三州三河みりん昔ながらの伝統的な製法で造られた本物の調味料
まだ1日1~2食をやりはじめて少しくらい経った去年の夏くらいに、たまたま近くの図書館で借りた本があったんですが、その本にここの角谷文治郎商店のみりんが紹介されており、
よく見ると住所が愛知県、とビックリしてちょうど食の改善もしていたので、調味料も添加物を使わずに作っているものを買いたいと思っていたので買いに行きました。
この本を書いているのがマドンナのプライベートシェフとして知られる西邨マユミさんなんですが、実は1956年愛知県篠島生まれなんですね。(篠島は愛知県の三河湾に浮かぶ離島)
そしてこの本に角谷文治郎商店のみりんが特集されております。
本来の「みりん」の原料は、もち米、米麹、本格焼酎のみ。
蒸したもち米と米麹を焼酎といっしょに仕込み、搾って、長期間の醸造熟成を経た後に、みりんになります。
もち米のおいしさを、醸造という日本伝統の技で引き出したのがみりんなのです。
醸造元の「角谷文治郎商店」
何がすごいって「米一升、みりん一升」代々三河地方に伝わる伝統的なみりんの醸造法なのです。
「もち米」「米こうじ」「米焼ちゅう」のみ砂糖やら何やら一切合切使ってない調味料なんです。
よくスーパーで売っている「みりん風調味料」などはいろんな添加物が満載で、熟成もされてなくて水あめやブドウ糖果糖液糖またはデンプン質の糖化液にグルタミンソーダを中心とする化学調味料やアミノ酸液香料等を混合して造られたりしているんです。
本みりんと書かれてあっても添加物が入ってる場合もあるみたい。
一般的な本みりん: 蒸したもち米と米麹にアルコールおよび水あめを加え、香味を調整して2~3か月で造ります。
とにかく「みりん風調味料」はかなり値段が安いから買ってしまう人も多いんじゃないですかね?
うちの実家も使っていたし、僕らも使ったことはあります。1Lで220円とかですからね。
それに比べて三州三河みりん余計なものが入っておらず醸造・熟成期間は2年がかりです。
こちらが
色も熟成されてるからなのかかなり濃いです。そして味も上品な甘さで料理に使うときでも味が濃いので少しでいいんだと妻が言っていました。
たしかに値段は 700ml/1020円 で高いと思うんですが、それだけの価値はまちがいなくあると思います。
みりんを煮切るとアルコールが飛んで甘いシロップみたいな感じになり、かなり使えます。ホントに甘くて(キレがある甘さ)ビックリする。
しかもみりんはGI値が15前後らしいんですが、、なので砂糖の代わりに代用すればかなりいいんじゃないでしょうか。 煮切りみりんはホントに甘いのにこんなにGI値も低いんだ、と思いますが。
「みりん風調味料」はブドウ糖果糖液糖とか使ってるんで論外ですが。僕らもよく煮切ってスイーツに使ったりしています。
海外ではお米のリキュールとも言われるほどで、確かにそのまま飲んでも普通にいけちゃいますね。
是非、一度本格みりんを試してみてください。
~追記~
この後に取材に行かせていただきました。その様子はこちらから↓↓
愛知県生まれ。以前メキシコで足つぼマッサージ師、動画(PV)制作などを経験。養生ラボでは、薬に頼らない生き方、体質改善の方法、実体験談を語っていきます。