内臓を休ませる「リセット&デトックス」辛くない【フルーツ断食】

フルーツ断食

最近体重がリバウンドしてしまい、筋肉は前よりはあるものの、脂肪はまたかなり付いてしまい、体が重くなっています。

そこまで暴飲暴食しているわけではないのに、太ってしまうのは私の場合やはり筋肉が少ないため基礎代謝が悪いからでしょう。

あと運動量が少ないことも原因だと思います。

食事でいえば揚げ物などのメニューが良くないと分かっていてもたまにどーしても食べたくなってしまい、たまにが続くことも・・・(笑)それが太っている一因と自覚しています。

人生楽しむためにはやはり体が資本なので、健康体をつくるため無理なく出来ることをしていこうと思い。

日々のちょっとした運動は毎日してるのですが(毛管運動etc

食もたまには断食をということで。

久しぶりに断食をしました。

今回はフルーツ断食をしてみました。

フルーツ断食とは、、、

ムラキテルミさんの「たった3週間!体内大掃除ができる奇跡のフルーツ断食」を参考にしました。

とはいえ、本のように3週間はせず、たったの1日です。

いつか3週間フルーツ断食をやってみたい願望はあるのですが、今は1週間に1回のペースで1日断食及び2日断食ができたらいいなと考えています。

フルーツ断食のやり方

ムラキテルミさん流は、
①朝は、人参りんごジュース
②ランチは、フルーツジュース。もしくはフルーツを好きなだけ。
③夕飯も、フルーツジュース。もしくはフルーツを好きなだけ。

そして、1週間に1食を食べたいものを食べたいだけ食べる。
これを3週間やるというものです。

私流は、ただ1日食事はせず、フルーツに置き換えるだけです。
フルーツは好きなものを食べます。

例えばこのときは、(その時々フルーツの品は変わります)

①朝はバナナ1本

②10時くらい 細かくカットしたパイナップルを4キレくらい

③昼、バナナ1本(メープルシロップを少々)

④15時くらい りんご1/2

⑤夕方 みかん2個、スターフルーツ2キレ

  

⑥夜 黄色のスイカ 3キレ程、メロン半分弱など。

  

昼に焼き芋(半分程)やナッツを食べるときもあります。

焼き芋やナッツはフルーツではないですし、フルーツよりもちろん消化はかかりますが・・・食べたいので食べます。

ちなみにやきいもの胃内停滞時間(100g)は約3時間と言われています。

ナッツ・種子類も約2~3時間です。

食べ物を消化するのにかかる時間

一般的には、食べ物が口に入り、唾液と一緒に胃の中へ入り、その後胃から出て十二指腸に入り小腸におくられていきます。

小腸で吸収されなかった食べ物は、残った水分だけが吸収され、残りは大腸で大便となります。

食べ物はこのように全長約9mの消化管を通って移動するのに24〜72時間かかります。

時間に幅がある理由は、食べた物の種類や量、その他、性別、代謝の問題など様々な要因があるからですが、そのときの心理状態によっても、胃のはたらきは影響をうけます。

1980年代に行われたアメリカのメイヨークリニックの研究によると、平均して男性が33時間、女性が47時間ほど食べ物を消化するのに時間がかかったと報告されています。

1980年代に、メイヨークリニックの研究者は21人の健康な人の消化時間を測定しました。 食事から排泄までの通過時間の合計は平均53時間でした(ただし、この数字は実際よりもゆっくり過ぎて胃を通り抜けるので、この数字は少し誇張されています)。大腸(結腸)のみを通過する平均通過時間は40時間で、男性と女性の間には有意差がありました。男性が33時間、女性が47時間でした。

Mayo Clinicの研究:https://www.mayoclinic.org/digestive-system/expert-answers/faq-20058340

なぜ断食にフルーツを選んだかと言いますと、フルーツは消化が早く、たったの45分間で、【消化・吸収・排泄】されます。

こんな短時間で消化してくれるということは、内臓を休ませることができます。

以前の断食の記事でも書いていますが、「断食の目的」は、普段の食べ過ぎによって溜まってしまった体内の余分な栄養を取り除く、体の大掃除をし、人間が本来持っている能力を最大限に引き出してあげようということです。

詳しくはこちらから→断食とは・・・?

私達が食べることにより、いつもフル活動の内臓さんをたまにはいたわってあげることも大事だと思いますし、フルーツ断食だとフルーツを食べれるのでそこまでというか全然辛くありません。

何も食べない断食だと精神的にも辛いですし、身体的に不調になったりするのでお勧めしませんが、フルーツ断食は食べれるし、一日やっただけでも体も軽くなりかなりスッキリします。

フルーツの消化はなぜそんなにいいのか?

そもそもフルーツには炭水化物や天然糖が含まれます。

フルーツの炭水化物は、人間にとってとても有難いことに、「グルコース(ブドウ糖)」と「フルクトース(果糖)」は、消化をしなくても利用できる糖質の最小単位である単糖類です。

なのですでに消化された栄養素ということになります。

断食にはもってこいということです。

では、フルーツ以外の食材もせっかくなので、消化がどのがくらいの時間がかかるものなのかチェックしていきましょう。

引用:全国健康保険協会

上記の表以外にも以前「健康カプセル!ゲンキの時」で放送されていたものによると、

食物の胃での消化時間(100gあたり)

鶏肉は約3時間、バター(50g)には、何と12時間もかかったそうです。

ちなみにコーンの皮は、胃では消化せず腸に流れたとのことです。

ここで誤解してほしくないのは、消化の良い食べ物が体に良い食べ物というわけではありません。

(消化の良い・悪いはひとつの指標であり、消化のスピードが早いか遅いかを表す数値となります。)

断食の目的として消化の働きを抑え、極力内臓を休ませてあげるのが目的のため消化が良く心も満たされるため今回はフルーツを推しています。

フルーツは、人体に必要な糖分やカリウムやビタミンが豊富なものも多いですし、その時の旬の果物を食べるということは、栄養価が高く、なんといっても格別に美味しく感じます。

昔からの生活の知恵としても、例えば夏なら体を冷やしてくれるもの、逆に冬なら温めてくれるものといったように、人間の体にうまく働きかけてくれます。

さらに、旬の果物は、収穫量が多くなるため、市場にもたくさん出荷されるため、値段が安くなります。

また、慣行栽培だとしても農薬や化学肥料も旬の物だと少量で育てることができると言われているので、旬の物を買わない理由はないほどです。

もちろん自然栽培のものを選ぶのがベストですが、手に入らない場合やコストの関係もあります。

有機栽培のバナナなど他にも有機栽培のフルーツもスーパーでよく見かけるようになってきたので、買えるときは私も買いますが、基本旬の物なら近所の産直市場で購入します。

フルーツの値段は野菜に比べれば断然高いですよね。

分かりやすいようにだいたいですがこれくらいでできますよーというコストを出していきます。

フルーツ断食にかかるコスト

2人で2日間フルーツ断食をする設定での金額です。

まずバナナを2房で約300円、スイカ半分で約150円(旬のため激安)、メロン1玉約700円、リンゴ2個300円といった具合です。

2人で2日間の食事なので12食分で合計1450円です。

なので1食120円となります。

いかがでしょうか、1食120円と考えれば案外安いですよね。

フルーツだけで物足りない時は、焼き芋1本約200円やナッツ約300円をプラスするので合計は1950円になり、1食162円に値は上がりますが、料理する時間もなくなり、その分有意義に時間が使えるので集中したいときにはピッタリです。

私は焼き芋やナッツをプラスしますが、お好みですので他のフルーツを追加していただいてもいいと思います。

旬のものであれば、かなり安いのでさらに節約できますが、旬じゃなくてもその時に食べたいものであれば少し高くてもやむなしですね。

フルーツの食べ合わせ

好きなフルーツを食べると言いましたが、やはり消化にいい組み合わせがフルーツにもあるということを知っておきたいところです。

フルーツのことならフルータリアンだ!ということでフルータリアンについて説いているデイビット・クレイン博士

(David Klein, Ph.D., Hygienic Doctor, Naturorthopathic Doctor, HygioPhysician
Annette Davidsson, Digestive Health Counselor)の言う正しいフルーツの食べ合わせをご紹介します。

フルーツを生化学的の組成によって6つに分類します。

①アシッドフルーツ、②スイートフルーツ、③サブアシッドフルーツ、④でんぷん質・半でんぷん質のフルーツ、⑤メロン類、野菜に近いフルーツ、⑥脂肪の多いフルーツとなります。

①アシッドフルーツ:柑橘類(オレンジ、みかん、レモン、ライムなど)、サクランボ、桃、プラム、ネクタリン、マンゴ、ベリー類、キウイ、パイナップル、グアバ、パッションフルーツ、トマト)

*消化にかかる時間は約1時間。きゅうり以外の他のフルーツと一緒に食べない。

②スイートフルーツ:バナナ、デーツ、いちじく、ぶどう、柿、ドリアンなど

*消化にかかる時間は2~3時間。アシッドフルーツやメロン類と一緒に食べない。

③でんぷん質・半でんぷん質のフルーツ:ウリ科のフルーツ(かぼちゃやズッキーニ)

*消化にかかる時間は3~5時間。アシッドフルーツ、スイートフルーツ、サブアシッドフルーツやメロン類と一緒に食べない。

④メロン類:メロンやスイカ

*1時間もかからず消化される。きゅうり以外とは一緒に食べない。

⑤ノンスイートフルーツ:きゅうり、パプリカ

*1時間もかからず消化される。パプリカとメロンは良い組み合わせでないことを除き、どのような食べものと組み合わせてもよい。

⑥脂質の多いフルーツ:アボカド、オリーブ

*消化にかかる時間は6~12時間。葉物野菜や少量のアシッドフルーツと良い組み合わせである。

*メロン類を除くすべてのフルーツは、葉物野菜と良い組み合わせである。

www.FRUITARIAN.info

引用:上記のサイトを翻訳しているサイト→フルータリアンの定義

私は普段フルーツを食べるときは、1種類のみ単体で食べるようにしていましたが、フルーツ断食をするようになり、1種類ではやはりお口が寂しい、物足らない時もあるため食べ合わせも意識するようにしました。

あと大事なことは、フルーツだからと言ってささっと何も考えず食べないようにすることですね。

しっかり咀嚼して頂くことを意識していこうと私も努力しています。

フルーツ断食を提唱しているムラキテルミさんも著書に書かれていましたが、フルーツ断食をはじめて2週間を過ぎたころから、噛まないためか歯茎がゆるんできたように感じたそうです。(ムラキさんは固体ではなくジュースにして飲んでいたため)

それで「歯が抜け出したら大変!」と、朝も昼もフルーツのままよく噛んで食べるようにしたそうです。

噛む習慣に戻してから、歯茎の浮いたような感じは消えたとのことです。

良く噛むということがいかに大事かがよく分かります。

噛む事の大事さ【7つの驚きのメリット】についてはこちらをどうぞ。

意識してゆっくり良く噛むことで食べ物本来の味をより感じることがあると思います、フルーツもしっかり噛んで食べましょう。

「フルーツ断食」を週に1回かたまに2回やり始めて、1日やるだけでもとても爽快感があります。

体が軽くなり、疲れが少ないというのが率直な感想です。

あとは、やはり断食と言っても好きなフルーツを食べれるので精神的にも肉体的にも負担が少ないのがとても素晴らしいと思います。

おまけに料理もしなくていい(笑)

是非体が何か重いなとか疲れたなという時は、「フルーツ断食」を試してみるのもいいと思います。おすすめです。

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