人間でデータをとるというのはまず不可能【医療界を離れた理由】 

『難病といわれてもあきらめない』をモットーに、ホリスティックな医療カウンセリングや断食指導などを取り入れられているみうらクリニック院長 三浦直樹さんにお話を伺っています。

前回の記事はこちらから⇒断食で病気でも治せるが体質・体調による

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ーーー朝食を抜くと脳出血のリスクが36%も高まるというデータがあるんですが、どう思いますか?

まずデータの取り方が、すごくあやふやなのでね。私がいわゆるアカデミックな医療界を離れた理由というのは人間をデータとりするってのはまず不可能だなと思ったんです。

だって食べているものは違うし、仕事も違う、抱えているストレス違う、年齢も違うなどなどありますので、これを科学と呼べるのか。

18歳の若い人から90歳まで同じラインにのせて、データってだすんですけど同じわけないよねって。

物理の世界だと例えば実験する機械も同じで、同じメーカーのものを使って、気圧が何気圧で温度が何度で、湿度が何%で測りました。

それは多少信憑性があるかなとは思うんですけど。

昨日の自分と、今日の自分が違うとわかりますので、それをデータと言われたらデータなのかな?

今のお医者さんは一生かけてデータ取って論文書くわけですよ。

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僕は大学病院入った瞬間に、こんな事に一生捧げたくないと思いやめたんです。

嫌なことを言われただけでも免疫力は下がるじゃないですか。

この間もお薬の会社の教授と喋っていたんですけど、活性酸素の量をはかる際、病院の雰囲気が悪かったらデータが2秒で変わるって言うんです。

看護師さんが、採血が上手くいかないと悪くなるし、前日から明日血液抜きますよーと言ったらば嫌な人は免疫が下がるわけです。

ラットの実験にしても、私は見てて思うんですが、ネズミが好きな人が可愛がって育てているのと、気持ち悪いと思いながら育てているネズミでは、ネズミのストレス度が変わり、全然データは違ってくると思うんです。

科学

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ーーーその気が伝わるということですね?

そうなんです、なのでこれは科学と言っていいものなのか?ということが常にあるんですね。

ウチでもそうなんですけど、言葉かけ一つで免疫力はすぐ変わりますから。

なのでウチでもやる気にならなくてもいいんですが、その気にさせるのがすごい大事になってくるんです。

僕らは西洋医学の世界でガンは治らないと教科書的には教わります。全てのガン治療は延命治療ですよって習いますし、国家試験にはそう書かないと通らないんです。

普通の町中の大きな病院のお医者さんはそう思っていますので。

量子医学の世界でいうと、ガンは治らないと思っているお医者さんと、それを信じてしまった患者さんが作る共同創造の世界では、ガンは治りにくいという現象が起きてしまいます。。

ウチは、良くなる人が結構いるので、僕はガンも治る病気だと思っていますし、全員とは言いませんが治る人もおられますので。

私の言葉を信じてもらって、治るかもしれないと思ってくださった患者さんと、私が作る共同創造の世界は全然違う世界になります。

おのずと、結果は変わってきます。

患者さんの数は、ウチでもだいたい毎日、20人くらいガンの方が来られるので、延で言うと月に20日間の診察日で400人くらいになりますが、実際何回か来る人もいますので、月150人くらいですね。

西洋医学と自然療法を併用している人が多いんですけど、それでもやっぱり思い一つで結果は変わってきます。


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みうらクリニック院長 三浦直樹

医師。1968年大阪生まれ。肉親のガンをきっかけに、西洋医学の限界と矛盾を強く認識。

以来約20年間、鍼灸や整体などの手技療法、マクロビオティックや漢方・薬膳などの食事療法、カウンセリングや催眠療法などの心理療法、

エネルギーヒーリングや気功法などの研究・実践を行い、必要に応じて西洋医学と組み合わせながら自然治癒力を引き出す治療(統合医療)を行っている。

2007年に臨済宗の僧・野口法蔵氏のもとで「坐禅断食」を学び、断食指導も行っている。

健康的生活習慣のアドバイスを行う一方で、『難病といわれてもあきらめない』をモットーに、ホリスティックな医療カウンセリングなども取り入れている。

著書「顔を見れば隠れた病気がわかる (内臓の不調を自分でチェック!)」(マキノ出版)「週1断食で万病が治る (週1日、2食抜くだけ!)」(マキノ出版)「Dr.三浦直樹 新次元の「ガンの学校」」(きれいねっと)がある。

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