ゴマはすごい!万能パワーまとめ

ゴマは大豆と並んで、かなりの滋養食品

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平安時代、丹波康頼によって記された現存する日本最古の医学書「医心方」は、

「ゴマは虚脱による病気の治療食である。ゴマは五臓の精気をおぎない、気力を満たし、肌をきれいにし、頭を良くし、骨や筋肉を丈夫にする。また、老化を防ぎ、視力を増し、飢えに強くし、寿命を延ばす。」

と書いてあり、ゴマを長寿が実現できる食品としている。

古代のアラビアやヨーロッパの言い伝えでは、「ゴマ一粒とラクダ1頭を交換した」とまで比喩されているくらいに重宝されていたみたいです。

ゴマに含まれる栄養素は主にアルギニンやオレイン酸やリノール酸、タンパク質やセサミン、鉄分、ナイアシンやビタミンB群、カルシウム、マグネシウム・鉄・リン・亜鉛など

食材100g当り

・カルシウム:1,200mg

・ビタミンB1:0.95mg

・食物繊維:3.1mg

・鉄分:9.6mg

・カリウム:400mg

・亜鉛:5.5mg

・マグネシウム:370mgなど

女性に不足しがちなカルシウムや鉄分もかなり含まれています。イライラしている人にとってもカルシウムは役立ちますよ。

牛乳飲むよりゴマの方がいいですね。(カルシウム100g中に1200mgは牛乳の12倍)

ただこれは100g当たりなので、ゴマを100gとるのは難しいですし、弊害もでてきます。(胃を悪くするなど)

そしてゴマには驚異の抗酸化作用もあるんです。

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ゴマ油は60℃の解放試験でも数十日たっても酸化しないというくらいの抗酸化機能。

ごまの抗酸化成分「ゴマリグナン」に最も多く含まれる物質がセサミン、その抗酸化機能によって動脈硬化の予防には最適なんです。

抗酸化作用により、ガンを予防し免疫機能を向上させる効能があるとも言われています。

ゴマ成分(セサミノール)は市販の「高脂血症」治療薬(プロブコール)より優れた抑制効果があるのもわかっています。

さらにラットの血圧に対するセサミンの降圧効果は200(mmHg)弱の高血圧がセサミン投与で155(mmHg)まで下がっているのです。

サントリー(株)健康科学研究所は、血圧が高めの方が4週間、毎日セサミン60mg摂取すると血圧低下の作用があると報告しています。

セサミン60mgはゴマ約大さじ2杯。

さらにさらに、ゴマはアルコール分解を促進するんです。

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抗酸化物質にはいくつか種類があるが、血液中で弱体化せずに肝臓に直接働きかけるのはセサミンくらいなんだそうです。

アルコール分解酵素に働きかけると同時に、活性酸素を除去してくれて肝臓自体の機能も高めてくれるのです。なので肝機能の改善にはセサミンが良いんです。

お酒を飲む時は、ゴマを食べましょう!

老化防止、動脈硬化防止、降圧効果、高脂血症、悪酔いを防ぐ、そしてガンまでも防いでくれるとまでされているゴマパワー。

ただ過剰摂取してはいけない栄養素もあるため一日の摂取量を考える必要があります。

1回25グラムとしても1日2回、計50グラムを限度にして食べるのがいいそうです。1日50グラム食べるとそれだけで必要なカルシウムが摂れるのです。

(限度なのでこれより少なくてもOK)

食べ過ぎると胃を悪くしてしまうそうで、1日100グラムくらい食べていた人で胃潰瘍になった人もいるそうなので・・・

こんなに食べる人もそうはいないでしょうが。

農薬の事も気になるところですが・・・

現在国内で消費されるごま原料は、99%以上を輸入に頼っているらしく、海外でのごま栽培は農薬を使わずに栽培するのが一般的らしいのですが、周辺の畑からの飛散などが原因でまれに農薬が検出されることがあるそうです。

国産で無農薬無肥料、有機などでやっているところもあるんですが、値段が普通に売っているゴマのだいたい2~5倍くらいします。

僕らはそこまで気にぜずにスーパーなどで買ったものを食べています。コスパもやっぱり大事です。

気にするところは気にして、出せるのであれば断食の排毒を有効に使いましょう。

断食をすればデトックスモードに入るのは間違いない

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