳細・お問い合わせなどはこちらからお願いします→無門福祉会
【関連記事】
自然栽培野菜は肥料を使っていないので味で勝負できる【無農薬野菜の差別化と価値の見直し】
自然栽培の無肥料無農薬は入口にすぎない【田んぼの雑草コナギ編】
無農薬の世界の未来は明るい【無農薬、無肥料をテーマにした勉強会】
農業生産法人「みどりの里」(愛知県豊田市)農場生産責任者 野中慎吾
障害者を農業の担い手として重視する「農福連携」にも力を入れている
ブログはこちらから⇒農業生産法人みどりの里ブログ
購入できるお店はこちらからどうぞ(文字をクリックしてもらえばサイトに飛びます)
愛知県の方はこちらから☟
スーパーやまのぶ
野菜のレストランほがらか
るるビオマルシェ
合同会社つむぎて
むもん市
東京、関東方面の方はこちらから☟
自然栽培の仲間たち
自然栽培いちごが本になりました!こちらからどうぞ☟

養生ラボ編集部です。インタビュー取材、連載コラム編集など。