カラーとパーマ、交通事故そして薬剤地獄…【私の体験談】

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私は現在はあまりやっていないですが、実は美容師なんです。

メキシコの時は自分でお店もやってました。

カラーとパーマはしない、カットとリラクゼーションマッサージのみのお店です。

日本に帰ってきてからは もちろん美容院で働く気はないのでやりたい時にカットするくらいしかやってませんけど…笑

そんな曲がりなりにも美容師免許を持つ私が自身の経験も織り混ぜながら専門家として思うことなどをこれから書いていこうかなと思ってます。

まずは手始めに私自身の事を書かせてもらいます。

私は18才で幼稚園の時からの夢だった美容院で働き始めました。働き出して いじめられたりやらなんやらありましたが、その話はおいといて(笑)

美容院と言えばパーマやカラー

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その髪の毛を染めるカラー剤の染料の中に ジアミンとゆう成分があるんですが、毎日毎日仕事上お客様に染めてたからか、シャンプーの時 カラー剤が付着してるのに素手でシャンプーを何度かしてたからか私はジアミンアレルギーになってしまいました。

薬剤を素手で触るなんて本当に危険な事をしていたな、と想像するだけでゾッとします。少しでも手にすりキズなどでもあったりしたら焼けるように熱くなり、染みます。

それからというのは徐々に アレルギーは酷くなり、痒くて痒くて仕方ないため掻いてしまう…

血が出るまで掻いてしまう。アレルギー&接触性皮膚炎となりひじの辺りまで ケロイド状になってしまいました。

リンパ液(うみ)が常に出てしまっていてただれている状態なので髪の毛を素手で触るのも痛くて痛くてしんどかった。

皆さんは普段感じないでしょうが。髪の毛って 実は刺さると痛いんですよ・・・それがさらにケロイドで皮膚がない状態だと 声にならないくらい焼けるように熱く痛い。

仕事が終わるとすぐさまステロイド軟膏をたっぷり塗り、両手は包帯の上から綿手をしひじまで包帯ぐるぐる巻きで日常生活も苦痛でした。

それでも 辞めるなどの考えはなく。美容師になるのが夢だったし、怖くて店を辞める勇気もなかった。しばらくして 精神も崩壊に向かう。

しばらくして 精神も崩壊に向かい。お酒の飲み方も半端なく、包帯ぐるぐる巻きで ほぼ毎日常連の居酒屋で飲み明かす。

「北斗の拳かっ!!」とよくツッコまれた。

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狂ったように飲み、明るく振る舞っていても一人になるとケロイド状態の手を見て泣く日々…死にたいとは思わなかったが、「事故して仕事を休みたい」と願うようになる。

願いが強かったようで一週間後に事故る。

車は廃車になるレベルだが、内臓破裂寸前で鼻はズレ、左足首のヒビ、目が覚めたら 家族、親戚がベットを囲んでいたのを思い出す。

事故をして病院に運ばれた後は気を失い記憶はないが、事故をした瞬間から救急隊員が駆けつけてくれて救出してもらうまでの記憶は今でも鮮明に覚えてます。

私は死亡事故と連絡が入っていたみたいで救急隊員が駆けつけるなり

「2名乗車確認、1名死亡確認」と大きい歯切れのいい声がした。

朝からその日は、何だか嫌な予感がしていたので大好きだったじいちゃんの形見のウィンドブレーカーをタンスから引っ張りだし(着たのはこの日が最初で最後だった)、

なぜかお守りもポッケに忍ばせ出勤した。

そんなこんなで事故直前に2人友達に途中下車してもらっていたので、私1人しか車には乗ってないはずなのに救急隊員の「2名乗車確認、1名死亡確認?!」

そしてものの数秒後に隊員の口から「すいません、マネキンでした!!」

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そうなんです。私美容師ですからね助手席に積んでたんですよ、練習用のマネキンを。

事故で助手席は全てえぐれてしまっていて そこに私の返り血がかかって 挟まってしまった首だけのマネキン…。

パッと見 誰でも間違えますよね…私は事故した瞬間、

爆音で聞いてたMISIAの音楽をボリューム下げなきゃ、って事と事故った事、お母さんに電話しなきゃってことだけがぐるぐる頭の中に浮かびながら手足は動かせず 意識は飛んだり戻ったりでした。

人はこーゆー事態に直面した時、母親を思い出すってのは当たってるんだろう。

入院生活

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そして、私は病院のベットで目覚めリハビリの為に入院生活をしました。

入院生活も終わり、お店に復帰。

入院中にせっかく皮膚炎は治って、普通に自分の顔を洗える事の嬉しさを味わえたのも束の間。またしばらくしてカラー剤などの薬剤アレルギーが再発…再度 ケロイド状態に戻る。

日に日にひどくなっていくアレルギー症状「ステロイドの即効性、メリットデメリット」
【私自身が感じた美容師の手荒れの原因】 「職業性皮膚障害」と呼ばれる皮膚病罹疾患 ①お湯による乾燥 ②シャンプーなどの洗剤...

束の間の普通の皮膚だった。

それから しばらくはお酒も辞めようと努力したが心のバランスがとれず また溺れる。職場で集団無視とゆう大人になってからのいじめには心底ビビった。

世界で有名な美容師になりたいと本気で思ってた夢と、実際就職一年目の何も出来ない自分との現実のギャップそして集団無視…

精神的にも結構キテたみたいで営業中にミスをして怒られているのにも関わらず何語で怒られているのかわからなくなってしまうとゆう事態に陥る。

もちろん当たり前けど日本人だし、日本語で話してるんだけど。

当時の私には 本当に何語で話してるのか分からず、真剣に聞いてるのに完全に「?」でしたよ。冗談じゃなく本当の話で。

ちょっとマズイなと思い、当時心理カウンセラーを目指しアメリカに留学していた姉に国際電話で相談した。

まだSkypeもなかったから、国際電話高かった時代。

「元気なんだけど、職場で何語で怒られてるか分からん…」

そう言うと姉は わざわざアメリカから私にすぐさま会いに帰国してきてくれた。当人は落ち込むとか鬱ではなく、ただ純粋に「何語で喋ってるんだろう」と解読しようと必死なだけだった。

逆に好奇心が湧いてしまってて。だって 本気で何語で話してるかわからないって不思議な感覚ですよ(笑)

英語でもない、ロシア語でもなく、ドイツ語でもないとゆーどこの国の言葉?みたいな感じでした。

そんな感じの私の美容師修行時代でした。

ひじまでケロイド状態のジアミンアレルギーは治ることなく続き常連の皮膚科の先生からは一番強い 「爆弾」と呼ばれてた飲み薬のステロイドと数種類のステロイド軟膏をお守りと同じく 肌身離さず持ち歩く生活。

お医者さんには「今すぐ辞めても20年は体から薬剤は出ていかないよ」と毎週病院でおどされ続けました。

(今思うと私の事を思いステロイドは危険なのであまり使わない方が良いと言ってくれていたので良心的な先生だったのかなと思います)

とうとう メイクをする仕事したいのに手がケロイド状じゃ 筆も握れないしお客様の顔なんて触れられない…

人間らしい生活も出来ない不便さも勝り、店を辞めました。

辞めて本当に良かった 抜けれて本当に良かった。色んな意味でいい勉強させてもらったお店だ。その後地元から離れ、晴れて大阪で一人暮らしとなる。

一旦美容師から離れ、そして、しばらくしてやはりまた美容師が恋しくなる。手荒れはしたくないけど、戻りたい気持ち…。

そして懲りずに戻りました。でも理解ある最高なオーナーとの出会いのおかげで手荒れしにくいカラー剤などに仕入れを変えてもらえ多少大丈夫だった。

今では 色んなカラー剤、パーマ液 あると思います。オーガニックのものから漢方から出来ているものまで素晴らしいと思います。

私が言いたいことはあくまで私の経験上のお話ですのであしからず。農薬、社会毒 このご時世 たくさんの毒にまみれてます。

カラー剤、パーマ液、ネイル、化粧品綺麗になるためのアイテムで後悔しないためにも、どんなものかまず知り、使うか使わないかはご自身で判断されることをおすすめします。

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