「子供は少し飢えさせて育てよ、震えさせて育てよ」
江戸時代の学者、貝原益軒さんの「養生訓」の教訓にある言葉なんですが、少しの「ひもじい」思いと「寒い」思いをさせることが、体を健康にさせるということ。
養生ラボも正徳2年(1712年)に福岡藩の儒学者、貝原益軒によって書かれた、健康(養生)についての指南書の『養生訓』(ようじょうくん)からネーミング頂いている仲なんですが。
確かにこの少しの「ひもじい」ってのはわかるし、だから半日断食、1日1~2食をやっているわけです。てかこれを300年前から言っていた益軒さんはやっぱりすごいですね。
でもこの「寒い」思いってのが・・
確かにわかるんですが、ヌクヌクするとダメだぞ!と言ってらっしゃるんでしょうが。昔から寒いのが苦手で。
温冷浴&1日1~2食をやってるので、冷え性はかなり改善に向かってるし、体温も前までは平熱が36℃もなかったけど、今では36.5℃はだいたい超えるようにもなってきた。(寝起きはもう少し低い)
だけどやっぱり普通に体感温度が寒いと寒い(笑)
冬は何かこう切なくなったりするし、やる気がなくなったり、イライラしたりなどもする。
昨日はもう3月なのにかなり寒かったしね。
調べてみると、「冬期うつ」という症状があるみたいで主なのはこんな感じ。
・自己否定的になる
・今まで興味があったことにも関心がなくなり、無気力になる
・些細なことでもイライラし、怒りっぽくなる
・集中力、思考力が著しく減少する
・疲れやすくなる
・睡眠時間が増える。日中も眠くなる
・食欲が増進する。特に炭水化物や甘いものが食べたくなる。体重も増加する
当てはまるのは、やる気がなくなるのがたまにある、睡眠時間が増えている、食欲が増える、甘いものが食べたくなる、怒りっぽくなるかな。
そんなに著しくはでてないけど、やっぱり当てはまるのは症状がでてる感じです。
日照時間の短い冬に発症すること、緯度の高い土地のほうが発症率が増えることから、冬季うつ病は日照時間の短さが原因で発症すると考えられています。
実際に、緯度の高いフィンランドやアラスカなどでは発症率が人口の10~20%と、かなり高確率で冬季うつ病が発症しています。
なぜ日照時間が短くなると、冬季うつ病が発症するかと言うと「セロトニン」が関係してるらしく、太陽の光を浴びるとセロトニンを生成する。
そしてその時間が減るので、セロトニンの量も減り冬季うつ病になりやすくなるんだとか。
イギリスは確か曇りの日が1年の間に結構多いみたいで、うつ病の人が多いみたいな事を聞いたことがあります。
逆にメキシコはあんまり曇りもないし、日光も強いのであんなに心の底から楽天的なんだろうなと思います。
うつ病なメキシコ人は僕らは見たことないです。
経済的にみても、マフィアなどの問題からみても、うつになっても全然おかしくない状況だと思いますが。
このセロトニンはトリプトファンという物質から作られているらしく、しかもこのトリプトファンは、体内では合成できない。
なんですが、食べ物から摂取できるみたいです。
・豆製品・・・豆腐、納豆、大豆、味噌
・乳製品・・・牛乳、ヨーグルト、チーズ
・種類・・・ひまわりの種など
・ナッツ類・・・アーモンドなど
・卵
・バナナ
乳製品はデメリットが多いので本当は極力避けたほうが無難です。食べ物以外で他には、朝のウォーキングは太陽を浴びるのでさらにいいみたいですね。
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愛知県生まれ。以前メキシコで足つぼマッサージ師、動画(PV)制作などを経験。養生ラボでは、薬に頼らない生き方、体質改善の方法、実体験談を語っていきます。