【完全保存版】本断食のやり方や回復食のルール

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本断食のやり方、断食方法の種類

本断食とは、内容的には一日断食を発展させ、3日や3日以上長期間続けてゆくものといえます。

※長い方では21日断食をされた方もいるそうです。

断食にはいろいろ種類があり、究極の本断食と言われているのは、水も飲まないという厳しい方法(無水断食)と言われていますが、修行の域だと思いますし、

水のみの断食は過酷や危険もありますのでおすすめではありません。

一般的に行なわれている本断食は、ミネラルファスティングや酵素ドリンク断食(経験ない)や青汁断食、すまし汁断食などです。

オススメは寒天断食です↓

寒天断食(オリジナルレシピ)公開
寒天断食のアレンジ 断食の中には色々やり方があり、水だけ飲んでいい水断食とか、果物ジュースだけ飲んでいい断食などなど。 寒天断食...

他にも色んな断食の種類がありますので、目的や体調・体質、その時の気分(カラダが求めている)に合わせて、

どのような方法が最も適切かを断食施設でされる場合は判断をしてもらい、3日以内の断食で自宅でやる場合はご自身で判断してやってみてください。

※聞いた話だと最近では水断食は過酷なのであまりやる人も減ってきているみたいです。

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三日断食(水断食)を初めてやった時の話

【回復食のやり方】

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断食明け(断食を終えた後)の食事ことを「回復食」と言います。

・一日断食したら、1日かけて普段の食事に戻していきます。

・三日断食なら、3日かけて徐々に普通食に戻していきます。

(回復食メニュー例)※実際に私たちがやっていたメニューです。

①断食後の最初の回復食(1日目 朝)は、重湯にします。

②(1日目 昼)は重湯と具なし味噌汁にしてあげる。まだ固形物は避けたほうがいいです。

③(1日目 夜)で、やっと半がゆと具なし味噌汁

④(2日目 朝)おかゆと具入り味噌汁、野菜スープ。少しずつ固形物を入れていきます。しかし消化のいいものを具材に入れてください。例えば豆腐など。私は寒天を溶かして入れたりします。

⑤(2日目 昼)おかゆ、具入り味噌汁(野菜スープ)、ちょっとした温野菜(蒸した野菜などをよく噛んでいただきます。)

⑥(2日目 夜)ご飯(好みでおかゆ)、具入り味噌汁、納豆やちょっとした煮物など。

⑦(3日目 朝)ご飯、具入り味噌汁や野菜スープ、ひじきやほうれん草などお浸しなど。

⑧(3日目 昼)そばでもご飯でも。野菜は多めに意識して摂ってあげる。

⑨(3日目 夜)ご飯、味噌汁、野菜料理、納豆など、煮物でも。

⑩回復食終了 通常食 3日目の回復食の間は、動物性は避けたほうがいいと言われているので避けています。通常食に戻ったとき、いわしなど焼いて食べました。

あくまでこれはメニュー例になります。こんな感じで、徐々に戻していくことを意識して回復食をすすめていただきたいです。

避けた方が良い食材

*動物性食品、動物性たんぱく質 (お肉、卵、魚、乳製品など。)

*小麦粉製品 (パン、クッキー、ケーキなど。)

*油物 (揚げ物全般、炒めものも)

*調味料 (マヨネーズ、ドレッシング、バターなど)

*スナック菓子、砂糖を使ったお菓子類 クッキー、まんじゅう、ケーキなど

*カフェインを含むコーヒー、紅茶、緑茶など。

私は純ココアは飲んでいます。

逆に 食べていいおすすめの食材は?

*重湯、お粥

*味噌汁、醤油、納豆

*漬け物、梅干など。

あとは

*野菜 (大根、ニンジン、カボチャ、玉ねぎ、小松菜、キャベツ、ほうれん草など。)

*海藻類 (ひじき、昆布、寒天、のり、ワカメなど。)

小腹が減ったらナッツ系やリンゴ、みかんなどの果物。

本断食後の【回復食(復食)のルール】

回復食のやり方も、基本的には一日断食と同じで、本断食と同じ日数をかけて、回復食を行ない、普通食に戻ってゆくのが原則です。

ですから、三日断食を行なったら、3日間回復食をして、それから普通食に戻していきます。

この回復食がうまくいくか、いかないかが本断食の成否を分けます。

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実際にこの回復食中に色んな症状が改善されたりする場合が多いので、せっかく断食をするのでれば回復食をきっちりすることを心したほうがいいと思います。

徐々に体を通常の生活に戻してゆくためにしっかりしたアフターケア―が必要です。

断食の反動で、お腹が減ったからと言ってガツガツとおなかいっぱいになるまで食べてしまう人もいます。

しかし、それではせっかくの断食の苦労も水の泡となってしまうし、胃腸を荒らしたり、肝臓がはれてしまい、よけい体を悪くすることもあるそうです。

そもそも意味が全くなくなってしまうそうです。

急にたくさん食べると胃腸に負担をかけることになるので危険です。

赤ちゃんは急に固形物は食べれないのと同じように、断食後の胃腸は赤ちゃんと同じ状態と考えてもらったら分かりやすいです。

今まで10のうち6吸収してたとしたら断食で飢餓状態になってる為「またいつ入ってくるかわからないから今吸収しなきゃ~」っと10のうち10も全力で吸収しようとしちゃうからという論理です。

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赤ちゃんに、例えばいきなり硬いせんべいや、普通のご飯、おかずは食べさせないですよね。

重湯から始まり、具なし味噌汁、お粥などのように、胃腸をびっくりさせないようにするのが断食明けの食事の原則ルールです。

※断食後に急にたくさん食べてしまい、腸捻転になり救急車に運ばれ緊急手術された方もいるとのことなので、絶対にしないでくださいね。

※回復食の間は、特に肉・魚といった動物性の食物、油、お砂糖の入ったお菓子(お饅頭・ケーキ・チョコレートなど)は、厳禁です。

これを破ってしまえば、胃腸が痛くなったり、肝臓が腫れてしまう場合もあるそうなので注意してください。

断食を体験したことがある人なら経験済みでしょうが「断食中以上に、回復食を守るのが難しい、辛い…」とよく言いますし、思います。

断食より回復食のが大事と言われてます。

前に断食の指導者の方に話を聞いたところ、この回復食中に忠告したにもかかわらずいきなり食べてしまい腸捻転になりそのまま救急車で運ばれたそうです。

救急車とまではいかないにしろ、そのような方は多いと言っていました。そのくらい回復食は断食において重要だと認識しています。

断食中には忘れられてた「食欲スイッチ」が回復食を食べ始めると「オン」になっちゃうので、食べたい欲求になってしまうんですよね…このご時世 周りに食べ物も溢れてますしね。

あとやはり回復食に入ると、食欲が異常に出てきます。これは正常な反応だそうです。

多少食べ過ぎるのも仕方ないかもしれませんが、上に述べたような、禁止の食物は食べないようにした方がいいです。

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【復食後の食生活】

断食を行なう目的は人それぞれありますがそのひとつは、普段の日常生活での食事を正してあげるためでもあると思います。

特に、過食しないようになること。断食を行なうと胃が小さくなるので、しっかり噛んで食べれば特に以前より少ない食事量でも断然満足できるようになります。

回復食後の日常の食事は、半日断食を行なえるのがベストだと思います。

半日断食とたまに一日断食を組みあわせて行なえば、宿便が排泄され、身体の調子も良くなり、悩んでいた困っていた体質や問題が改善されていくと思います。

最後にしっかり読んでいただきたいこと

くり返し強調させていただきますが、3日以上の断食(本断食)は危険な場合もありますので家庭ではなるべく行なわず、断食指導を実施している施設に泊まりこみ、専門家の指導のもとで行なった方が無難です。ご自身の判断でお願いします。

効果のほどは、もちろん個人差があります。断食すれば何でもかんでも治るという断食万能説というわけではないと私は思っています。

私は断食をして良くなりましたが、マッチングして改善される方もいれば、合わない方もいるかと思います。

無理して我慢するのであればストレスがたまってしまいます。

ストレスが一番よくないと思いますので、無理なくストレスなく楽しく、そして続けられるかを基準にしてご自身ができることを生活に取り入れてされることをオススメします。

【前回の記事】はこちらから↓

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