お酒を飲むと記憶がなくなる病気【お酒で記憶をなくさない方法】

a04c660fdcc0cb60950a09c53117ba89_s

春になればお花見、歓送迎会、夏はBBQ、秋は○○、冬も忘年会に新年会と。

何かと理由をつけて飲んだり。お酒が好きな人も好きじゃないけど飲む人も。美味しい食事と楽しいお酒の席。

飲みすぎて記憶がないなんて体験は人生今までに一度くらいある人たくさんいるんじゃないかと思います。

でもその「酔っぱらって記憶がない」って状態は、自分たちが思ってる以上にかなり危険な状態だそうです。

何が危険なのか説明していきます。

記憶障害(ブラックアウト)

「酔っぱらって覚えてない、記憶がない」という現象は、基本的に脳が一時的な記憶障害に陥っている状態になっているそうです。

この状態のことを「ブラックアウト」といいます。

血中にアルコール濃度が高まると脳の記憶や空間学習能力に関わる脳の器官の「海馬」が麻痺してしまい、それが原因で短期的に記憶できない障害=ブラックアウト状態になって脳も萎縮してしまうそうです。

1226d5544a74f50b8bb576d58177d163_s

海馬とは・・・?

海馬(かいば、英: hippocampus)は、大脳辺縁系の一部である、海馬体の一部。特徴的な層構造を持ち、脳の記憶や空間学習能力に関わる脳の器官。

その他、虚血に対して非常に脆弱であることや、アルツハイマー病における最初の病変部位としても知られており、最も研究の進んだ脳部位である。

心理的ストレスを長期間受け続けるとコルチゾールの分泌により、海馬の神経細胞が破壊され、海馬が萎縮する。

心的外傷後ストレス障害(PTSD)・うつ病の患者にはその萎縮が確認される。βエンドルフィン(=脳内ホルモンの一つ)が分泌されたり、A10神経が活性化すると、海馬における長期記憶が増強する。

出典  wikipedia

虚血とは・・・?

虚血(きょけつ)とは、血管の狭窄や閉塞によって血流が減少した状態である。静脈血液量の低下よりも動脈血液量の低下のほうが危険である。

ちなみに、貧血は血液中のヘモグロビンが減少したものであり、虚血とは異なる。

虚血が続くと、臓器に必要な酸素を運ぶことができなくなり、組織は無酸素症となる。なかでも脳は、数分でも虚血が続くと神経細胞の壊死が起こり、回復が遅れると植物状態になりやすい。

また、心臓も虚血が起こると狭心症や心筋梗塞などの虚血性心疾患を引き起こし、最悪の場合死に至る。

出典 看護roo!

1.ブラックアウトとはどんな症状なのか?

「お酒に酔っぱらって昨日のことを覚えていない」「自分がどうやって帰ったのかわからない」「すでに2軒目の記憶がない」「途中節々覚えてるが全体像が思い出せない」「記憶がなくなるまで飲む」 等々

みなさんも一度は経験がある人はいるのじゃないでしょうか?

2.そのまま放っておくとどうなってしまうのか…

加齢すると、物覚えが悪くなってしまうかも!?

何度も酔っ払って記憶をなくすという「ブラックアウト現象」を起こしていると、海馬がダメージから回復しにくくなることで、40代後半以降から物覚えが悪くなったり、認知症のリスクも高まるそうです。

しかも男性に比べ女性のほうがアルコールを吸収しやすいため、アルコール依存症になりやすいと言われています。

b24ad6f6e521b030d26cf6bc127c9096_s

「ブラックアウトは生涯に1度まで!」医学的見解ではそう言われています。

どうしよう・・・と思われている方お察しします。

私自身ブラックアウトを週に1回として月に4回、そうなると1年に48回・・・・。

大まかに換算して例えばそれを6年間続けていたとして、約300回ブラックアウトしていたことになります。想像すると自分でも怖くなります。

酔って記憶を無くさない方法、予防とは。

ブラックアウトには、経験上もそうですが断片的なものと連続的なもの、2つの種類あります。

断片的でも、連続的でも、何度もブラックアウトをしていると、若年性認知症の原因の一つとなったり、40歳を超えたあたりから、急激に記憶力が低下してしまうと言われています。

3.気をつけること

「ブラックアウトは生涯に1度まで!」を合言葉に。

①まずは根本的に、お酒を飲み過ぎないことが一番。

ブラックアウトは2度、3度と繰り返すのはよくないです。バカみたいに飲んではいけないということですね。過去の自分に教えてあげたいです。

ブラックアウトになる前触れが分かればいいですが、中々境目は分からないものです。

自分の中で酔ったかな?と思ったら、それ以上飲まないように気をつけることが一番ですね。

②血中アルコール濃度を上げないように工夫して飲むのも大事。

急激に血中アルコール濃度を上げないためには、やはり水を飲むのが大事だと思います。

お酒飲んでお水飲んでという風に交互に飲んだり、飲んだお酒と同量の水(もしくはお酒より多め)を飲むといいと聞き、私自身もなるべくそうするように覚えてる時は気をつけて飲んでいました。酔っ払ってしまうとお水を飲むことを忘れてしまうので危険です。そういうときこそしっかり水飲んでくださいね。

4fdbfc981ba539924faff23d5e34d6d8_s

肝臓の機能を助けてあげるおつまみ

枝豆、漬物、豆腐、しらすおろし、アサリの酒蒸しやささみなどのおつまみを食べつつちびちび飲むなど。

※しかし、ダラダラずーっと飲み続けるスタイルだと、結局は血中アルコール濃度が上がってしまうので、そうなるとやはりお酒の量を控えることが最も大切です。

③満腹の状態でお酒を飲む

やはり出来るだけ空腹時には飲まないことも大事ですね。すきっ腹で飲むと酔いがまわるのも早く、何といっても気持ち悪くなりやすい。

ブラックアウトを起こしやすい体質があるのか?というのは、まだ解明などされてはいないようです。

④ビタミンB群の摂取

ビタミンB群は、脳神経の健康を保ち、体・心・肌の健康も維持する栄養素と言われています。

玄米や小麦胚芽、穀類や豆類、緑黄色野菜、ごま、落花生、枝豆、芽キャベツ、切り干し大根、パセリ、かぼちゃ、ニンニクなど海苔、海藻類、発酵食品、みそや醤油、納豆や漬け物など。

4169aae2d63070078f6f180b4e49bf62_s

そして動物性では、

①ビタミンB1が多く含まれるのは豚ヒレ肉、生ハム、豚もも肉、

②B6はマグロ、牛レバー

③B12はシジミ、赤貝、アサリなど

イライラし疲れやすい人、うつぎみ・情緒不安定、肥満傾向にある、肌や目の老化が気になる、肩こり、痴呆予防などにも効果的とされています。

「どれくらいなら飲んでもいいの?」と思われると思うので目安を発表したいと思います。

飲んでもいいお酒の目安の量とは・・・

2b74ed868225a7ac444d5e1eeaa55c4e_s

アルコールは1日に

・ビールなら大1本

・日本酒なら1合

・ウイスキーならW1杯(60ml)

以内にしたほうがいいと西式甲田療法の甲田先生は言われています。

※もちろん個人差はあります。

西式甲田療法とは・・・生活の軸として取り入れたい養生法【西式健康法】

現在は、日常はほぼほぼ飲みません。パーティーやお付き合いなどでは飲みます。

最近では、1杯飲んだらく~っと一瞬で酔いがくるので、そのほろ酔いを楽しむとゆう感覚ができるようになりました。

私自身「ブラックアウト」をたくさんしてきたから何か症状が出てるのかとかは正直わかりません。

分かりませんが、過度なアルコールが体に悪いことだけは確かですね。

もちろん「飲むな!」とは思いません、適切な量にして、身体を大切にしてあげましょう。

ブラックアウトには皆さんくれぐれも気をつけてください。

【関連記事】

キャベツの驚愕の6つの効果、調理方法、保存方法など

薬は石油から合成されているものが多いという事実

経皮毒はデタラメなのか?本当なのか?

※【LINE公式限定】情報盛りだくさん!友達追加よろしくです。

友だち追加数

お酒を飲むと記憶がなくなる病気【お酒で記憶をなくさない方法】
この記事をお届けした
養生ラボの最新ニュース情報を、
いいねしてチェックしよう!
トップへ戻る