ワインに入っている酸化防止剤(亜硫酸塩)とは?

この前、スパークリングワインを飲む機会があり国産の甲州スパークリングワインを買ったんですが、裏の表示を見たらワインやシャンパンに入っている亜硫酸塩(酸化防止剤)の文字が書いてなく、店員さんに聞いてみると、、

「そうですね~これは日本のやつなので、基本海外からの輸入ものしか亜硫酸塩は入ってないので入ってないですね」

と言われて、もともと甲州スパークリングワインを飲みたかったので(妻が)、亜硫酸塩が入っていると頭が痛くなる原因とも言われているので。

ちょうど良いね~と買ってみた。

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帰ってきて飲む前によく見てたら、、普通に書いてありました。意外とわかりずらいところに(けっこう目立つんだけど)

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亜硫酸塩(酸化防止剤)

亜硫酸塩にはいくつか種類があり、ワインに一番よく使われているのは、二酸化硫黄です。他には亜硫酸Na、次亜硫酸Na、ピロ亜硫酸Na、ピロ亜硫酸Kなど

亜硫酸塩(二酸化硫黄)は火山のガスや工場から排出される煙に含まれる毒性の強い物質と言われています。

ラットによる研究結果では長期にわたり摂取するとビタミンB1が不足して成長に影響が出る、肝臓の組織呼吸の抑制との報告もあります。

厚生労働省は亜硫酸塩の0.35g/kg未満= 350 ppm未満であれば健康に害はないと記載されています。

人によってはワインを飲むと頭痛がしたり(一種の化学物質過敏症と言われている)、胃痛がするみたいですがその原因は亜硫酸塩なんですね。

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亜硫酸塩は、ドライフルーツの漂白剤としても使われています。

ドライフルーツの表示をみるとほとんど漂白剤って書いてあります。見た目をよくするために使われ、食べ物を漂白するみたいです。

その量はワインよりも多いとも言われていたりするそうです。

ちなみに、前に紹介したアラブの美容食「デーツ」は入ってなかったです。

しかし亜硫酸塩のおかげで雑菌、酸化、腐敗を防げているし、熟成も出来ておいしくなるとも言われています。

雑菌排除および酵母抑制作用、様々な雑菌(好ましくない菌)を殺す働きなど。また酸化すると味や香りをだめにしたり色もだめにしてしまうので亜硫酸塩が必要悪となります。

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ワインの製造工程において、酸化防止剤は2段階で添加されます。

発酵させる前に葡萄果汁に、ワインが完成して瓶詰をする際の二回。

大量生産方式などのワインなどは保管・輸送する時に、温度管理がされてないので合成保存料が特に多く使われたりするそうです。

メタ重亜硫酸カリウム(メタカリ)は特に日本などの遠方へ輸出される際に使用されるらしくワインの液体内に投入して用いられ、水と反応して二酸化硫黄が生じるが、この場合、二酸化硫黄は分子のレベルに入り込み、ワイン内に大量に残留する。

生産者によってはソルビン酸やアスコルビン酸なども使ってるみたいです。

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高級ワイン、オーガニックワイン(全てではない)では、ソルビン酸やメタカリなど一切合成保存料の使用は禁止。

ワイン液体中で合成した亜硫酸塩でなく、外で硫黄から作った二酸化硫黄を加えることだけが許されているとの事。

しかも亜硫酸塩(二酸化硫黄)はびん詰め前に吹き込むだけなので、大量には溶け込まないみたいです。(開栓後はかなり蒸散して抜ける)

なので保管・輸送する時に、厳密な温度管理が要求される。

こう言う事もあるので⇒日本が農薬使用量世界トップクラス けっこう添加物は使われてるかもですね。

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僕も妻もワインを飲むと頭痛がします。僕は最近、ほとんどのアルコールで頭痛がしますが・・

頭痛がする人はワインを飲む場合は、信頼のあるオーガニックワインか「無添加ワイン」を飲むことが無難です。

飲みすぎには気をつけましょう!

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