豆乳ヨーグルトで作るイチゴのジェラート

学習面だけでなく、食事や生活面からも提案、自然派学習塾講師の本土佳代さんによる連載コラムです。

豆乳ヨーグルト

味噌やキムチ・糠漬けなどの発酵食品に並んで、我が家で活躍中の豆乳ヨーグルト。

牛乳から作られたヨーグルトには動物性乳酸菌、豆乳ヨーグルトや味噌、漬物には植物性乳酸菌が存在します。

動物性乳酸菌は、他の細菌と共存せず単独で生きる乳酸菌です。

そのため、食塩や熱、酸などに弱くほとんどが腸まで届かずに分解されてしまいます。

それに対し、植物性の乳酸菌は、他の細菌と共存する力があり、そのおかげで胆汁や胃酸などに簡単には分解されません。

また、動物性乳酸菌は食塩があると生息できないのですが、植物性乳酸菌は食塩濃度は高くても生息でき、乳酸菌の種類も動物性の10倍もあるそうです。

ですので、植物性乳酸菌は動物性乳酸菌より強く、しっかりと腸まで届き仕事をしてくれるわけです。

日本の調味料である味噌やしょうゆ、糠漬けなどの漬物は発酵食品の代表的格。

昔の人々は、これらに含まれる植物性乳酸菌で健康的に過ごしていたのでしょうね。このような理由から、日本人には、植物性乳酸菌の方がカラダに合っているような気がします。

我が家は豆乳ヨーグルトを作り始めて5年ほど。ずーっと、元種を種継ぎして作り続けています。

豆乳ヨーグルトを食べ初めてから、一番に感じたことは便通が良くなったこと。

そして、5年も続けられているのは美味しいから。お友達などにも紹介し、我が家の豆乳ヨーグルトはたくさんのご家庭に嫁入りさせてもらい、みなさんに喜んでもらっています。

やはり、お通じが良くなったという感想をよくいただきます。

ヨーグルトにシナモンとローハニーをトッピングしたり、フルーツをトッピングしたり。

また、水切りしてビーガンチーズにしたりととってもヘルシーでアレンジもきく豆乳ヨーグルト。

今回は、この時期オススメの乳製品・砂糖不使用の「いちごのジェラート」のレシピをご紹介します。

「イチゴ」

イチゴはフルーツのなかでも特に農薬がたくさん使われています。できるだけ、無農薬や減農薬のものを選びたいですよね。

でも、なかなか入手するのは困難。そんなときは、5分程流水にさらし、その後5回ほどふり洗いしてください。

このとき、へたはぜったいに切り落とさないように。栄養素が一緒に流れ出してしまいます。

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「バナナ」

バナナもできるだけ無農薬のものを。我が家は、グリーンコープの無農薬バナナをよく使います。

そして、バナナはできれば栄養価がぐんとアップする「シュガースポット」という斑点が4~6割広がった「黒バナナ」を使いましょう。

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材料(作りやすい量)

下準備さえしておけば5分で完成するイチゴのジェラート♪ぜひ、旬のイチゴを使って作りましょう。

・バナナ   1本(100g前後)
・いちご    100~120g
・レモン汁   適量
・豆乳ヨーグルト  150g
・メープルシロップ   お好みで~大さじ1

1.食べたい前日に下準備をします。

バナナは適当な大きさに切ってジップロックにいれ、レモン汁をふりかけて冷凍する。きれいに洗ったイチゴも同様にジップロックにいれレモン汁をふりかけて冷凍する。

2.冷凍したバナナとイチゴをフードプロセッサーにいれて「ガーッ」とする。冷凍されて硬いので、しっかり押さえて回してください。

3.そこに豆乳ヨーグルトを入れて「ガーッ」とする。甘さは、メープルシロップで調節してください。

4.器にうつし出来立てをどうぞ♪

出来立ては、やわらかく口当たりもなめらかでとても美味しいです。もう少し固めで食べたい場合や、多めに作って余ったときは、容器に移し冷凍室に保存します。

固まるまで1、2時間おきにスプーンで混ぜてやると、よりジェラートに近い味わいになります。

また、イチゴ以外にもマンゴーやキウイ、パイナップル、いちじくなどでも楽しめます。その時期の旬のフルーツで楽しんでみてください。

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本土佳代

レッチワース本土教室(学習塾)講師 元ICU看護師。

現在は、夫の経営する学習塾の小中学生講師。

レッチワース本土教室は、講師が子どもに教え込むような塾ではありません。

子どもたちの個々の能力を引き出すために対話を大切にしています。子どもを引っ張るのではなく「ファシリテーター」役として子どもが主体的に学習できるように促進、導くのが講師の役割。

その中で、学習面だけでなく、食事や生活面からも親や子どもたちが健やかに成長できるような提案もしています。

子どもの妊娠・出産を機に、古民家に移住し、できるだけシンプルでナチュラルなライフスタイルを目指して、家庭で実践できる自然療法やアロマ、クレイテラピー、ヨガなどを楽しんでいます。

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