大手メーカーの浄水器の落とし穴

医、食、住、断食などの様々な分野で言及するジャーナリスト船瀬俊介さんにお話を伺っています。

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ーーー浄水器について

大手メーカーなどは水が通りやすいように界面活性剤を添加してるはずです。あともう一つ問題点は銀イオンで殺菌しているところです。

銀そのものは全く問題ないんですが、でもイオン化すると毒性が発生するんです。

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蛇口から直接、水を汲んで飲むのは、毎日、発ガン飲料を飲み続けているのと同じです。日常の暮らしに、少なくとも浄水器は不可欠です。

しかし日本の大手メーカーが浄水器市場をほとんど牛耳っているんです。

使っている仕組みは「中空糸膜」方式と呼ばれるもので、はやくいえばプラスチックにミクロの穴を開けて、細菌を除去するもの。

開発されたのは1984年。

開発者は三菱レイヨン。「中空糸膜」とはポリエチレンなどの化学繊維で作った、中が空洞になった糸状の壁面に0.1 ミクロンの無数の穴をあけたもの。

このミクロのザルで、大きさが 0.1 ミクロン以上のバクテリアや細菌、赤サビ、濁り、不純物などを漉し取ろうというもの。

まず、「中空糸膜」表面のミクロの穴は、あまりに小さすぎて水の分子すら通しにくい。

水分子は、通常、おびただしい数が連なってクラスター(塊)と呼ばれる分子集団を作っています。

これらが「中空糸膜」のミクロの穴にひっかかってしまう。

これをウォーターシール現象と呼びます。そこで、穴を滑りやすくしてやらねばならい。

メーカーが工夫開発したのが穴の壁面に「親水化剤」という薬剤を使用して水を通りやすくする方法。

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「親水化剤」は、まぎれもない化学薬剤。親水作用を持つことから合成界面活性剤ではないか、とみられます。

しかし、不思議なことに東レや三菱レイヨンなどは企業秘密をたてに、成分名を一切明かしません。

わたしは、合成界面活性剤が使用されているとみています。

恐ろしいのは「親水化剤」だけではありません。

こちらの「銀」は、殺菌用なので、さらに怖い。「銀」に毒性があると聞いてもピンとこない人がほとんどでしょう。

恐ろしいのは銀イオンです。

液体などにプラス帯電して溶出した銀イオンは、強い毒性を発揮します。その危険性は水銀イオンと同じほど強烈。

だから細菌は死滅するんです。

合成界面活性剤

ーーー船瀬さんは何を使っているんですか?

ガイアの水はいいと思いますね、波動うんぬんはわからないけど。

ガイアの水135 浄水器

後は湧水と言って僕の知り合いが浄水器を開発したんだけど、それがNHKでコテンパンに叩かれたんです。

NHKを動かしたのは大手メーカーなんです。

菌が発生するからなどで叩かれた、でもね完全に菌がないって方がおかしいんですよ。口の中ってのは10億くらいの単位で菌がいるんだよ。

私は今まで何冊もの合成洗剤告発の本を書いてきた。


テレビCMの派手な商品に、ご用心!―「ムカつく」「キレる」「疲れる」……現代人の「環境ドラッグ」汚染

除菌、除菌って最近では流行っていますが、合成界面活性剤なんて毒物ですから。大変な毒物なんですよ。

海外では環境ホルモン作用も指摘されている。

その毒物ですから菌が全滅するんです。それで除菌効果って言ってるんだから狂ってますよ。

これは騙される方も騙される方で、除菌効果っていって菌が死ぬって言う事は有毒じゃないか、これはおかしいぞって思わないと。

今のフ○○リーズのCMで子供がゲームをやっていて、そんなゲームばっかりやってないで!ってお母さんが言っててさ、ママだっていつもファブってるじゃんって

そしたら松岡修造が何を言ってるんだってファブの数はママの愛情だぞ!って言ってたんです。それを聞いて鳥肌が立ちましたね。

フ○○リーズはP&Gでしょ? P&Gは完全にロックフェラーですからね。

洗うって言うのは汚れを落とすことでしょ?要するにフ○○リーズの中の陽イオン系界面活性剤の毒性はなにしろ、口から飲んだ致死量が1~3グラムと猛毒。

とうぜん、皮ふ毒性もあります。

合成洗剤の被害は人間だけではありません。

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洗たくがすんだら、汚水は排水で流します。それは、溝から川、そして池や湖、さらに海へと流れます。

団地でテストしたことがありました。

半年、合成洗剤をつかってもらい、残り半年は粉せっけんに替えてもらった。

そして、全排水中の汚染度(有機物・ BOD)を比較しました。一目瞭然、せっけん洗たくは、合成洗剤にくらべて汚れは約四分の一に激減しています。

菌が死ぬって事はそれだけ強いんです。薬や抗がん剤なども同じ理屈になりますね。

だからケミカルの発想は終わってるよ。だから今度はテレビを批判する本を書かざるおえないんです。

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船瀬俊介 (ふなせ しゅんすけ)地球環境問題評論家

著書「買ってはいけない」シリーズ200万部ベストセラー、で話題を呼び「抗がん剤で殺される」で一大センセーショナルを巻き起こす。

独特の語りで、現代医療の矛盾と問題点に鋭くメスを入れる。

九州大学理学部を経て、早稲田大学社会学科を卒業後、日本消費者連盟に出版・編集スタッフとして参加。

1986年の独立後は消費者・環境問題を中心に評論・執筆・講演活動を行う。

1990年には、ラルフ・ネーダー氏らの招待で渡米。多彩な市民・環境団体との交流を深めている。

現在も温暖化など地球環境問題、シックハウスをはじめとした健康問題、さらに文明論的視点からの鋭い建築・医療・食品批評を展開している。

船瀬俊介公式HP http://funase.net/

著書に「3日食べなきゃ、7割治る!」「やってみました! 1日1食」(三五館)「医療大崩壊 もう、クスリはのめない 医者にはいけない」「抗ガン剤で殺される―抗ガン剤の闇を撃つ」(花伝社)「ロックフェラーに学ぶ悪の不老長寿」(ビジネス社)他、140冊以上。

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