最近近くの普通のスーパーに、「栽培期間中、農薬不使用」という野菜のシリーズが売り出されるようになっていました。
今までこういった類の農薬不使用のものなど、(私の近所の)普通のスーパーに置かれていることはなかったためいい流れを感じました。
まだまだ種類はほんの少しでしたし、売り始めたばっかりだからか、馴染みがないようで残念ながらあんまり売れていないようで処分品で安くなっているコーナーに固まって置いてあったので・・・逆に私はありがたく買いましたww
もちろん完全に無農薬、無肥料の自然栽培の野菜が一番いいと思います。体にも環境にもいいことづくめなのは間違いありません。
もっと一般的に興味がない人でも知らず知らずのうちに買っているという感じで手が届くようになったらいいなと思いますね。
私自身は知り合いの方が作られている自然栽培のものを買う時もありますが、日常では、産地直送スーパーで地元の方が作られているものを買うことがほとんどです。
気をつけていることは旬のものをなるべく選ぶようにしています。
⇒ 【完全保存版】解毒作用を持つと言われている食べもの特集!
上の記事にも書いてあるように、私は「家庭で出来る農薬を落とす方法」を簡単でお金もかからないので取り入れてます。他にも様々な方法はあります。
先ほどの「栽培期間中、農薬不使用」という野菜のシリーズの中に、珍しい「大麦若葉」も売っていたので買ってみました。(売っているのを初めて見ました)
大麦若葉
「大麦若葉」といえば、皆さんも頭にすぐ浮かぶのはきっと「青汁」ですよね。
大麦若葉と聞くと、体にいいんだろうなという感じで食材としてそんなに身近ではないため私自身大麦若葉ってどんなものなのなのか、何にいいのか?知らなかったので調べてみました。
大麦若葉とは?
大麦若葉とは、文字通り「大麦の穂が出る前の若葉」のことです。
Wikipediaで見たところ、
オオムギ(大麦、学名 Hordeum vulgare)はイネ科の穀物。
主に二条オオムギ、四条オオムギ、六条オオムギ、ハダカムギ(裸オオムギ)、野生オオムギに分かれる(但し、四条オオムギ、野生オオムギについては品種ではなく亜種)と品種も様々です。
特に日本で生産されるのは二条オオムギ、六条オオムギ、ハダカムギが多いようですね。
大麦の用途は幅広く
①主食・・・日本では麦飯や麦とろ飯として親しまれている。私は押し麦を少し混ぜて麦がゆにして食べることもあります。
②飲み物・・・カフェインを含まず、ミネラルも補給できるため重宝されている麦茶! その他にもオオムギを原料とした麦芽飲料は世界各国でよく飲まれています。
③加工食品・・・麦味噌や麦チョコなどのお菓子の原料にも使われている。
④甘味料として水あめやシロップの原料(麦芽・・・ムギ類を発芽させたもの)
そして「オオムギ麦芽(モルト)」一番のメジャーどころといえば・・・
⑤ビールの醸造、モルト・ウイスキー(蒸留酒)や麦焼酎でしょう。
⑥しかしオオムギ消費の大きな部分を占めているのは、家畜の飼料やビールやウィスキーの醸造用となる。
⑦まだ私は試したことがないのでわかりませんが、本格麦焼酎「いいちこ」で有名な三和酒類が開発した”発酵大麦エキス”も美容や健康に効果があると言われているので注目ですね。
発酵大麦エキスとは・・・
麦焼酎「いいちこ」の醸造過程でつくられる「発酵大麦エキス」には、大麦のたんぱく質が麹菌の酵素で分解されたアミノ酸やペプチドが多く含まれるほか、大麦由来のオリゴ糖や大麦中の食物繊維が酵素分解されたオリゴ糖なども含まれています。
このほかにも焼酎蒸留中に自己消化した酵母エキス(核酸やアミノ酸)、焼酎麹菌が生産したクエン酸、ギャバ(γ―アミノ酪酸)などを含んでおり、内容物は多岐に渡ります。
また、赤ワインに含まれていることでも知られているポリフェノールが豊富に含まれています。『発酵大麦エキス』には単に大麦を食する以上の価値があります。
引用 発酵大麦エキスとは
このように大麦は私たちにとても身近な食材です。
今回の本題の大麦若葉は、さまざまに利用される前の若葉ということです。
若葉は前述のとおり、大麦若葉自体にそこまでクセがないため、青汁の主原料としてよく使用されています。
なぜ大麦若葉が青汁に使われるのか?
一般的に青汁といえば誰もが知ってる「健康にいい」代名詞のような立ち位置です。
大麦若葉が何が凄いのか?調べてみました。
ちなみに日本で大麦若葉に着目したのは萩原義秀医学博士という方なんだそうです。
荻原博士は、120報以上もの日本薬学会等での研究発表をしていらっしゃいます。
それだけ効果だとかを発見できる食材ということですよね、大麦若葉すごいですね。脱帽です。
大麦若葉の栄養成分
【大麦若葉の栄養素】
・ビタミンB2
・食物繊維
・ミネラル
・カルシウム
・鉄
・亜鉛
・カリウム
・マグネシウム
・β-カロテン
・SOD酵素
・ビタミンB1
・ビタミンCなど。
種類も豊富で、バランスもいいと高評価の大麦若葉です。 では、大麦若葉にはどのような効果があるのでしょうか。
大麦若葉の効能
ビタミン、ミネラルもバランスよく補給できるといわれています。
あまり聞いたことがないSOD酵素とは、スーパー・オキサイド・ディスムスターゼ(super oxide dismutase)の略で、直訳すると「活性酸素を除去する酵素」という意味なんですね。
酵素については色々意見があるのでこちらをどうぞ→ 酵素は口から摂取は意味がない?「酵素」の本来の働き
この他にも 前述した日本で大麦若葉に着目した萩原義秀医学博士による研究発表などには高血圧の予防、血中コレステロールを下げる、総合的な健康維持・増進、便秘解消などが言われています。
研究発表はこちらから→ http://www.jpd.gr.jp/research/
あと葉酸も含むので妊婦さんにもいいですね。
大麦若葉の青汁にもカフェインが含まれているものがあるそうで、 とは言っても、微量で、入っていないものが一般的には多いと言われていますが、 市販のものを買う場合で気になる方は、買う前に調べてみてください。
大麦若葉は味にクセも少ないので、食べやすいですし、青汁として飲むのもとてもいいです。
便秘解消にいいとありましたが、実際私も大麦若葉を食べた次の日効果てき面でした。
珍しく2,3日便秘ぎみになってしまっていたんですが、大麦若葉を食べたり、青汁にして飲んでみたら翌日スルッと出てくれました。
大麦若葉だけのおかげとはっきり断言するのは難しいですが。それ以外は普段通りだったので今回は大麦若葉のおかげと思うのが正解かなと思いました。
【大麦若葉の簡単レシピ】【ベストな組み合わせの青汁レシピ】は後程公開します。
あと、ちょっと間違えやすいのが、こちらもスーパーフードと評判の「ウィートグラス」というのがあります。
この「ウィートグラス」とは、日本なら小麦若葉のことです。大麦若葉ではなく、小麦若葉なんだそうです。
ウィートグラスジュースには、ビタミンA、B、C、E及びK、さらに、カルシウム、リン、マグネシウム、ナトリウム、カリウムなどのすべての必須ミネラルがバランスよく豊富に含まれています。
また、血液中のヘモグロビンと似た構造を持ち造血作用に優れたクロロフィルや食べた物の消化や代謝を助けダイエットにも効果がある酵素をたくさん含んでいる事も大きな特徴です。
小麦若葉も味にクセがないそうなので、ほとんどスーパーで見かけないと思いますが機会があればぜひ試してみたいです。
どんな食材もそうですが、どれだけ健康にいいと言われていてもメリットもあればデメリットもあります。
さらにいいものだからと言って大量に摂取すれば害になります。ご自身に合うように、適量にしましょう。
大麦若葉(青汁)を控えたほうがいい人
・ワーファリンなど抗血液凝固剤を服用されている方
・腎臓の悪い方
・糖尿病の治療を受けている方など
心配な方は、かかりつけの医師や専門家の方にご相談することをお勧めします。
【自分で栽培する】
私は豆苗などはやったことがあるのですが、大麦若葉はまだ実際にやったことがありませんが、「大麦若葉」も自分で栽培する方法もあるようです。
育て方はごく簡単で、豆苗やもやしなどと同じように栽培できるようです。興味を持たれた方はぜひ挑戦してみるのも楽しいかもしれませんね。
【関連記事】
【大麦若葉についての参考サイト】
http://www.jpd.gr.jp/aojiru/wakaba.html
https://aojiru.info/oomugi/oomugi-wakaba.html
養生ラボ(YOUJOーLabo)創設者。
愛知県生まれ。たまに美容師。断食でアレルギーも完治、脱ステロイド、断薬達成。
楽しく生きるをモットーに、断食や養生法も取り入れシンプルライフスタイルを目指す。