私自身玄米にものすごく興味があり、発芽させてみたりだとか実験したり玄米について色々調べたり、研究していますが、分からないこともまだまだあり奥深いなーと思います。
玄米についてはこちらから↓
Q&Aコーナー
そこで今回玄米について興味深い質問を頂いたので養生ラボQ&Aコーナーで紹介させて頂きます。
(質問Q)
玄米について疑問に思うのですが。真空パックに成ってるのを結構見かけるのですが。これじゃ、玄米が窒息しないですかね?
植物ですから生きてるのだとしたら呼吸してるはずですよね。
どうなんでしょうか?
(A)
玄米は生きているから、浸水した時に発芽してくれますよね。
発芽した玄米↓
空気に触れたりすれば、劣化、酸化、乾燥してしまいます。
鮮度を保持すること、言い換えれば古米化を遅らせるためには、一つは、呼吸を出来るだけ少なくすることであり、もう一つは、酵素作用を抑制することが必要だそうです。
そこでしっかり玄米やお米を管理している農家さんたちの管理方法・・・
・温度管理が大事
お米は15度を超えると急に呼吸量が多くなるそうで、15度以下で保管することがベストなようです。(8~15度以下にて保管がベスト)
そして真空パックで酸素から隔離するのが一番いい保存方法だそうです。
家で玄米やお米を保存する際も、やはり密封できるタッパーなどを使い、冷蔵庫で保管したり、真空パックで保存するのが一番いいでしょうね。
私の場合は、真空パックなどはめんどくさいので、2リットルのペットボトルに詰め替え冷蔵庫で保管しています。
しかしそこで質問の真空パックだと窒息して死んでしまうんではないか?ってことですよね。
鮮度保存に最適と言われている真空パックで玄米が死んでしまうなんて・・・
私はそんなこと考えたことがなかったので、質問を頂いた時に「えっ?そうなの?」
って思い、早速色々調べてみました。
「真空パックされた玄米は発芽するのかどうなのか?」
結果‥‥
実験をされていた方のお話(4ヶ月程管理の元真空パックをした実験)だと何も問題もなく発芽したそうです。
ということで、真空パックで玄米は死んでいなかったことになりますね。
おもしろい実験ですよね、私も今度やってみようと思います。
しかしいくら真空パックされていても市販の発芽玄米はあまりよくない?と言われているので
無農薬の玄米を買い、冷蔵庫や真空パックで保存して、食べる時に浸水させ、自分で発芽させるのが一番ベストな玄米の食べ方(扱い方)だと私は思います。
なぜ市販の発芽玄米はあまり良くないのか?
その理由として「乾燥してる発芽玄米」は、もともとの玄米以上に「発芽抑制因子
分かりやすく言うと、せっかく一度水に浸してアブシジン酸を不活化したのに、わざわざそれから乾燥させてしまうと、種的にはまだ今発芽すべきじゃないと判断してしまうので、もう一度アブシジン酸を再活性化して増やしてしまうということのようです。
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養生ラボ(YOUJOーLabo)創設者。
愛知県生まれ。たまに美容師。断食でアレルギーも完治、脱ステロイド、断薬達成。
楽しく生きるをモットーに、断食や養生法も取り入れシンプルライフスタイルを目指す。