食物が人間をつくっている、お天道さまと共に「古事記」に登場する【おむすびの神様】

湘南は茅ヶ崎にて、潜在意識開華・メンタルブロック解消の腸心セラピーと、幸せを呼ぶ整体、妊婦さんや産前産後のケアを得意とする、心とカラダのケアサロン【ごえん】のサロンオーナー「稲谷(ジョニー)」さんによる連載コラムです。

令和【お天道さまと共に、これからの時代を生きる】

「人間が食物をつくっているのではなく、食物が人間をつくっている」

この事をどうか、忘れないで欲しいです。

先日、久しぶりに若杉ばあちゃんに会いに行ってきました。

僕の人生は、若杉ばあちゃんの1冊の本を、普段はほぼ行かないであろう本屋さんに、これまた何氣なく本屋さんの新刊の所で見つけた事から、今までの[食]に対する価値観、常識全てが変わった事から始まりました。


長生きしたけりゃ肉は食べるな

今から思えば、それも決して偶然では無く、必然の巡り会いだったと確信しています。

さぁー、今こそ目覚めよう。時代は令和になります。元号が変わると言う事は、時代が変わると言うことです。

若杉ばあちゃんも、会う度に

・間違いに氣付いて欲しいー

・日本が変わらないと!日本から世界は変わる。

・温故知新である事。

・食が変われば、世界は変わるんだよー

・昔の人を見てご覧よ

って、いつも言ってくれてます。

まさに、その通りだと僕は思います。

僕も、食養の事などを今まで養生ラボでも書いています。

肉は日本人には合わない、砂糖は血液や細胞を緩めるから、あかん、卵は一番善くない。

色々言っています‪ 確かに、事実なのです。

しかし実は…その中にある本質と言うか…大事なのはもっとこう、単純と言うか、当たり前の事だったりする。

そう、日本人として。時代が変わっても、いや、変わり行くからこそ今、大切に守っていく事が、または今一度氣付く事が必要なのではないか?!

日本最古の歴史書【古事記】

いきなりですが、皆さんは【古事記】を読んだことはありますか?

古事記は約1300年前に作られたとされている日本最古の歴史書です。

それは、日本人にとって、キリスト教徒にとっての『聖書』にあたる書物だといえます。

日本人にとって大事な書物である【古事記】、今は読んだことないという人の方が多いのが事実で、古事記を好んで読んでいると、ちょいとスピ系なの?!などと言われたりもするほど。‪

そうなってしまったことにはきちんと理由がある。

昭和20年、日本の敗戦で連合国の占領が始まり、混乱期の中マッカーサーが、パンとミルクを持ってやって来て、学校給食が始まり、「米を食べるとバカになる」「日本人は栄養がたりないから小さい」「味の素は頭が良くなる」など、ハチャメチャな事を教え込まれ、素直な日本人はカロリー栄養学を信じて今までやってきたのだが…果たして、どうなったのか。

一方、その裏で連合国の占領が進む中、【古事記】は科学的では無い、軍国主義を招いたとする有害書とされ日本から排除されていたのです。

簡単に言えば、これが今まで先祖代々伝えられてきた神話が、日本の教育から消えた理由です。

世界には多くの神話があります。

その多くの神話は、天地創造から始まっています。

それは古事記も同じ。

そこには、その民族の歴史や精神性などが色濃く反映されています。

因みに、諸外国は子供達に神話を教育に取り入れています。

【古事記】に登場する【おむすびの神様】

日本の古事記には、神々の時代の物語、日本というものが出来た成り立ち、初代神武天皇から第三十三代推古天皇の時代までの神話と歴史が記されています。

その中に記されている神様に【おむすびの神様】が出てきます。

知っていましたか?

必ず皆さん、1度は食べた事のある「おむすび」!

実は神様が元なんですよ。

それは【古事記】に登場する農業の神様である[神産巣日神(かみむすびのかみ)]という神様であり、神様が宿っていると考えられていた【米】を結ぶことで、霊力を取り込むという意味を持つことから「おむすび」になったと言われています。

また、三角の形状は山には神様がいると考えられてきた事から、その神様の力を授かる為に、米を山型にした事が初めだといわれています。

これ、若杉ばあちゃんがいつも言ってます。

日本は、瑞穂の国。お米には神が住んでいる。

昔の人はとにかく、米をくい込んでいたから、身体も精神も強かった。

それが今はどうか?お米は、大切な糠を剥がされ、白米という【粕】になり、挙句の果てには、お米よりパン食の方が多いとな。。。

確かに、カロリー栄養学で日本人も背は高くなり、顔は小さくなり、スタイルは良くなった。

しかし、その見返りとして、陰性が強くなり、骨はもろくなり、細胞は緩み、昔ではありもしなかった病氣が増え続け、精神性もよわくなり、生まれながらにしてアレルギーやアトピー、子供から生活習慣病…。

えらいことですよ。

減塩ブームなども手伝っている。

ある方が言っていた事にこんな言葉があります。

「その民族を滅ぼすには、先ずその歴史を抹殺し、次に別の歴史を作ってこれを神奉させることだ」

はい、日本神話…抹殺されました。

さらには、「12.13歳くらいまでに民族の神話を学ばなかった民族は、例外なく滅んでいる。」

どうでしょう、皆さんの周りの人は健康ですか?

天照大神は女性の神様で太陽神

また、【古事記】に登場してくる神様で、皇室の祖神である『天照大神』がいます。

天照大神は女性の神様で太陽神です。

実は、「お母さん」という言葉には、「太陽さん」という意味があるのです。

これだけみても、日本の女性は神話の時代から、太陽のような存在だった事がわかりますよね。

どうですか、あなたのお母さんは太陽みたいな存在ですか?

こういうと偏見があるかと思いますが実際今、日本には「ママを幸せにしたい」「ママを救いに来た」「ママの役に立ちたい!」と強く思い、やって来ている子供達が増えています。

これも、我々へのメッセージだと思いませんか。

以前、胎内記憶を持っている子に聞いたのですが、小さい子が、泣いたり、「ねーネー遊ぼう」と突然言ってくる時って、大抵ママが忙しい時、顔が怖いらしいですね。

子供達は、ママを笑顔にしたいと思って来ている訳だから、ママが家事や仕事でイライラしていたりすると、よし、ママを笑顔にする作戦開始!スイッチが入っちゃうらしく、ねーネー、ママ。少しで良いから一緒に遊んで笑って。って言っているそうです。

子供はちっちゃい神様です。

そう言えば、最近は宇宙時代になるとか、女性が生きやすい時代になるとか、女性性が…とか言うけど、僕的には、新しいと言うか、やっと日本らしく戻る。と言う感覚の方がしっくりくる。

だって元々、陰陽でみれば女性が陰なので、男性より強いのです。

昔はそうだった。女性の方が強く、生命を生み出す子宮=(子を宿す宮)を持つ存在として大切にされて来たのです。

男性は、その女性の描く世界を実現させる為に動いてきた。

女性は世界を創り、男性は世界を造る。

それがいい氣がするのだけどな。皆さんはどう思いますか?

若杉ばあちゃんがこれもよく言ってる事だけど、

「肉を食べていると、ニクらしくなる」

「お菓子をたべていると、オカシい子になる」

「野菜を食べているとヤサしくなる」

これは、ただのシャレではないと思いますよ。

『お天道さま』エネルギー【生命の源】の力

だって、日本人はいままでずっと、『お天道さま』という、目には見えないけれども、確かにあるエネルギー【生命の源】の力を信じて大切にしてきた。

僕も、昔おばあちゃんによく言われていた、「食物を粗末にするとお天道さまに申しわけない、目がつぶれるよ」

よく言われたなぁ~今でもはっきりと覚えています。

因みに、ここで言う【目】は=【心の目】のこと。

心の目を失うと、『ありがとう』の感謝の氣持ちがなくなり、人でなしになると言っているのです。

そして、『お天道さま』は太陽ではないです。

太陽や地球…全てのいのちあるものを育てた、もっと偉大な力のことを日本人は『お天道さま』と呼んでいました。

皆さんのご家庭では、「いただきます」「ごちそうさま」と感謝の氣持ちを捧げていますか?

お天道さまが輝いていますか?

僕が想うに、食養の根本はここに尽きると思っています。

食養を今世まで伝えてきてくださってきた、安藤昌益も、石塚左玄も、桜沢如一も、そして若杉ばあちゃんも。

想いは同じ、シンプルなんだ。

それをもっと分かりやすく、感じやすくする為に桜沢如一さんが陰陽を入れたんだと思うんだ。

陰陽は世界創造、男と女、神と悪、天と地、そして食べ物、全てにも存在するのだから。。

だから、食養を始めたいと思っている人も、何かを変えたい人も、出来る事から始めてみてください。

例えば、「ありがとう、ありがとう、ありがとう」の回数を増やしてみよう。

他には、「この商品にはお天道さまは輝いているか?」と考えてみよう。

「人間が食物をつくっているのではなく、食物が人間をつくっている」始めに書いたが、この言葉を忘れないでください。

そこに、1つ加えます。

「人間が食物をつくっているのではなく、食物が人間をつくっている、お天道さまと共に。。」

元号が平成から令和に変わり、新時代となり益々文明は進化するのは間違いない。

しかし今、日本人として取り戻さないといけないものも、きちんと病氣という氣に現れたり、
胎内記憶を通じて、氣持ちという氣に現れたり教えてくれている。大切なこと。

さぁ、今こそ目覚めようー。

そして、次の世代、そのまた次の世代へと伝えたいものを伝えて行きましょう。

今回も最後まで読んで頂きありがとうございます。

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稲谷 洋二(ジョニー)

・腸心セラピスト

・整体師

・妊産婦整体師

・バースカフェ認定ガイド

・食養陰陽家

・健康管理士

調理師料理人が祖母の病をきっかけに整体師を目指し、神奈川県茅ヶ崎にて、2007年にイナタ二健康整体を開業。以来、口コミを中心に人気を集める。

そして2017年、『love×Peace×Smile』をスローガンに東洋思想の整体をベースに、ボディケアから体質改善まで男性でも年配の方でも、み〜んなが安心して通えるからだに優しい自然派健康整体サロン『ごえん』を神奈川県茅ヶ崎にOPEN!!

また、NPO日本妊産婦整体協会の認定店ですので、婦人科整体・マタニティ整体・産後のケアを中心に、男性・女性、年齢関係なく心と身体をほぐす整体を得意としており、地域のクリニックからの紹介や、口コミで遠方からのお客様もいらしていただいております。

生理痛・生理不順・子宮病・不妊などの悩み。また、切迫早産・逆子・などの妊娠中の方。そして、産後の骨盤調整や乳腺炎・腱鞘炎・肩こり、腰痛、関節炎などお任せください。

食養のアドバイスやワーク、料理教室、そして、命の大切さと奇跡を本氣で感じ、分かち合うイベント「バースカフェ」‼︎を認定ガイドとして定期的に主催しております。また、バースカフェガイドとしてのご依頼も承っています!お気軽にお問い合わせください。

そして、2019年4月に新たなる挑戦として、セラピストの資格もとり、身体だけでなく心のケアも基本メニューに【腸心セラピー】を加え、心とカラダのクアサロン 『ごえん』と生まれ変わり、熱い想いでワクワク人生チャレンジ中!!

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