「買い物=投票する」大切に応援したい会社を買い支える【安心安全なオリーブオイル】

学習面だけでなく、食事や生活面からも提案、自然派学習塾講師の本土佳代さんによる連載コラムです。

今回は、わたしが使っているオリーブオイルの会社を紹介したいと思います。

買い物は投票です。

私たちはどんな世の中であってほしいか?ありたいか?という気持ちを、「不買=買わないこと」という行動で示すことができます。

そして、「買い物=投票する」という行動で、大切にしたい、応援したい会社を買い支えることができます。

そんな会社のひとつ。「貊村(みゃくそん)」

本来の会社が、「いかに安く買っていかに高く売るか」という考えに対し、農哲学院理事長の唖樵(あしょう)さんは、「できるだけ高く買って、できるだけ安く売る」というまったく真逆の会社「貊村」を平成28年7月に設立しました。

資本主義が生み出す問題

資本主義の問題点とは何でしょう?

それは、「株主に配当し続ける」ことを義務づけられた会社のあり方です。よって、会社は利益を生み出し続けなければならない。

結果、生産者からはできるだけ安く買い、消費者へはできるだけ高く売ることを目指します。

物流の過程で加算される費用の中で最も大きな割合を占めるのは利益(欲望)です。

株式会社となるとその欲望には限りがありません。

そして、株主への配当、経営陣への高額な年俸といった会社の利益のために生産者と消費者が犠牲になってしまっているのです。

亜樵さんは、会社システムの被害者である生産者と消費者が会社の持ち主、つまり株主になればいいと思いつきました。

生産者は高く買ってもらいたい、消費者はいいものを安く売ってもらいたい。

ならば、株主である生産者への配当は高く買うこと。株主である消費者への配当は安く売ること。

会社の持ち主全員がそれを求めているので、貊村は全く利益を求める必要がないのです。

こうして、貊村は、50人のオリーブ生産者と40人の賛同者が設立発起人となり、1万人の株主で創る高く買って安く売り利益を出さない会社がスタートしたのです。

そんな、うまい話があるのか?って思いますよね。

だって、今まで産地を出荷したときの何倍もの価格でものを買うことに、人々は慣れて疑問を抱いてなかったのですから。

貊村がどうやって成り立つのかというと、1万人の株主が1000円ずつ出し合って、1000万円が立ち上げ資金となります。

そして良質なオリーブオイルの産地と、1人が年に10本のオリーブオイルを消費することを約束することで、10万本分の,注文の買収価格が確定し、産地は安心してオリーブオイルの栽培に取り組むことができます。

収穫後、現地で瓶詰めをするので、とかく問題となっている一番搾りのカスから化学抽出された再生オイルの混ぜ物の心配などもありません。

また、仲介者を入れないことでコスト削減にもつながっています。

オリーブオイルは1000円で株主になれば、1200円で購入することができるのですが、その内訳は、

原価700円+実経費500円=1200円

原価の内訳

名古屋港で受け取るまでの経費

・仕入れ価格

・パッケージ、瓶詰め作業代

・輸送量

・各手数料

実経費の内訳

株主にお届けするまでの全ての経費

・国内運送費、箱購入時の送料

・保管費

・1万人募集活動費

・社員の給料

・経費および税金など

一般の市場でこのオリーブオイルが販売されると3500円です。

しかし、この貊村は、仕入れ原価と実経費以外に利益を生み出す必要がないので、無農薬で高品質のオリーブオイルが1200円で購入することができるのです。

昨年の7月からスタートした貊村。

現在の賛同者=株主は7300人を超え、1万人まで目前です。

命がイノチとして循環する社会。

「良質のオリーブオイルを安く日本の家庭に届け、子供たちの健康に寄与できますように」という愛に満ち溢れた想いからできた貊村のシステム「心身の健康」だけでなく、豊かな「生き方」も学ぶことができる素敵な考え方ですよね。

買い物は投票です。

こんな素敵な考え方に心ときめいてしまった方、安心安全なオリーブオイルを探していた方、是非 貊村のホームページをチェックしてみてください。

→  http://myakuson.co.jp/

次回は、 貊村のオリーブオイル「れなり」についてお話したいと思います。

こちらから→ オリーブオイル産業の実状と消費者の無関心さ

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本土佳代

レッチワース本土教室(学習塾)講師 元ICU看護師。

現在は、夫の経営する学習塾の小中学生講師。

レッチワース本土教室は、講師が子どもに教え込むような塾ではありません。

子どもたちの個々の能力を引き出すために対話を大切にしています。子どもを引っ張るのではなく「ファシリテーター」役として子どもが主体的に学習できるように促進、導くのが講師の役割。

その中で、学習面だけでなく、食事や生活面からも親や子どもたちが健やかに成長できるような提案もしています。

子どもの妊娠・出産を機に、古民家に移住し、できるだけシンプルでナチュラルなライフスタイルを目指して、家庭で実践できる自然療法やアロマ、クレイテラピー、ヨガなどを楽しんでいます。

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